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Twitter創設者のジャック・ドーシー氏がマスク氏のTwitter買収を歓迎、「ウォール街から取り戻すことが正しい第一歩」
2022年4月26日 12:08
米Twitter(ツイッター)は、同国の実業家イーロン・マスク氏によって同社が買収されることを発表した。Twitter創設者のジャック・ドーシー氏は、自身の公式アカウントで、この買収を歓迎するような一連のツイートを投稿した。
ドーシー氏はまず、音楽配信サービス「TIDAL(タイダル)」のリンクとして、英国のロックバンドであるRadiohead(レディオヘッド)の楽曲「Everything In Its Right Place」をコメントなしで投稿。楽曲のタイトルを訳すと、「あらゆるものが正しい場所に」となる。
— jack⚡️ (@jack)April 26, 2022
これに続いて「私はTwitterが大好きで、Twitterはグローバルな意識に最も近いもの」とツイートしたドーシー氏は、「私にとって大事なのはアイデアとサービスで、その両方を守るためなら何でもする。Twitterという会社は、私にとっての唯一の問題で、最大の後悔であり続けてきた。ウォール街と広告モデルに染まってしまったTwitterを取り戻すことが、正しい第一歩になる」と投稿。
The idea and service is all that matters to me, and I will do whatever it takes to protect both. Twitter as a company has always been my sole issue and my biggest regret. It has been owned by Wall Street and the ad model. Taking it back from Wall Street is the correct first step.
— jack⚡️ (@jack)April 26, 2022
同氏は続けて、「原則として、誰もTwitterを所有したり運営したりするべきではないと思う。会社ではなく、プロトコルレベルの公共財でありたい。しかし(実際は)会社であるという問題があり、それに対して、イーロンは私が信頼する唯一の解決策になる。“意識の光を広げる”という彼のミッションを信じている」とツイート。
そのうえで、「イーロンが掲げる“信頼される、包括的なプラットフォームを創る”という目標は正しい。これはパラガ(注:Twitter現CEOのパラガ・アグラワル氏)の目標でもあり、私が彼を選んだ理由。二人とも、会社を信じがたい状況から救ってくれてありがとう。これが正しい道……心からそう信じている」と続けた。
Elon’s goal of creating a platform that is “maximally trusted and broadly inclusive” is the right one. This is also@paraga’s goal, and why I chose him. Thank you both for getting the company out of an impossible situation. This is the right path...I believe it with all my heart.
— jack⚡️ (@jack)April 26, 2022
これら一連のツイートは、「Twitterがこれからも世の中のコミュニケーションにおいて役立つと思うと、とても嬉しい。世界中に、そして星々に!」という言葉で締めくくられている。
ドーシー氏に関しては、2021年末にTwitterのCEO退任が発表され、後任としてパラグ・アグラワル氏がCEOを務めている。