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クアルコム、7nmのPC向け「Snapdragon 8cx Compute Platform」発表

Snapdragon 8cx Compute Platform

 クアルコムは12月6日(現地時間)、ハワイ州マウイ島で開催している「Snapdragon Technology Summit 2018」で、7nmプロセスのPC向けプラットフォーム「Snapdragon 8cx Compute Platform」を発表した。

 同社は昨年の同イベントでSnapdragon 835を使いWindows 10を動作させる「Windows on Snapdragon」対応のPCを披露していたが、今回の発表はそれをさらに一歩前進させたものとなる。常時接続を前提に、これまでに無いPCの使い方を提案していく。

 CPUにKryo 495(オクタコア)、GPUにAdreno 680を使用し、メモリーインターフェイスを64bitから128bitに強化することでパフォーマンスを追求。カテゴリー20に対応したLTEモデムを搭載することで、下り最大2Gbpsでの通信が可能で、OSもSnapdragonで初めてWindows 10 Enterpriseに対応する。

 インターフェイスでは第2世代のUSB 3.1 over Type-Cと第3世代のPCI-Eをサポート。最大で2つの4K HDRモニターを接続可能で、充電もQuick Charge 4+に対応する。

 8cxのベンダー向け出荷はすでに始まっており、2019年第3四半期にも搭載PCが発売される見込み。