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スマホでAIと会話できる「Gemini Live」が40以上の言語に対応へ

 グーグル(Google)は、生成AI「Gemini」を活用し、自然に人と会話するようにやりとりできる「Gemini Live」について、本日より数週間以内にAndroid版で40以上の言語に対応し、より多くの言語でチャットや会話型AIが利用できるようになることを明かした。

 日本国内や日本語環境でも「Gemini Live」が間もなく利用できる可能性があるが、今回のGoogleの発表には、日本語や日本向けの機能提供に関する具体的な情報は含まれていない。

 「Gemini Live」は、同じデバイスで最大2つの言語での会話をサポートする。将来的には、より多くの言語への対応を予定している。

 利用言語の変更方法は、Androidスマートフォンまたはタブレットで「Google」アプリを開き、画面右上のプロフィール画像を選択し、設定→Googleアシスタント→言語を選ぶと設定変更できる。

 「Gemini Live」では、自分のスキルや学位に適した仕事など、さまざまな話題について「Gemini」とブレインストーミングしたり、友人や家族のために誕生日パーティを主催することについて、チャットで相談したりできる。

他のアプリやサービスとの連携

 「Gemini」は、Gmail、Google マップ、YouTubeなど既存のアプリやサービスと連携も可能。今後数週間で、さまざまな言語やサービスと「Gemini」が接続できるようになる。

 たとえば、GeminiにGmailで送られてきたラザニアのレシピを探してもらい、Keepの買い物リストに材料を追加してもらう、コンサートのチラシを写真で撮影して、その日のスケジュールが空いているかをGeminiにたずね、チケット購入に関するリマインダーを設定できる。