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シャオミ、「11T」「11T Pro」を国内で発売へ
2021年10月21日 15:00
シャオミは、Androidスマートフォン「Xiaomi 11T」「Xiaomi 11T Pro」を日本国内で発売する。両機種とも、9月に欧州向けモデルとして発表されていた。
価格は、Xiaomi 11Tが5万4800円。Xiaomi 11T Proが6万9800円~となっている。どちらも、先行予約特典として台数限定の割引が用意されている。
国内向けの端末について
Xiaomi 11T/11T Proは、シャオミがフラッグシップモデルとして打ち出すAndroidスマートフォン。
国内向けに販売される端末に関しては、Xiaomi 11T Proがおサイフケータイ(FeliCa)に対応するが、Xiaomi 11Tは非対応。
どちらもNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアすべてに対応する。eSIMは非対応。
シャオミの直販サイトのほか、MVNOや家電量販店でも取り扱われる。Xiaomi 11Tの価格は5万4800円。台数限定で4万9800円で販売される。
Xiaomi 11T Proの価格は、8GB+128GBモデルが6万9800円、8GB+256GBモデルが7万9800円。台数限定で、それぞれ5000円引きの6万4800円、7万4800円で販売される。
”シネマ品質“の撮影性能
「11T」シリーズは、欧州向けに発表された際に「CINEMAGIC(魔法のような映像体験)」というテーマもあわせて発表された。動画撮影においてさまざまな機能が利用でき、ユーザーの映像体験を豊かなものにする。
背面には、シャオミが「プログレードトリプルAIカメラ」とうたうアウトカメラを搭載する。構成はメイン、超広角、テレマクロで、メインカメラの画素数は1億800万画素。超広角カメラの画角は120度となっている。
Xiaomi 11T Proは、8Kの録画に加えてHDR10+の録画再生もサポートする。
チップセット
Xiaomi 11T Proは、チップセットにクアルコムの「Snapdragon 888 5G」を採用した。5nmプロセスで、画像処理プロセッサ(ISP)は「Spectra 580」。
Xiaomi 11Tは、チップセットとしてメディアテックの「Dimensity 1200-Ultra」を搭載する。6nmプロセスで、クロックスピードは最大3.0GHz。
ディスプレイやサウンド性能
「11T」シリーズは、どちらもフラットな6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載する。「Xiaomi Tシリーズ史上最高のディスプレイ」とされ、10億色超の表示や120Hzのリフレッシュレートをサポートする。
素材はコーニングの「Gorilla Glass Victus」を採用し、耐久性に優れる。
Xiaomi 11T Proのディスプレイは、ディスプレイの評価基準である「DisplayMate」の「A+」評価を獲得した。
Xiaomi 11T/11T Proはどちらもデュアルスピーカーを備えており、没入感のあるサウンドが実現する。
Xiaomi 11T Proのスピーカーには、オーディオブランド「Harman/Kardon」によるチューニングが施されている。
その他
Xiaomi 11T Proは120Wの「Xiaomi HyperCharge」に対応しており、わずか17分間でフル充電できる。Xiaomi 11Tは67Wの急速充電をサポートし、36分間でフル充電可能。
Xiaomi 11T Proに関しては、独TUV Rheinland(テュフ ラインランド)の急速充電システムの安全認証をパスしている。
Xiaomi 11T/11T Proには、2年間の無料保証が付帯する。また、購入日から6カ月以内であれば、割れたディスプレイを無料で一度だけ交換するサービスも受けられる。
3回のAndroidのメジャーバージョンアップと4年間のセキュリティアップデートが保証される。
カラーはメテオライトグレー、ムーンライトホワイト、セレスティアルブルーの3種類。