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イーロン・マスク氏がTwitter買収を撤回

 米国の実業家イーロン・マスク氏が、米Twitter(ツイッター)の買収を撤回することがわかった。米証券取引委員会(SEC)に提出された書類で判明した。

 マスク氏は、買収契約に含まれる条件として、Twitterのすべてのデータを求めてきた。これはスパムアカウントや偽アカウントに対する評価を行うためとされていたが、マスク氏側は「Twitterは情報を提供しなかったり、拒否したりした」としており、契約違反のため、買収合意を撤回することになった。

 一方のTwitterは、取締役会が、マスク氏と合意した価格と条件で取引を完了させるとの声明を発表。合併契約を執行するため、法的措置を取るとしており、デラウェア州裁判所での勝利を確信しているという。