インタビュー
最新のiPhoneアクセサリーのトレンドについてUNiCASE錦糸町パルコ店で聞いてみた
2023年7月14日 06:00
最近はスマートフォン本体の価格が上昇傾向にあり、買い換えサイクルも長めにしたいところ。ジャケットケースなどのアクセサリー製品は、本体の傷を防ぐだけでなく、スマートフォン本体を買い換えるよりも気軽に見た目や使い勝手を変えられる、スマートフォンを長く使う上では有効な手段でもある。
そんなこともあり、とくにiPhoneはジャケットケースなどのアクセサリー製品市場が非常に大きく、さまざまな新製品が登場し続けている。今回はスマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」の錦糸町パルコ店で最新のアクセサリーの流行などについて聞いてみた。
デザイン・使い勝手が広がるショルダーストラップ付きのジャケットケース
引き続きショルダーストラップ付きケースは人気だが、その人気は広がり、UNiCASE店頭でもさまざまなメーカーのさまざまなデザインの製品が揃っている。ショルダーストラップというと女性向けな印象も強く、女性向けデザインの製品が多いが、男性でも使いやすいデザインの製品も増えている。
たとえばiFaceブランドのショルダーストラップ付きジャケットケースシリーズ「Hang and」は、アウトドアテイストもあるので男性でも使いやすいデザインだ。カメラまわりはレンズ部だけ穴が空いている構造なので、iPhone本体のカラーを隠すことができ、本体カラーに関係なくケースのカラーを選べる製品でもある。
高級志向の製品としては、Demiurvo(デミウルーボ)の製品が面白い。こちらはiPhoneジャケットケース製品としては3つのデザインを用意している。そのうち1つは背面にモコモコとした柔らかい膨らみがあり、見た目も面白いが、触り心地もユニークなものとなっている。
Demiurvoは小銭入れ付きのデザインもあるので、普段はキャッシュレスで財布を持ち歩かない人にはこちらが最適だ。ブラックの製品であれば男性でも使いやすいだろう。
Demiurvoはストラップも複数の種類があり、鋲付きのものや短いハンドストラップもある。利用シーンに合わせてストラップを交換するのも面白そうだ。
通常のジャケットケースにあるLightningポート穴を使ってストラップを吊るすホルダー製品も増えている。ホルダーとストラップがセットになっている製品がほとんどだが、ストラップのデザインが多彩で、UNiCASEで取り扱う製品の種類も増えている。こちらも以前は女性向けのイメージが強かったが、男性でも違和感がないデザインのものも増えている。
ホルダー本体はジャケットケース内に挟むので普通は外から見えず、デザインもシンプルなものが多い。しかし透明なジャケットケースで使うことを想定したデザイン付きの製品も登場している。ディズニーやミッフィー、スヌーピーといった版権デザインの製品もある。ジャケットケースは透明なものを使い、こうしたストラップホルダーを付け替えてデザインを楽しむのも面白い。
ショルダーストラップではないが、手首に装着するストラップ製品も登場している。要するにハンドストラップだが、ブレスレット型になっているのがユニークだ。スマートフォンを手に持ったまま歩くという人も少なくないと思うが、そうした人にちょうど良い製品だろう。こうしたブレスレット型ストラップはホルダーとセットになっているので、既存のケースと組み合わせて使える。利用シーンに応じてショルダーストラップと付け替えるのも良さそうだ。
モデル別では意外にもiPhone SE/8/7が強い
錦糸町パルコ店はファミリー層が多く、その傾向を反映してか、iPhone SE/8/7向けのケースがよく売れるという。そのため、同シリーズ向けの販売コーナーがもっと広く、製品も多数揃えられている。次によく売れるのはiPhone 14 ProやiPhone 14になるが、そちらも製品の種類は多い。ちなみにオンライン販売や店舗によってはiPhone 14 ProやiPhone 14の方がよく売れるとのことだ。
iPhone 13以前のモデル向けの製品も、販売は継続している。ちなみにiPhone 13シリーズはiPhone 14シリーズのケースを使えることがあるので、選択肢の幅は広めだったりする。逆にiPhone 14シリーズの方がカメラまわりが大きいので、iPhone 13シリーズのケースは使えない。
画面の大きなPro MaxやPlus、小さなminiは、標準サイズのiPhoneに比べると販売台数が少ないため、アクセサリー製品の扱いもやや小さくなるが、それでもPro Maxやminiのケース製品も販売されている。
最近はiPhoneの販売価格も高いので、なるべく長く使い続けたいところ。ジャケットケース製品は本体の傷を防げるだけでなく、見た目を変えられるので、iPhoneを長期利用する上ではジャケットケースを複数使うというのは有効だ。
UNiCASE店舗では従来から引き続きフィルム貼りサービスも実施している。一部のフィルム製品は、代金にサービス料金も含まれているので、安価にフィルムを貼れるのが特徴だ。やや古いモデルのフィルムも用意されているので、長く使って傷だらけになったフィルムは貼り替えしてもらうのもよいだろう。
アクセサリー製品ではApple Watchバンドも人気
UNiCASEの店舗では、Apple Watchのバンドと金具を取り付けてくれるサービスも実施されている。これはバンド製品の金具と革バンドの2つを好きなカラーで組み合わせられるというもの。Apple Watchのバンドは金具部分が本体カラーと合ってないと違和感が出てしまうので地味に嬉しいサービスだ。
Apple Watchのバンド製品も相変わらず人気があり、さまざまな製品が販売されている。革製のオシャレなものからナイロン製のアウトドアテイストのものなどデザインも多彩だ。また、マグネットで簡単に着脱できる革バンドなど、使いやすさでもいろいろなデザインのものが揃えられている。
バンドにつける飾りも販売されている。バンド自体は着け心地や耐久性を重視して選んでも、こうした飾りを追加することでオシャレにできるというわけだ。
UNiCASE店頭ではこうしたバンド製品についても、試着できるサンプルが置かれているので、実物を確認したい人は来店するのがオススメだ。
アクセサリー関連ではAirPods Proの充電ケースのジャケットケースもいくつか扱われている。充電ケースに傷が付くのを防ぐ役割がメインだが、ストラップホールもあるのでカバンの中で行方不明になるのを防いだりもできる。また、ゼロハリバートンとコラボしたデザインやキャラクターもののデザインもあるので、iPhoneケースやほかの小物類とデザインを合わせるのも良いだろう。