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楽天モバイルが自社回線への切り替えを順次実施、今回は「地方にも拡大」

 楽天モバイルは、同社が利用しているKDDIのローミングのエリアについて、10月以降順次、自社回線(楽天回線)への切り替えを実施する。

 これまでは春と秋の年2回、ローミングエリアの切り替えが実施されてきた。今回も引き続き、47都道府県における一部地域で、切り替えが実施される。

 今回の切り替えについて同社は、「これまでの切り替えは都市部を中心に行っていたが、今回は地方にも広げて切り替えを行う」としている。また、観光地では、ユーザビリティの維持を目的として、あえて切り替えを行わないエリアもあるという。

 楽天モバイルのサービスエリアについては、11月中旬ごろにWebサイト上で更新される予定。同社は、10月以降に楽天モバイルで「(電波が)つながりづらい」などの事象が発生した場合、楽天モバイルコミュニケーションセンターへ問い合わせるよう案内している。なお、影響を受ける可能性があるエリアに居住中のユーザーに対しては、9月下旬ごろから案内を開始していた。

 自社エリアを最初から構築する楽天モバイルは、全国で利用できるよう、KDDIと提携し、楽天ユーザーが利用できるようにしている。