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Googleから新製品「Chromecast with Google TV (HD) 」22日発売、4980円

 グーグル(Google)は、ネット上のコンテンツをテレビで楽しめるようにするデバイス「Chromecast with Google TV (HD)」を発表した。22日よりGoogleストアや量販店、各通販サイトで購入できる。価格は4980円。

 これまで「Chromecast」シリーズは、日本で2014年に発売されて以来、3世代のChromecastと4K/HDR対応のChromecast Ultraがリリースされた。2020年には、「Chromecast with Google TV (4K)」 が登場しており、「Chromecast with Google TV」には、Chromecast機能に加え、アプリやサブスクリプションサービス、映画、番組などのコンテンツを包含するGoogle TVが搭載された。

 新たに発売される「Chromecast with Google TV (HD)」は、最大1080p HDRのストリーミングに対応し、ChromecastとGoogle TVの全機能が搭載される。

 Google TVでは、Netflix、YouTube、Google Playムービー、Google Playミュージックのほか、Disney+やApple TV+、Prime Videoなど40万本以上のアプリを選択できる。

コンパクトさを継承

 「Chromecast with Google TV (HD)」では、「Chromecast with Google TV (4K) 」と同じ薄型デザインを採用する。

 カラーバリエーションは、Snow の一色展開。日本を含む19カ国で提供が開始された。

主な機能

 先述した1080p HDRでのストリーミングのほか、各映像配信サービスアプリや、音声リモコンでの操作といった特徴に加えて、いくつかの特徴を備える。

 ひとつはユーザーごとのプロフィール設定。テレビを家族で利用するシーンにあわせ、自分だけのプロフィールを作成して利用できる。子供用のプロフィールを設定して、保護者が利用できるストリーミングサービスを選んだり、市町時間の上限や「おやすみ時間」を設定したりできる。

 スマートフォンやパソコンからGoogle検索で観たいコンテンツを見つけた場合、「みたいものリスト」へ追加しておけば、「Chromecast with Google TV (4K) 」で帰宅後のテレビでチェックできる。

 スマートホームの操作もサポートし、Google Nest Camの映像をテレビで観たり、照明やエアコンなどGoogle Homeにつながるデバイスを操作したりできる。

 マイク付きリモコンが付属するが、スマートフォンのGoogle HomeアプリやGoogle TVアプリから操作することもできる。たとえばコンテンツを探す際、スマホでテキストを入力するといったこともできる。