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シャオミが新スマホ「11T」シリーズ発表、国内向けツイートにはFeliCaマークも

 シャオミは15日(日本時間)、Androidスマートフォン「Xiaomi 11T」「Xiaomi 11T Pro」を発表した。まずは欧州向けの価格が発表され、11Tは499ユーロ(約6万5000円)から、11T Proは649ユーロ(約8万4000円)からとなっている。具体的な発売日は発表されていない。

 発表会終了にあわせ、シャオミ日本法人の公式Twitterアカウントは、「日本で発売予定Xiaomi新製品が公開!」として、「Xiaomi 11T Pro」「Xiaomi 11T」と同時に発表されたタブレット「Xiaomi Pad 5」のいずれが最もほしいかユーザーに問いかけるツイートを投稿。

 そのツイートに添えられた11Tシリーズの写真を見ると、FeliCaマークが確認でき、おサイフケータイへ対応する可能性が示されている。

撮影性能

 「CINEMAGIC(魔法のような映像体験)」をテーマとした11Tシリーズのセールスポイントのひとつは、その撮影性能にある。

 動画撮影においては、特殊効果「マジックズーム(Magic Zoom)」や、テレマクロレンズで動画を撮影できる「マクロスコープ(Macroscope)」、被写体周辺の音を増幅させる「オーディオズーム(Audio Zoom)」など、多彩な機能が利用できる。

 11Tシリーズはともに、背面にトリプルカメラを備えている。構成は、1億800万画素の広角カメラ(F値1.75)、800万画素の超広角カメラ(F値2.2)、500万画素のテレマクロカメラ(F値2.4)。

チップセット

 11T Proは、チップセットとして「Qualcomm Snapdragon 888」を搭載している。

 11Tは、「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」を採用した。

ディスプレイ

 11Tシリーズは、ともにフラットな6.67インチのAMOLEDディスプレイを備える。画面表示は、10億色以上に対応している。

 また、120Hzリフレッシュレートをサポートし、タッチサンプリングレートは480Hzに対応する。

 そのほか、「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しており、耐久性に優れている。

スピーカー

 11Tシリーズは、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーを搭載している。スピーカーの位置が改善され、スマートフォンを横に持った場合でも音を遮ることなく楽しめるようになった。

 また、11T Proのデュアルスピーカーは、harman/kardonによってチューニングされたものとなっている。

バッテリー性能

 11T Proは、120Wで充電できる「Xiaomi HyperCharge」に対応している。大容量の5000mAhバッテリーを備えているが、フル充電にかかる時間はわずか17分だという。

 また、120Wの急速充電器が同梱され、ノートパソコンの充電などにも使用できる。

 11T Proと同じく5000mAhのバッテリーを搭載する11Tは、67Wの急速充電に対応している。こちらは、36分でフル充電可能となっている。

デザイン

 11Tシリーズの本体カラーは3種類。メテオライトグレー・ムーンライトホワイト・セレスティアルブルーをラインアップする。

価格

 11Tのメモリー・ストレージ構成は、8GB/128GB、8GB/256GBの2つ。欧州向けの価格は、それぞれ499ユーロ(約6万5000円)、549ユーロ(約7万1000円)。

 11T Proのメモリー・ストレージ構成は、8GB/128GB、8GB/256GB、12GB/256GBの3つ。欧州向けの価格は、それぞれ649ユーロ(約8万4000円)、699ユーロ(約9万円)、749ユーロ(約9万7000円)。

国内向けモデルはFeliCa対応か

 冒頭紹介したXiaomi Japan(@XiaomiJapan)による日本国内向けのツイートでは、11Tシリーズの端末背面にFeliCaマークが確認できる。