クアルコムとソニーがジョイントラボ、カメラ分野の開発を強化

　クアルコムは、カメラ分野においてソニーと協業することを発表した。クアルコムが1日（日本時間）に開催している「Snapdragon Tech Summit 2021」の中で明らかにされたもの。

　クアルコムとソニーの両者は、米サンディエゴにあるクアルコムの本社にジョイント（共同）ラボを設立。イメージセンサーに関するソニーの知見を活用しながら、次世代のカメラ技術の開発に取り組んでいく。

　ソニーはジョイントラボについて、「新しいカメラ機能をいち早くシステム提供できるよう、クアルコムと事前に接続検証やチューニングを行う。専用のセンサーを作る予定はない」とコメント。

　また、「クアルコムだけでなく、複数のAP（アプリケーション・プロセッサ）メーカーと分け隔てなく平等に接していく方針は不変」とした。

【2021/12/02 23:20】
　ソニーセミコンダクタソリューションズへの取材による情報を追記しました。