てっぱんアプリ!

「スマートニュース」に新機能、雨の季節にライブカメラ映像で災害対策を

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: スマートニュース
開発者: SmartNews, Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 13.0 以降Android OS
カテゴリ: ニュース

 注目のニュースがたくさん読めるアプリ「スマートニュース」。天気予報やお得なクーポンをゲットできるなど、次々に新しい機能が追加され、単なるニュースアプリに止まらない進化を続けているが、新たに全国各地にあるライブカメラの映像が見られるようになった。災害が増えるこれからの季節、ライブカメラで状況をチェックして防災につなげてみてはいかがだろうか。

あらゆるジャンルのニュースが閲覧できる「スマートニュース」

ライブカメラマップで現地の様子をリアルタイムに観察

 「スマートニュース」は、あらゆるジャンルのニュース媒体の記事を整理し、配信しているアプリ。Watchシリーズの記事も掲載されているテクノロジーをはじめ、エンタメ、スポーツ、グルメなど、カテゴリーごとにタブでページ分けされ、画面の左右スワイプで切り替えながら最新のニュースを閲覧していける。

 今回新たに加わったのは「ライブカメラマップ」という機能。画面下部にある「天気」ボタンをタップすると表示されるページに、天気予報に加えて現在地近くにあるライブカメラの映像サムネイルも表示され、選択するとリアルタイムの現地の様子を確認できるようになった。6月7日現在、iOSアプリは全ユーザーが利用でき、Androidアプリは一部ユーザーのみの対応。まだ利用できないユーザーはしばらく待つ必要がある。

テクノロジーのカテゴリーではWatchシリーズの記事も掲載
ケータイ Watchの記事ももちろんある
画面下部の「天気」をタップ
天気予報が表示されるページ内に、近くにあるライブカメラのサムネイルが表示されている

ライブカメラ映像と雨雲レーダーで防災意識を高められる

 天気ページからいったんライブカメラの映像を表示させると、画面上部に地図が表示され、下部では動画が再生される。地図上にはライブカメラがある場所がアイコンで示され、そのアイコンをタップするか、動画を左右スワイプして他のライブカメラ映像に切り替えていくこともできる。

 この地図画面は従来からある天気マップも兼ねており、ライブカメラの位置をアイコン表示しつつ雨雲レーダーの情報を重ねることも可能。そのため、たとえば強い雨が降り始めているときに、その地域にあるライブカメラの映像で現地の状況を確認する、といった使い方ができる。河川付近を映しているライブカメラをチェックすれば、河川氾濫の予兆を把握することもできるかもしれない。

 雨雲レーダーは数分~半日後の予測表示も可能なので、今後の降雨量の見込みと現在の映像から、危険が自分の身にも及ぶかもしれないと判断すれば、いち早く避難に向けて準備もできる。梅雨の季節には豪雨になることも珍しくない昨今、天気予報やニュースと同時に、ライブカメラも活用して防災意識を高めておきたいところだ。

画面上部に地図、下部にライブカメラ映像
地図を大きく表示してライブカメラを探せる
サムネイルをスワイプして他のライブカメラ映像に切り替えていくことが可能
河川付近のライブカメラ映像にすることで、氾濫の予兆を把握できるかも
地図では雨雲レーダーも表示でき、今後数分~半日後の降水量予測もわかる
警報・注意報が出ている地域を色分け表示。これらの情報とライブカメラを組み合わせて防災に役立てたい
ちなみに国内だけでなく世界中のライブカメラもチェックできる
なかには宇宙ステーションのライブカメラも