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Twitterに長文添付機能、マスク氏がツイートで考え示す

 米国の実業家であるイーロン・マスク氏は、同氏の公式Twitterアカウントで、「Twitterは、ツイートに長文のテキストを添付する機能を近日中に追加する」と投稿した。マスク氏は10月、米ツイッター(Twitter)の買収を完了していた。

 マスク氏は当該の投稿で、「メモ帳のスクリーンショット(をツイートに添付する)という非合理的な行為を終わらせる」と続けている。現在、Twitterではひとつのツイートで投稿できる文字数に制限がある。

 米Twitterについては、イーロン・マスク氏による買収が4月に正式発表された。その後、取引の一時保留や撤回などを経て、10月に正式に買収が完了していた。

 買収後、マスク氏は「認証バッジ」制度の見直しを示唆するなど、Twitterに関して積極的な動きを見せている。

 同氏はTwitterの財政状況について、「活動家たちが広告主に圧力をかけ、収益が大幅に減少した」とツイート。大規模な人員削減(レイオフ)が実施されたことも報じられており、同氏は「Twitterの人員削減について、(Twitterが)一日あたり400万ドル以上の損失を出している以上、残念ながらほかに選択肢はない」と投稿していた。

 本稿執筆時点で、マスク氏のTwitterのプロフィールは「Twitterの苦情相談窓口のオペレーター(Twitter Complaint Hotline Operator)」となっている。また、アカウントの場所は「地獄(Hell)」となっており、同氏が変化をもたらそうとしているTwitterの現在の状況を表しているとみられる。