ドコモのコールセンター1カ所が運営停止、スタッフの新型コロナウイルス陽性反応で

　NTTドコモは、同社コールセンターで働く協力会社の社員1名が新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを確認したと発表した。そのスタッフが働く拠点は当面運営を停止することになったが、他のコールセンター拠点でカバーし、ユーザーへの影響はないという。

　同社によれば、2月28日にスタッフが発熱で欠勤、いったん熱が下がったため翌29日は出勤したものの、ふたたび発熱したことから3月1日以降は休み、3月11日夜に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応が出たという。その後、そのスタッフは感染症指定医療機関へ入院。濃厚接触者については、所管の保健所が調査中。

　保健所からの助言を受け、コールセンター内の消毒、除菌対策を実施している。同社内の新型コロナウイルス緊急対策本部では保健所と連携して対応している。