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ソフトバンクらが工事現場の「足場」資材を開発、軽く強い"ポリマテリアル”
2025年12月24日 14:58
「敷板」開発の背景
建設・工事現場や災害復旧現場では、足場を確保するために鉄製の敷板を使用することが多かった。しかし、敷板の運搬・設置・撤去には重機が必要で、作業効率の悪さや環境負荷が課題だった。
そこで、NEXTWAYは独自開発の新素材「ポリマテリアル」に着目。ソフトバンク協力のもと、高強度・軽量・耐候性・耐衝撃性を備えた敷板を開発した。ポリマテリアルを用いた敷板の開発は国内初となる。
鉄製の敷板を代替し、作業者の負担軽減や作業効率の向上、環境負荷の低減に貢献するという。
ポリマテリアル製敷板の特徴
新開発の敷板は1枚あたり21kg(1804mm×604mm×厚さ24mm)で、1枚あたり802kgの一般的な鉄製敷板(3048mm×1524mm×厚さ22mm)から圧倒的な軽量化を実現した。比重は鉄製敷板の約10分の1。
クレーンなどの重機が不要で1人でも容易に持ち運びできるため、作業時間を約半分に削減できるという。
また、「ポリマテリアル」は高い耐候性と耐衝撃性を備え、長期使用にも耐える構造。加えて、鉄製の敷板では困難だったカラーリングも可能となった。
NEXTWAYは、ソフトバンクの現場導入結果などをふまえて、建設・災害対応・イベント設営など多分野への展開を進めるという。
ソフトバンクは、新たな敷板の活用を推進し、作業員の負担軽減や作業効率の向上、環境負荷の低減を図り、持続可能な通信インフラの構築を目指すとしている。
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