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NTT島田社長、デュアルSIMバックアップサービスに「同じような時期で提供へ」「MVNOは次のフェーズ」

 NTT(持株)の島田 明代表取締役社長は、KDDIとソフトバンクが3月下旬以降に始めるデュアルSIMによるバックアップ回線サービスについて、開始時期やMVNOの位置づけについてコメントした。9日の決算会見の質疑応答でのこと。

 まずKDDIとソフトバンクとの協議については、話し合っていることは明らかにした上で、詳細は「お互いにあんまり話をしないことになっているので、コメントは控える」とした。

 提供時期は「同じようなタイミングで展開できると思っている」としつつ、「日程は定かではない、でき次第」と具体的な日程には触れなかった。

 料金水準は、KDDIとソフトバンクが「数百円」と示していることから、同じような水準になるとした。

 MVNOについては、「次のフェーズ」とした。島田社長は「大きなボリュームをお持ちの方とのバックアップが重要で、まずそこから始める。少なくとも3社のなかでの整理にフォーカスして、スペックをあわせなければいけない」と語り、「MVNOとのコラボは次のフェーズだと思う」とした。