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5Gと車・道路のセンサーでリアルタイムに交通状況を把握、ドコモと住友電工が実証実験
2017年10月19日 18:14
NTTドコモと住友電気工業(住友電工)は、第5世代通信方式(5G)と、車・道路などに搭載したセンサーを活用して、交通状況のリアルタイムな情報収集・解析を行う実証実験を開始した。結果は11月9日から日本科学未来館で開催されるイベントで発表される予定。
今回の実証実験は、住友電工 横浜製作所のテストコースに、ドコモの通信設備や自動車などを持ち込んで実施される。5Gを活用し、自動車や道路、建造物などに搭載されたセンサーから、走行中の自動車や歩行者、道路状況のデータを収集・解析することで、広範囲な交通状況をリアルタイムに把握する。
得られたデータは、自動車や歩行者に対する高度運転支援や歩行支援を行うための課題抽出や対策が検討される。