本日の一品

縦横どちらでも使える変形クリップボード「シフテ」

 デスクやテーブルがない場所での書類の記入に用いられるクリップボードは業種を問わず欠かせない品だが、さまざまな書類を挟んでいると、クリップボードは縦向きなのに書類は横向きだったり、その逆だったり、といったことが頻繁に起こってくる。

 こうした場合に役立つのが、ナカバヤシが販売しているタテヨコ兼用クリップボード「シフテ」だ。

 この製品、見た目は一般的なクリップボードそのものなのだが、クリップを縦横どちらの向きにでも取り付けられる機構を備えている。これにより、記入する書類が縦であっても横であっても、自然な持ち方で利用できるというわけだ。

見た目は一般的なクリップボード。多色展開で、今回はリーフグリーン(QB-SFTA4-G)を購入した

 面白いのは構造で、クリップ部は背面のアームに取り付けられており、本体から完全に取り外さずに長辺と短辺を行き来できる。

 クリップを一旦取り外してから再び差し込む設計でも何ら差し支えなかったはずだが、意地でも分離させずに変形だけで完結させようとしているあたり、往年のアニメの変形ロボットのギミックのようでちょっとおもしろい。

 設計にあたってどんな試行錯誤があったかは分からないが、こだわりを感じるポイントだ。

短辺側からクリップ部を抜いたところ。アームでつながっており完全に分離するわけではない
そのまま半周させて長辺側へと移動させる
差し込めば横向きのクリップボードの完成だ。ありそうでなかった製品だ
背面はアームでつながっており完全分離できないのはこだわりのようだ

 一方でこの製品、一般的なクリップボードより薄手なため反りやすい上、肝心のクリップを本体に挟み込みづらかったりと、使い勝手の面では改良の余地がある。

 コストの削減のためにあまりこだわれなかったと見られ、事実、実売価格は600円台とギミックの割には安価なのだが、個人的には多少コストを上げてでも、市販のクリップボードと同等の強度を備えた製品も見てみたいと感じた。今後の進化も期待したいアイテムだ。

クリップ部のアップ。下部のスリットを本体に挟んで固定するが、あまり挿しやすいとは言えないのが玉に瑕
縦向きでの利用時。A4相当の書類に対応する
横向きでの利用時。最大30枚程度の用紙を挟み込める
発売元製品名販売価格
ナカハヤシシフテ(QB-SFTA4)687円