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ドコモが今春「4G用電波→5G」転用スタート、24年3月にカバー率90%超

 NTTドコモは、2022年春より4G LTE向けの周波数を5Gサービスに転用し、5Gサービスエリア展開を加速する。

 ドコモはこれまで、5G専用の周波数である3.7GHz帯(n78)、4.5GHz帯(n79)、28GHz帯(n257)を用いた5Gサービスを提供してきた。ドコモは、これらの5G専用周波数によるサービスを「瞬速5G」とアピールしている。

 新たに4G LTE向けの周波数を5Gサービスで用い、5Gのサービスエリア展開を加速し、2024年3月までに人口カバー率90%以上を目指す。なお、4G周波数を利用した5Gの通信速度は4Gと同等になる。

 ドコモ広報によると、5G専用周波数による「瞬速5G」のエリアと、それ以外の周波数を使った5Gエリアについて、エリアマップ上でユーザーがわかるように情報を提供するという。