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ドコモ、コロナウイルス感染により運営停止していたコールセンターを再開

 NTTドコモは、同社コールセンターで働く協力会社社員1名に、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを受け運営停止をしていたコールセンターを再開すると発表した。職場が主な感染スポットではなかったことや、社員全員の健康観察が終了したことから、準備が整い次第、運営を再開する。

 ドコモは12日、協力会社の社員1名に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たこと発表。コールセンターの運営停止が発表され、全従業員が自宅待機となった。その後、従業員の健康状態の確認、職場内の消毒・除菌対応が行われてきた。

 体調の優れない社員、保健所から指定された社員のPCR検査を実施し、60名実施のうち、最終的に10名が陽性反応となった。主な感染スポットは職場外での社員同士のプライベートな活動によるものだという。

 職場が主な感染スポットではないこと、社員全員の健康観察が終了したことから、準備が整い次第、運営を再開する。

 同社では、全てのコールセンター、拠点において、当初から実施していた備蓄マスクの配布などの取り組みに加え、毎日の健康状態の確認、時差勤務、出勤社員の制限による席間隔の拡大など、感染予防対策を強化していく。

 該当のコールセンターは、東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス 7Fに所在する「ドコモ あんしん遠隔サポートセンター」で、従業員数は約600名だという。