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ソフトバンク、既存周波数での5G通信サービスを提供開始
2021年2月15日 11:52
ソフトバンクは、現在LTEで使用している既存周波数を利用した5G通信サービスを、2月15日から提供開始した。
新たに5Gで使用する周波数は700MHz帯と1.7GHz帯、3.4GHz帯、東京都と千葉県、愛知県の一部エリアから順次開始する。5G用に割り当てられた3.7GHz帯(Sub-6)と28GHz帯(ミリ波)と合計5つの周波数帯で5G通信サービスを提供する。
同社のエリアマップでは、5G通信サービスのエリアを「ミリ波(28GHz帯)」、「Sub-6(3.7GHz帯)」、「転用周波数(700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯)」の3種類に分類している。
既存の5G端末で“既存周波数を転用した5G通信サービス”を利用するには、順次提供されるソフトウェアアップデートを適用すれば利用できる。「Xperia 5 II」のソフトウェアアップデートは15日から提供しているほか、「AQUOS sense5G」は18日から提供される。また、「Google Pixel 4a (5G)」や「Google Pixel 5」などは4月以降、iPhone 12シリーズは順次対応予定としている。
機種名 | 3.7GHz帯 | 28GHz帯 | 700MHz帯 | 1.7GHz帯 | 3.4GHz帯 | 時期 |
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Xperia 5 II | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 2月15日 |
AQUOS sense5G | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 1月18日 |
AQUOS R5G | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 3月以降 |
LG V60 ThinQ 5G | ● | - | 〇 | 対応予定 | 〇 | 3月以降 |
AQUOS zero5G basic | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 4月以降順次 |
OPPO Reno3 5G | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 4月以降順次 |
Pocket WiFi 5G A004ZT | ● | ● | 〇 | 〇 | 〇 | 4月以降順次 |
Google Pixel 4a (5G) | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 4月以降順次 |
Google Pixel 5 | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 4月以降順次 |
Redmi Note 9T | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 4月以降順次 |
iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Max | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 順次対応予定 |
iPhone 12・iPhone 12 mini | ● | - | 〇 | 〇 | 〇 | 順次対応予定 |
既存周波数を活用することで、早期に広いエリアに5G通信を提供できる。ただし、ソフトバンクでは既存周波数の転用エリアでの通信速度は、4G LTEと同等の通信速度になると案内している。