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ソフトバンク、4Gの周波数帯を利用しつつ21年までに5Gカバー率9割を目指す
2019年8月5日 20:23
ソフトバンクは、8月5日に行った決算発表の中で、5Gのカバー率についての構想についてコメントした。
発表の中で、ソフトバンク代表取締役 副社長執行役員 兼 CTOの宮川潤一氏は、「2021年ころになると5G端末が出揃ってくる。それまでには現在4Gでサービスを展開している地域の9割は5Gの圏内にしたい」と語る。
ソフトバンクが5G用として獲得した周波数帯の3.8GHz帯は衛星干渉があり整備に多少の時間がかかるとした。また、28GHz帯については電波が飛びにくく、多数のアンテナを設置し小さなセルラーをたくさん作るという展開になるという。
既存の4Gで使っている8種類の電波をやりくりし、4Gの電波を5Gに載せ替える方法を取るという。5G基地局を新設する一方で既存の基地局を5Gに改造する作業を並行して行う。これにより、目標としている2021年5Gカバー率9割を目指すと宮川氏は語った。