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グーグル、「Google TV」を発表

対応デバイス「Chromecast with Google TV」は国内発売へ

 米グーグルは、好みの映像ストリーミングサービスを手軽に利用できる「Google TV」を発表した。対応デバイスである「Chromecast with Google TV」は米国では本日から49.99ドルで発売される。今後、より多くの国で提供される予定で、時期は未定ながら日本での提供も予定されている。

 Google TVは、まず新しいChromecastで利用できる新機能。古いテレビでも、最新のテレビのように利用できる。最初の対応デバイスであるChromecast with Google TVに続き、今後はソニーや、ほかのAndroid TVのパートナーのテレビでも、2021年以降には利用できるようになる。また米国ではAndroid搭載のモバイルデバイス向けアプリ「Google Play ムービー& TV」でもGoogle TVが利用できるようになる。

 最新特徴のひとつはウォッチリスト。後で観たい映画、テレビ番組を外出先からスマートフォンでブックマークし、帰宅してからGoogle TVを使い、自宅のテレビで楽しめる。

 YouTube TVが統合されており、ライブイベントも楽しめる。またDVR機能や、Nest対応のカメラ、ドアホンの映像を確認することもできる。またGoogleフォトの写真を表示することもできる。海外ではクラウドゲーミング「Stadia」を2021年前半にもサポートする予定。

Chromecast with Google TV

 Google TVが利用できる最新のChromecast「Chromecast with Google TV」は、同梱のリモコンには、YouTubeボタンやNetflixボタンが用意され、Googleアシスタントボタンから音声で操作することもできる。

 Chromecast with Google TVは、HDMI端子でテレビに装着。最大4K HDR、最大60fpsのストリーミングをサポートし、Dolby Visionに準拠。DolbyのオーディオコンテンツのHDMIパススルーにも対応する。