インタビュー

最新のiPhoneアクセサリーのトレンドについてUNiCASE錦糸町パルコ店で聞いてみた

 最近はスマートフォン本体の価格が上昇傾向にあり、買い換えサイクルも長めにしたいところ。ジャケットケースなどのアクセサリー製品は、本体の傷を防ぐだけでなく、スマートフォン本体を買い換えるよりも気軽に見た目や使い勝手を変えられる、スマートフォンを長く使う上では有効な手段でもある。

 そんなこともあり、とくにiPhoneはジャケットケースなどのアクセサリー製品市場が非常に大きく、さまざまな新製品が登場し続けている。今回はスマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」の錦糸町パルコ店で最新のアクセサリーの流行などについて聞いてみた。

デザイン・使い勝手が広がるショルダーストラップ付きのジャケットケース

ショルダーストラップだけでもさまざまなデザインの製品が販売されている

 引き続きショルダーストラップ付きケースは人気だが、その人気は広がり、UNiCASE店頭でもさまざまなメーカーのさまざまなデザインの製品が揃っている。ショルダーストラップというと女性向けな印象も強く、女性向けデザインの製品が多いが、男性でも使いやすいデザインの製品も増えている。

iFaceの「Hang and」シリーズ
クリアデザインもある。ストラップがかなりしっかりしている製品だ

 たとえばiFaceブランドのショルダーストラップ付きジャケットケースシリーズ「Hang and」は、アウトドアテイストもあるので男性でも使いやすいデザインだ。カメラまわりはレンズ部だけ穴が空いている構造なので、iPhone本体のカラーを隠すことができ、本体カラーに関係なくケースのカラーを選べる製品でもある。

Demiurvoのジャケットケース。UNiCASE店頭では対応モデルごとに在庫しているデザインやカラーが異なるので注意
背面がモコモコしたユニークなデザイン。フリップになっていて、中にカードホルダーがある

 高級志向の製品としては、Demiurvo(デミウルーボ)の製品が面白い。こちらはiPhoneジャケットケース製品としては3つのデザインを用意している。そのうち1つは背面にモコモコとした柔らかい膨らみがあり、見た目も面白いが、触り心地もユニークなものとなっている。

キャッシュレス非対応のお店で役に立つ小銭入れ付きデザイン

 Demiurvoは小銭入れ付きのデザインもあるので、普段はキャッシュレスで財布を持ち歩かない人にはこちらが最適だ。ブラックの製品であれば男性でも使いやすいだろう。

鋲付きデザインのショルダーストラップ

 Demiurvoはストラップも複数の種類があり、鋲付きのものや短いハンドストラップもある。利用シーンに合わせてストラップを交換するのも面白そうだ。

ショルダーストラップとホルダーのセット製品だけでも多数の種類が販売されている
ストラップホルダーの使用を前提としたジャケットケースも登場している

 通常のジャケットケースにあるLightningポート穴を使ってストラップを吊るすホルダー製品も増えている。ホルダーとストラップがセットになっている製品がほとんどだが、ストラップのデザインが多彩で、UNiCASEで取り扱う製品の種類も増えている。こちらも以前は女性向けのイメージが強かったが、男性でも違和感がないデザインのものも増えている。

ディズニーデザインのストラップホルダー
iFaceのストラップホルダー。こちらはシンプルなデザインだが、スマホリング的に使えるのも特徴

 ホルダー本体はジャケットケース内に挟むので普通は外から見えず、デザインもシンプルなものが多い。しかし透明なジャケットケースで使うことを想定したデザイン付きの製品も登場している。ディズニーやミッフィー、スヌーピーといった版権デザインの製品もある。ジャケットケースは透明なものを使い、こうしたストラップホルダーを付け替えてデザインを楽しむのも面白い。

ブレスレット型のハンドストラップ。iwaccaという製品で、ストラップホルダーが付いて980円とお安いのも特徴

 ショルダーストラップではないが、手首に装着するストラップ製品も登場している。要するにハンドストラップだが、ブレスレット型になっているのがユニークだ。スマートフォンを手に持ったまま歩くという人も少なくないと思うが、そうした人にちょうど良い製品だろう。こうしたブレスレット型ストラップはホルダーとセットになっているので、既存のケースと組み合わせて使える。利用シーンに応じてショルダーストラップと付け替えるのも良さそうだ。

モデル別では意外にもiPhone SE/8/7が強い

まだまだ売れてるiPhone SE/8/7向け販売コーナー

 錦糸町パルコ店はファミリー層が多く、その傾向を反映してか、iPhone SE/8/7向けのケースがよく売れるという。そのため、同シリーズ向けの販売コーナーがもっと広く、製品も多数揃えられている。次によく売れるのはiPhone 14 ProやiPhone 14になるが、そちらも製品の種類は多い。ちなみにオンライン販売や店舗によってはiPhone 14 ProやiPhone 14の方がよく売れるとのことだ。

iPhone 12シリーズの販売コーナーも残っている。2年目とかなのでまだまだ現役モデルでもある

 iPhone 13以前のモデル向けの製品も、販売は継続している。ちなみにiPhone 13シリーズはiPhone 14シリーズのケースを使えることがあるので、選択肢の幅は広めだったりする。逆にiPhone 14シリーズの方がカメラまわりが大きいので、iPhone 13シリーズのケースは使えない。

 画面の大きなPro MaxやPlus、小さなminiは、標準サイズのiPhoneに比べると販売台数が少ないため、アクセサリー製品の扱いもやや小さくなるが、それでもPro Maxやminiのケース製品も販売されている。

 最近はiPhoneの販売価格も高いので、なるべく長く使い続けたいところ。ジャケットケース製品は本体の傷を防げるだけでなく、見た目を変えられるので、iPhoneを長期利用する上ではジャケットケースを複数使うというのは有効だ。

モデルによってはフィルムの種類もけっこう多い

 UNiCASE店舗では従来から引き続きフィルム貼りサービスも実施している。一部のフィルム製品は、代金にサービス料金も含まれているので、安価にフィルムを貼れるのが特徴だ。やや古いモデルのフィルムも用意されているので、長く使って傷だらけになったフィルムは貼り替えしてもらうのもよいだろう。

アクセサリー製品ではApple Watchバンドも人気

バンドの金具取り付けサービス対応製品。MORELLATOとCASSISというブランドの製品

 UNiCASEの店舗では、Apple Watchのバンドと金具を取り付けてくれるサービスも実施されている。これはバンド製品の金具と革バンドの2つを好きなカラーで組み合わせられるというもの。Apple Watchのバンドは金具部分が本体カラーと合ってないと違和感が出てしまうので地味に嬉しいサービスだ。

NATOベルトっぽいアウトドアテイストのナイロンベルト

 Apple Watchのバンド製品も相変わらず人気があり、さまざまな製品が販売されている。革製のオシャレなものからナイロン製のアウトドアテイストのものなどデザインも多彩だ。また、マグネットで簡単に着脱できる革バンドなど、使いやすさでもいろいろなデザインのものが揃えられている。

バンドに取り付ける飾り製品

 バンドにつける飾りも販売されている。バンド自体は着け心地や耐久性を重視して選んでも、こうした飾りを追加することでオシャレにできるというわけだ。

店頭に置かれているサンプル。身につけるものなので、色や大きさ、手触りが確認できるのは嬉しいところ

 UNiCASE店頭ではこうしたバンド製品についても、試着できるサンプルが置かれているので、実物を確認したい人は来店するのがオススメだ。

ゼロハリバートンコラボのAirPods Proケース
ミッフィーデザインのAirPods Proケース

 アクセサリー関連ではAirPods Proの充電ケースのジャケットケースもいくつか扱われている。充電ケースに傷が付くのを防ぐ役割がメインだが、ストラップホールもあるのでカバンの中で行方不明になるのを防いだりもできる。また、ゼロハリバートンとコラボしたデザインやキャラクターもののデザインもあるので、iPhoneケースやほかの小物類とデザインを合わせるのも良いだろう。

UNiCASEの公式LINEアカウントをお友達登録すると500円OFFクーポンをプレゼント中(※初回限定、税込み3000円以上購入時のみ使用可)