【MWC Barcelona 2025 】
グーグルの「Gemini Live」、カメラで捉えた被写体をリアルタイムで認識して会話できる新機能
2025年3月4日 07:04
グーグルは、AIサービス「Gemini Live」で、スマートフォンのカメラで捉えた被写体をリアルタイムで認識し、ユーザーと会話できる新機能を追加する。
スペイン・バルセロナで3日に始まった展示会「MWC 25」会場で披露された。Gemini Liveは、グーグルのAIであるGeminiと会話できる機能で、今回は、カメラを立ち上げて、身の回りにあるものをGeminiが認識し、Gemini Liveというインターフェイスを通じて会話できる。
3日に披露されたデモストレーションは、陶芸の場面を模した場所で行われた。ユーザーが、最初に作陶しようとする壺を見せ、そのあとカラーリングのサンプルを見せる。その上で、たとえば「ミッドセンチュリーのモダンデザインにしたい。どの色がおすすめ?」と質問すると、「オリーブグリーンか、ダークブルーがいいですね。レトロな印象を与えてくれます」と理由を並べて「Gemini Live」が答えてくれる。
さらに「その2つの色を一緒に使ってもいい?」と聞けば、「良いと思います。クールな見た目で、ミッドセンチュリーでモダンな雰囲気です」と答え、「どちらの色が上部にしたほうがいい?」と問うと回答もしてくれるといった具合だ。近日、導入される見込み。