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「Android 14」に生成AIで壁紙を作る機能など

 10月4日(日本時間)、提供が始まったAndroidの最新バージョン「Android 14」では、画面をより個性的にデザインする機能が利用できる。グーグルは同社公式ブログで、その特徴をあらためて紹介している。

 新しい時計の表示は、壁紙を楽しみつつ「At a Glance」スペースで必要な情報を受け取ることができるように設計されているという。天気の情報、旅行、フィットネスアクティビティ、Google Nestドアホンを鳴らした来客に関する通知などを見ることができる。

 カスタムクイックショートカット機能では、ロック画面から直接アクセスしたいものを設定することができる。たとえば、よく動画コンテンツを作成するユーザーの場合、ビデオカメラをショートカットとして設定しておけば、カメラアプリを開いたあとに手動でビデオモードに切り替える必要がなくなる。

 また、生成AIによる壁紙を利用できるようになった。プロンプトのセットリストから選択し、「19世紀の写実主義のスタイルで描いたビーチとロボットの絵」や「青や藍色の花でできた超現実的な宮殿」など、自分だけの壁紙を作成できるという。デザインフレームワーク「Material You」により、作成した壁紙にマッチするカラーパレットが自動でAndroidシステムに適用される。

 加えて、色を抑えたいユーザーに向けて、モノクロテーマも利用可能になっている。