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ドコモが5Gで「高信頼」と低遅延を両立、屋外実験で成功

 NTTドコモは、第5世代通信方式(5G)で高信頼と低遅延を同時に実現する通信技術「URLLC」の実証実験をファーウェイと共同で行い、5Gの条件になっている信頼性と遅延速度の仕様を同時に満たすことに世界で初めて成功したと発表した。

 「URLLC」(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)は、3GPPとITU-Rが定める「5G」の条件で、具体的には、32バイト以上のパケットデータ量の99.999%以上の送信成功率と、無線区間1ミリ秒以下の遅延という仕様を同時に満たすことが必要になる。

 実験は、都心部の携帯電話の環境を想定した屋外環境にて行われ、5G端末を搭載した車両を走行させた状態と、静止させた状態の、それぞれで「URLLC」の条件を満たすことに成功した。

 技術的には、無線信号を繰り返し送信する「自動再送技術」や、「送受信アンテナダイバーシチ技術」、無線区間の遅延を抑える「伝送時間短縮技術」が組み合わされた。

 ドコモでは、高信頼性と低遅延により、将来の遠隔医療や自動運転などへの活用が期待されるとしている。

ドコモが5Gで「高信頼」と低遅延を両立、屋外実験で成功 基地局装置、8個のアンテナを搭載
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ドコモが5Gで「高信頼」と低遅延を両立、屋外実験で成功 端末装置を搭載する測定車、2個のアンテナを搭載
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ドコモが5Gで「高信頼」と低遅延を両立、屋外実験で成功 実験イメージ
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