シャオミ「Mi 11 Lite 5G」発表会、ワン氏「最新スペックを適正価格で提供する」

シャオミ東アジア地区のゼネラルマネジャーSteven Wang氏

　シャオミ（Xiaomi）は、24日の発表会で5G対応スマートフォン「Mi 11 Lite 5G」や「Mi スマートバンド6」の発売などが発表された。「Mi 11 Lite 5G」は7月2日に4万3800円、「Mi スマートバンド6」は7月9日に5990円で発売される。

　発表会では同社東アジア地区のゼネラルマネジャーSteven Wang氏が登場。Wang氏は、昨今の半導体不足によるチップセットなどの価格が高騰しても、「シャオミは最新のチップセットを搭載し適正価格で販売している」旨を強調した。

　5G対応スマートフォン「Mi 11 Lite 5G」では、5nmチップセット「Qualcomm Snapdragon 780G」を採用しており、高性能低消費電力をアピールしたほか、冷却性能や最大33Wの急速充電機能、FeliCa搭載でおサイフケータイが利用できると説明した。

　また、4250mAhのバッテリーを搭載しながら、近年発売のスマートフォンでは特に薄い6.81mmの薄さや159gの軽量ボディを実現。ディスプレイは6.55インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは90Hz、タッチサンプリングレートは240Hz、DCI-P3や10bitカラー、HDR10＋に対応している。

　アウトカメラは、6400万画素のメインカメラ（F値1.79）と800万画素の超広角カメラ（F値2.2）、500万画素のマクロカメラの3眼構成。超広角カメラはソニーのセンサーを搭載し、119度の視野角で撮影できる。インカメラは2000万画素カメラを搭載する。

　RAWアルゴリズムで暗い場所でも明るく撮影できる「ナイトモード」を備えるほか、動画中の空を晴天に編集する「AI スカイスケ―ピング3.0」や、ホワイトバランスやフォーカスなどもカスタマイズできる「タイムラプス」、動画フィルター機能などにも対応。

　2000万画素のフロントカメラでは、AIが顔を自動で見分け肌色部分だけフィルターを掛けられる機能が利用できる。

カメラ機能

　本体カラーは、ミントグリーンとトリュフブラック、シトラスイエローをラインアップする。