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基地局のバックホール回線を遠隔でStarlinkに、KDDIが機能検証を完了

 KDDIは、携帯電話基地局のバックアップ回線として準備したStarlinkのバックホール回線へ、遠隔で切り替える機能の検証を完了した。本検証結果を踏まえ、2026年度以降に重要な通信拠点・エリアにおける基地局の強靭化対策を進める。

 大規模地震などの災害により基地局までを接続する光ケーブルが切断された場合、これまでは被災した基地局に作業員が赴いて復旧作業を行う必要があり、道路の寸断などによって対応に時間を要するケースがあった。

 事前にStarlinkバックアップ回線を配備した基地局では今回、検証が完了した機能により、光ケーブルが切断されても現地へ駆けつけることなく、遠隔でバックホール回線をStarlinkに切り替えられる。これにより、迅速な基地局の復旧と通信環境の確保が見込める。

 また、通信エリアを迅速に復旧するため、Starlinkバックホール回線を利用した可搬型基地局や車載型基地局、船舶型基地局などの復旧機材を3月末までに拡充する。全国での配備数は合計で約330台となる。あわせて、波の揺れや風の影響を受けやすい船上でも安全に維持・運用できる「船舶搭載用 可搬型基地局」を新たに開発した。