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KDDI、離島にマーケティングのノウハウを伝授する「しまものラボ」

鹿児島県喜界島で販売基礎講座を実施

(左から)喜界町のマスコットキャラクター「よろこびと」君、喜界町 副町長の嶺義久氏、喜界町商工会 会長の朝崎福利氏、NPO法人 離島経済新聞社 統括編集長の鯨本あつこ氏、KDDI 理事 九州総支社長の三井智氏

 KDDIは、鹿児島県喜界町、喜界町商工会、NPO法人離島経済新聞社の協力の下、離島の地域活性化を図る「しまものプロジェクト」の第2弾として、「しまものラボ」を開始する。

 同社では、プロジェクトの第1弾として、2015年12月より離島の特産品をau WALLET Marketで販売する「しまものマルシェ」に取り組んできた。今回の「しまものラボ」は、これに続くプロジェクト第2弾で、離島の事業者への教育サポートを通じて販売力の向上に繋げようというもの。

 「しまものラボ」の初回講座は、プロデューサー/ブランドコンサルタントの松田龍太郎氏や地域プロデューサー/コピーライターの江副直樹氏を講師に迎え、「自分の商品の『課題』と『売り』を探す」をテーマに全5回にわたって実施される。auスマートパスの商品モニターを活用するなどして自社の商品の魅力や課題を再認識し、販売拡大を目指す。

 auスマートパスを活用したマーケティング調査やKDDI社員による試食座談会などを行いながら商品のブラッシュアップを行いながら、au WALLET Marketの「しまものマルシェ」に出品するコース(受講料5万円)や、「しまものマルシェ」への出品を省略したコース(同3万円)、講座の見学のみのコース(1回1万円)の3つのコースが用意されている。

 全5回の講座に加え、タブレットを活用して商品の魅力を伝える動画を制作する方法を学ぶ動画制作講座もオプションとして用意されている。

喜界島の特産品