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「iPhone 14」シリーズを買ったら、「LINE」のアカウントはどうやって移行する?

 本日16日に発売されたアップル(Apple)の「iPhone 14」シリーズ。発売と同時に手に入れる方も多いかもしれない。その際、コミュニケーションアプリ「LINE」のアカウントはどうやって引き継げばいいのだろうか?

 LINEの公式Twitterアカウントは、LINEのアカウントを新たな端末に移行する方法について、あらためて案内している。そこで本稿では、その内容をご紹介する。

事前に確認すべきこと

 今回ご紹介するのは、古い端末が手元にある場合の移行方法となる。LINEバージョン12.10.0以上で利用できる、QRコードを利用した「かんたん引き継ぎ」を使う方法だ。移行の前に、古い端末と新しい端末の両方で、LINEのアプリが最新版になっていることをチェックしよう。

 また、たとえば「iPhone 13」シリーズから「iPhone 14」シリーズへ移行する場合のように、同じOS間(iOS→iOS)の移行の場合は、すべてのトーク履歴を引き継げる。LINEアプリから「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」と進み、最新のバックアップを取っておこう。

具体的な手順

 準備が整ったらまず、新しく買った端末でLINEを起動しよう。その後、「ログイン」を選択する。

 続いて表示される画面で、「QRコードでログイン」を選択する。

 すると、「以前の端末のQRコードをスキャン」という画面が表示される。古い端末でLINEアプリを開き、「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」でQRコードを表示させ、新たな端末でスキャンする。

 先述の「トーク履歴のバックアップ」は、古い端末でQRコードを表示させたタイミングで済ませておく必要がある。

 新たな端末でQRコードを読み込むと、古い端末で本人確認が求められる。指紋認証やパターンなどのロック解除により、ユーザー自身が操作していることを確認するしくみとなっている。

 その後、トーク履歴の復元について確認する画面が表示され、同じOS間の移行でバックアップが完了している場合は履歴を復元できる。

 異なるOS間の移行や、バックアップが完了していない場合でも、一定期間のトーク履歴であれば復元できる。「トーク履歴を復元せずに続行」をタップすると、直近14日間の履歴が復元される。

iPhone同士の場合に利用できる「クイックスタート」

 なお、iPhone同士でアカウントを引き継ぐ場合は、アップルが提供している、iOSの「クイックスタート」が利用できる。この場合、トーク履歴のバックアップなどが不要になる。

 クイックスタートを使うと、LINEに限らずさまざまなアプリのデータを手軽に移行できる。詳細は本誌別記事でご紹介している。