イーロン・マスク氏「Twitterの認証バッジは月8ドル」と示唆

　米国の実業家であるイーロン・マスク氏は、同氏の公式Twitterアカウントで、「Twitterの認証バッジは月8ドルになる」と投稿した。マスク氏は10月、米ツイッター（Twitter）の買収を完了していた。

　現在、Twitterで表示される青色の認証バッジは、著名人など影響力の大きいアカウントが本物であることを示すためのもの。所定の申請プロセスを経て、認証バッジが付与される。

　マスク氏は、現在の認証バッジに関する状況を身分制度になぞらえ、「認証バッジがあるかないかによる、現在のTwitterの領主・農民制度（lords & peasants system）はめちゃくちゃ（bullshit）だ。人々に力を！　Blue（有料機能のTwitter Blueのことと思われる）には月8ドルで」と投稿。

　同氏は当該ツイートに対するリプライで、「価格は国ごとに調整される」「長時間の動画・音声を投稿できるといった特典も用意する」などと投稿した。

　マスク氏は、31日（日本時間）、認証バッジの付与プロセスを見直し中とツイート。米国の一部報道では、有料機能の「Twitter Blue」（日本未提供）で支払えば、認証バッジを得られる仕組みが導入されるといったことが伝えられていた。

　米Twitterについては、イーロン・マスク氏による買収が4月に正式発表された。その後、取引の一時保留や撤回などを経て、10月に正式に買収が完了していた。