スタパ齋藤の「スタパブログ」

MySync PETAとOutlook

2008年10月16日 11:00

 auのカシオ製端末であるE03CAとかW62CAとかを購入したんですけど、買った直後、拙者がヤルことと言えば、MySync Bizを使ってのシンクロナイズだ。

 MySync Bizは、Microsoft Outlookとau電話をシンクロナイズできるWindows用ソフト。PDAやスマートフォンを使いがちな拙者はMicrosoft Outlook(←Outlook Expressとは違うPIMソフトだヨ)ユーザーだが、このOutlookの住所録や予定表をau製ケータイに移すにはMySync Bizがいちばん効率イイかナ、と。

 今回もMySync Bizを使ってサクッとシンクロ。買ったばかりのauケータイ2台に、俺の最新のアドレスやスケジュールを入れることができた。うーむ、手っ取り早くて便利なソフトですのう。

 てなコトで、この利便をエントリしようとして、久しぶりにMySyncシリーズのサイトを見てみたら……ニャ!! 知らない間にMySync PETAとかいうソフトが。

 このMySync PETA、なーんかMicrosoft Outlookのデータを、Windowsのデスクトップに付箋紙として表示できたりするらしい。また、デスクトップ上に新たな付箋を即座に作れて(デスクトップをダブルクリック)、これをOutlook上に追加できるらしい。

 てなわけで早速試用。最初、今後の予定がデスクトップ上にズラリと付箋表示されてビビったりしたが、少し設定をイジっていったら、あら便利!! な予感。デスクトップをダブルクリックし、仕事や予定やメモを作ると、間もなくそれらがOutlook上に反映された。

 すなわち!! デスクトップ=常用のOutlookの一部てな感じで使える!! 凄いかも!! こんなん初めてかも(拙者が知らなかっただけ!?)。

 でも、部分部分、ビミョーにクセとか複雑さがあるソフトっぽいので、もう少々使い込んでみたい。で、良かったらどっかでレポートしますネ!!

カシオソフトのMySync Biz。auケータイとOutlookを使っているビジネス系ユーザーの超強い味方なのだ。Outlookをより便利にしちゃうMySync PETA。体験版があり、30日間、フル機能を試用できる。試用中は設定なんかを変える度にこの画面が出たりしてウザいと言えばウザい……でもまあ、とりあえず無料で使えるんだしね。MySync PETAの設定画面。わりと細かいトコロまで動作のカスタマイズが行えるあたり、MySync Bizとよく似ている気がする。


拙宅猫とろ様は、眠いときは鼻先をペタッと触っ……あ!! とろ様!! オレンジ色の鼻に2個目のホクロができてませんか!? うーむ、鼻オレンジ2個ホクロくんめ。

VOCALOID2を買った……だけ

VOCALOID2を買った……だけ

2008年2月20日 11:00

 何かと話題のVOCALOID2。音符と歌詞(日本語)を入力すると歌を歌ってくれちまうソフトウェアですな。現在のところ『初音ミク』と『鏡音リン・レン』の2本がリリースされている。

 俺の場合、初音ミクは予約購入であり、鏡音リン・レンは発売直後にヨドバシで購入であり、しかもインプレス・ジャパンから『できる初音ミク&鏡音リン・レン』という書籍もいただいているのであり、エキップメントは万全!!

 なのだが、しかし、両ソフトとも全然使ってないのであった。今週末に使おう!! の繰り返しであり、結局使わないで迎えた週明けにネットで様々なVOCALOID2作品群を見て、あそこまでデキるのかぁ……じゃあ今週末に使おう!! の繰り返しであり、結局使わないで迎えた週明け(以下繰り返し)。てな感じ。

 ん~、なんでかナ? ていうかこれだけ人気のあるソフトだと、ある意味で耳年増になってしまって、使ったよーな気になっちゃうってのもありますな。しかし年内リリース予定のVOCALOID2(日本版)第三弾が出てくる前に使わなくちゃ!! そうだ今週末に使お(以下繰り返し?)。


クリプトン・フューチャー・メディアのVOCALOID2シリーズ。旧VOCALOIDシリーズ(←記事の下のほーをヒトツ)とは方向性が変わったのか、2本ともアニメ系のボイスなのであった。しかし歌唱力は旧バージョンよりずっと高まっているようだ。インプレス・ジャパンの『できる初音ミク&鏡音リン・レン』はVOCALOID2入門書。スゲく丁寧に解説されているので、VOCALOID2が初めての人でもすぐ、みっくみくにされることが可能である。


音が出るソフトを使うと絶対逃げちゃう拙宅猫。特にWindows VistaのHold 'Emというゲームの音だと超速攻で避難する。音が出ない時は画面の前に来たりする。Windows Vista Ultimateユーザーのみ、Windows Ultimate Extras 使えるカードゲームことHold 'Em。アニメーションもサウンドもニャカニャカ良い感じで楽しめるゲームなのだ。

Shadeでテクニカルイラストレーション!!

Shadeでテクニカルイラストレーション!!

2008年2月6日 11:00

Shade9で再度3Dグラフィックを学習開始の拙者。Shade10だと、オブジェクトをテクニカルイラストレーションにしちゃうレンダリング方法が使えるらしい!! ……なんか、CADソフト業界にも影響与えがちな新機能かも、とか思ったり。


 製品マニュアルのイラストとしてよく見られる、ハードウェア等の簡略化されてるけど立体的な線画。テクニカルイラストレーションと呼ばれるものだが、アレを作ってみたいと思っていた。

 で、どんなふーに作るのかな? と調べていたら、結局、CADソフトで作るのが良いらしい。3D CADソフトで直接作ったり、あるいはAdobe Illustratorを併用して仕上げたり。

 じゃあソレやってみよう!! と思ったが、けっこータイヘン。中にはIllustratorだけで作っちゃう方もあるようだが、これもタイヘンそーであった。もっとカンタンにデキないのかなぁ、と調べてみたが、結局、現状の拙者環境では、いちばんラクするパターンが、Shade9Illustrator CS3のライブペイント機能を使うやり方。

 Shade9でデータ作って、これを隠線表示状態でIllustratorに出力して(ていうか隠線処理した状態では出力できないっぽい)、隠線をIllustratorで塗りつぶす、と。なんか手間のかかる方法だが、でも、これがいちばんいいのか? 両ソフトとも持ってるし。

 じゃあShade9をちゃんと使えるようにならないとネと思ってShade9の再鍛錬っていうかリハビリをしていたら、ニャニャニャ!! ニャんとShade10登場!! そして、新機能としてテクニカルイラストレーションをラクに作れちゃうっぽい機能がッ!!

 Shade9とかにもあるトゥーンレンダリング機能なんですけど、これが強化されて、立体物の輪郭のみ、線の太さとかを調整しつつ描き出せるようになったらしい。

 ちなみに、サンプル画像としてこんなの見つけましたヨ。右上がテクニカルイラストレーション状態のレンダリングですな。オブジェクトがギャルでなくハードウェアになったと思っておくんニャさい。すると、説明書等でよく見るテクニカルイラストレーションに。

 ともあれ、すなわち、つまり、Shadeでハードウェアの3Dオブジェクトを作れば、そのままShade上でテクニカルイラストレーションにまで持って行ける予感!! ニャ!! これはアップグレードするしかニャい!! 

 でも、実は拙者、前述のような経緯で、2007年1月9日にShade9へとアップグレードしたばっかりなんですぅ!! 痛ッ!! 痛過ぎるのかーッ!! ……まあ、Shade10が出てくる時期っちゃぁそうなんですけどね。猪突猛進な思考だと、とかく損をしがちなのかも。

Shadeによる3D化が困難なほど毛がありまくりのとろ様。しかもシマシマ模様まである。バーチャル化はタイヘンそう。こっちは一見容易に3Dオブジェクト化できそうなグレーの猫ことうか様。でもやっぱり毛だらけ。とろ様もうか様も、Shade10の強まったヘアーサロン機能をもってしても太刀打ちできなさそうである。

Adobe Illustrator CS3

Adobe Illustrator CS3

2008年1月25日 11:00

 Adobe Creative Suite(CS)をCS3にアップグレードしたら、PhotoshopからIllustratorまで全部CS3になったわけだが、超久々にIllustratorを使ったら、なんか、ずいぶん、使いやすくなっていた。

 Illustratorは、イラスト描くためのソフトと思いがちだが、それはソレで合ってるんだが、通常は図版とか作るためのデザインソフトって感じ。ベクターグラフィックで線で描くためのツールってわけですな。

 で、拙者はIllustratorのベジェ曲線とかツール類とか、全体的にわかりにくくて苦手であった。が、CS3ではそういう印象があまりなく、スッと入って行けて、わりあいサクッと使えちまいました。

 これはIllustratorだけのことではないと思うが、ここ数年のAdobe製ソフト、日本語マニュアルが非常にマトモ化しているという印象だ。CS3とかは電子マニュアルだが、これもシッカリしている。

 以前のAdobe製ソフトのマニュアルって、書き方が微妙であった。例えば「最新のテクノロジーによりクリエイターの生産性を最大限に高める新しいツールとして……」的な冗長な文章が多かった。が、最近のマニュアルでは、「禁則処理を指定するためには、まず段落ウィンドウのタブをクリックして……」てな感じで、ダイレクトに結論へと向かう文章になっている。

 一昔前のAdobe製日本語マニュアルは読む気になれず結局は資源ゴミの日にまとめて出したものだが、最近のものは熟読に値する。電子マニュアルも同様、読めばバシッとソフトの各要素を把握できて有用だと感じる。って、マニュアルってそーゆーモンですけどネ、本来。

 ともあれ、一連のAdobe製ソフトウェアをCS3にし、ソフト自体も使いやすいし、マニュアルもかなり役立つしで、なんかアップグレード代を払って良かったなぁみたいな気分の拙者であった。


Adobe Illustrator CS3の表示例。拙者的な感覚では、以前はベジェ曲線専用ツールっぽい見え方だったが、CS3あたりだとベクターグラフィック全般の機能が平等に並んでいるように見える。わかりやすさがずいぶんUPしたような気が……。拙者的には、InDesignほどではないけど、Illustratorイジってるとついつい夜更かしに。そして夜のうか様は爆睡中。とろ様は夜行性っぽいが、うか様は人間に合わせて活動しがちな猫かも。

Adobe InDesign CS3

Adobe InDesign CS3

2008年1月23日 11:00

 思うところあって、再びAdobe InDesignを使い始めた。が、なんか拙者のはバージョンが古く(2.0だった)、仲間とのデータのやりとりで面倒が生じたので、アップグレードした。Adobe Creative Suiteを使っているので、Design Premiumバージョンへとアップグレードし、InDesignもCS3としてみた。

 てか、やっぱ、InDesignはイイっすよ。紙媒体作るなら、拙者的にはコレが最高。特に、写植時代からやっていた者にとっては、使い始めるとイキナリ実用的なのであり、マニュアルを読む前に手を動かせるのであり、痒いところにも手が届くのであって、グレイトでありエクセレントと言える。

 現在、コレで豆本~文庫本あたりを作っている。使用中、禁則処理やグリッドフォーマット等のテンプレート作りでハマったりした(デキるコトがヒジョーに多いので時間がかかる、が、こういうソフトはデキるコトが多い方が実用レベルで役立つ)。しかし、いったん設定が済めば、目の前で本がどんどん出来上がっていく感じ。やっぱ凄いっス。

 原稿用紙に書き、写植を発注していた頃から思えば、まったくもって夢のようなソフトウェアですな。(当たり前かもしんないけど)特にPDFへの書き出しがスムーズだしエレガント。バージョン2.0あたりと比べると効率UPのための機能が増え、インターフェイスも使いやすくなっている。

 ……って、普通は使わないソフトかもしんないですけどネ。本とか作りたい人は、ゼヒ一度触れてみるといいと思う。


Adobe InDesign CS3の表示例。InDesignはレイアウトソフトだが、機能的には紙媒体なら何でも作れる出版系統合ソフトって感じですな。日本の(わりと歴史的な)版組を踏襲した機能が秀逸。写植経験者にとってはなおさら使いやすいっスよ。InDesignで作業してるとついつい夜中になってしまうが、猫も夜中は仕事中。ていうか眼をピカッと光らせて何かを待っている。

ロボワード+メモ箋人

ロボワード+メモ箋人

2007年12月17日 11:00

ロボワードでWebページ上のテキストに含まれる単語を自動翻訳させたところ。常駐ソフトとなるが、単語辞書として一瞬で役立つので海外サイトとか読むときは超便利。一文を機械翻訳させることもできる等、機能は多彩。

 テクノクラフトのロボワードというソフトを買ってみた。日英翻訳系ソフトですな。機能多彩。辞書も多彩。買った目的は、マウスカーソルを合わせた位置にある英単語の意味を、サクッと引けるからだ。

 以前にも使ったことがあるんですけど、その時はPCが比較的に非力だったので、ロボワードのような常駐ソフトを使うと、動作の微妙な遅さにストレスを感じたので使うのをやめてしまった。

 けど、今時的なデュアルコアPCとかで使うとサクサク動いて快適ですな。これを使い始めたら、起動して英単語をコピペ入力して意味を調べる系の辞書ソフトの出番が激減している。便利っす。

 このソフトをインストールしたら、初回起動時、他のソフトの案内が表示された。あーもーウゼぇんだよ買わねーよ!! とか思ったが、なんか良さげなソフトが。メモ箋人という、カレンダー機能と付箋機能を持つソフトである。しかもフリーソフト。早速試してみた。

 ら、けっこー便利。ちょっとメモリ食いな感じだが、ウィンドウの透過表示に対応していたり、わりと細かな機能設定ができたり。Windowsガジェットのアレより実用性が高い感じであった。ちょいとオススメっす。


テクノクラフト謹製のフリーソフトことメモ箋人。カラフルで自由なサイズの付箋をデスクトップに貼れる。フォントも選択可能。カレンダー機能も使える。猫は機械翻訳やメモや日にちに一切興味がない。食べ物と寝場所があればオーケーっぽい。

手軽な暗号化ソフト「Crypt Easy」

手軽な暗号化ソフト「Crypt Easy」

2007年11月7日 11:00

わりと簡単に使える暗号化ソフトこと「Crypt Easy」。初心者にもオススメできそうな操作感ですな。ダウンロード版の価格は3,990円のようだ。


 スタパトロニクスMobileで以前に書いた「暗号化マスター3+ファイル完全消去」という暗号化ソフト。使用開始後しばらくは問題なかったが、ナゼか拙宅PCではコンテキストメニューからの暗号化処理ができなくなってしまった。原因不明。そんな症状向けのアップデータを適用しても、やはりコンテキストメニューからの使用はできず。

 暗号化自体はフツーにデキるんだが、マウスの右クリックからの暗号化ができないので、つまりちょっとお手軽さがダウンした。が、この“ちょっと”が大きな面倒でありストレスとなっていた。

 てなわけで代替えになる暗号化ソフトを物色してみたところ、アスキーソリューションズの「Crypt Easy」というのが良さそうだったので、早速使い始めてみた。

 ら、コレ、わかりやすさ的にもお手軽さ的にも、けっこー好感触。また、自己復号ファイル(.exeファイル)も生成できるので、前述のソフトよりもお手軽さUP。もちろん、コンテキストメニューからの暗号化や復号、ファイルの完全削除なんかもできる。

 この「Crypt Easy」、一点、自己復号ファイルを作る場合にファイルサイズが500MBまでという制限はあるが、他は至って使いやすいしわかりやすい方だと思う。なかなかイイ。てなわけで、最近はこのソフトを常用中。

 でも、アレですな、暗号化ソフトとかを別のソフトに乗り換えるのって面倒ですな。一度暗号化したファイルをいったん復号し、再度別ソフトで暗号化。要は、全部やり直し状態。でも、まあ、「Crypt Easy」は問題なく動いているし、使いやすいからオーケーってコトにしてますが。

VOCALOID2 初音ミクがキてる

VOCALOID2 初音ミクがキてる

2007年9月19日 11:00

これがVOCALOID2 初音ミクのパッケージだ!! 一瞬、ギャルゲーだと思ったが、これは音声合成・詠唱ソフトウェアなのだッ!!

 ソフトウェア音源の中でも特に好きなVOCALOID。コンピュータが歌を歌うというモノですな。

 この“歌うソフト”、具体的な製品としてはこういうのが出ていた。日本語で歌うバージョンとしてKAITOMEIKOがあり、どちらも細かな調整をすればかなりリアルな声で歌ったりした。

 で、そんなVOCALOIDの新バージョン、VOCALOID2が登場。VOCALOID好きな俺は予約購入。製品名は『初音ミク』といい、アニメっぽい声というかむしろ“萌え声”の女性ボーカルである。

 それで、ですね、この初音ミクが、かなりスゴいんですよ。百聞は一見に如かずでデモソングを聴いてみて欲しい。いやむしろ、その前にYouTubeで“初音ミク”って検索して、既にアレコレとチャレンジなさっている方々の作品を聴くといいかも。

 初代VOCALOIDと比べると、いきなり流暢さが高まってますな。よく聴いても、違和感が非常に少ない。初音ミクの声質だが……この方向にキたのかーッ!? と一瞬思ったが!! いやソレはアリだ!! 非常にアリだーッ!! とか思いましたよええ。とりあえずオモシロく遊べそう。

 って、まだパソコンに初音ミクをインストールしてない俺であるが、12月には第二弾も出てくるようなので、これから冬に向け、じっくりとVOCALOID2で遊んでいきたい!!

 ……ところで、初代VOCALOIDと初音ミクを始めとするVOCALOID2の歌声は、混在させて使えるのだろうか? と、購入前後に調べていたのだが全然わからなかった。しかし、クリプトンのFAQが2007年9月3日にアップデートされたようで、件の答えが掲載されていた。

 わかったのは“VOCALOIDとVOCALOID2は別アプリなので、1台のPCで混在使用できる”ことと、“VOCALOIDとVOCALOID2は互換性がないので、VOCALOID2のエディタで初代VOCALOIDの音声を使用できない(逆も不可)”ということ。

 ちょっと残念。発売済VOCALOID全購入な俺としては特に。どうにかならないんでしょうか?

Windows Vistaのアイコン

Windows Vistaのアイコン

2007年6月1日 19:00

 Windows Vistaを使用中の俺なんですけど、なんかやっぱデスクトップPCのスリープモードがヤケに便利だと思う拙者なんですけど、最近気づいたコトがある。

 他愛のない話で恐縮だが、Vistaのアイコン、キレイですな。デフォルトの中サイズのアイコンを見てもキレイなんだが、これをさらにデカくすると、過剰にキレイだということがわかった。

 アイコンサイズは、中サイズより大きいもので、大サイズと特大サイズから選べる。Vistaでの写真表示と同じですな。まあ、静止画や動画以外、アイコンを大きくした時のメリットはあまりないのだが、一発芸的に人に見せるにおいて、ある種のメリットがあるかもしれない。

 ていうかご覧のとおり、大サイズや特大サイズになると、「わぁキレイ」なのである。「ね、キレイでしょ」と言えるのである。だがしかし、「わぁキレイ……だけど、意味あんのコレ?」と突っ込まれる可能性が大きいのである。そして「意味ナイでしょやっぱり~」と同意して和んだりする結末を向かえる可能性も大きいのである。

 それだけの話っス。ま、キタナいよりキレイなほーがいいかもしれないが、Windowsファイアウォールの煉瓦のテクスチャを表現した巨大アイコンを実装しなくてもねぇ、と思ったりした。

 ちなみに、Vista向け美麗アイコンを実装していないアプリケーション等の場合、特大表示にしても中サイズで表示されたり、あるいはドットがミョーに拡大されて表示されるだけですな。

Windows Vistaのコントロールパネルをクラシック表示にしたところ。デフォルトサイズではXPのそれよりちょっとキレイっぽいかな、というイメージ。アイコンを大サイズにするとこんな感じ。陰影写り込み付きのリアルなアイコンですな。

特大サイズにしたところ。もはや過剰にキレイだ。最初は「お~!!」と感心できるが、見慣れると何だか笑えてくる。特大サイズにしても、対応したアイコン(グラフィック)を持たないアプリ等では、このようにただ拡大されたり、中サイズのま表示されたりする。

やっとVistaに対応したACDSee

やっとVistaに対応したACDSee

2007年4月4日 11:00

やっとVista対応になったACDSee 9 Photo Manager(英語版)。最近のバージョンではレタッチ系機能が強化されまくっていて、これ1本でいろいろデキちゃう感じ。ダウンロード購入価格は$39.99(US)。トライアル版もある。

 メインPCにWindows Vistaをインストールした直後から、毎日毎日毎日毎日チェックしていたWebサイトがココ。画像ブラウザACDSeeの本家サイトですな。

 現在はVista対応のACDSee 9 Photo Managerが買えるようになっているが、ついこないだまで、Vista対応ACDSeeは「Coming Soon」という表示であり、これを和訳すると「Vista対応版出すからもうちょい待っとけや」ということであって、毎日毎日待ち続けていた俺である。

 前のバージョンのACDSeeは、英語版の最新版でも、日本語版の新しめのバージョンでも、インストール自体はできたものの、正しく動作しなかった。つーか、一回くらい起動したりして、後はVistaくんに起動を阻止される感じ。すなわちVista上でACDSeeは使い物にならなかった。

 が、長年慣れてきたACDSee。もーどうにかして使いたい!! 四苦八苦しつつトライアンドエラーを繰り返したが、結局ダメ。Vista対応版を待ち続けていたわけだ。

 で、このたび、英語版・最新版のACDSeeがVistaに対応した。早速ダウンロード購入して使ってみた……ら!! なななナゼか一度だけ起動可能であり後に起動不可能に!! ええっ!? どゆコト? ……アッタマ来たACD Systems社!! これから抗議メール、の、前に……あ。なんかWindows XP互換モードだったんですけどデフォルトの設定が。いや、もしかしたら、Vista対応前のトライアルバージョンを俺がXP互換モードで起動したから、その設定の残骸が!?

 ともあれ、結局、Vista対応版ACDSeeは非常に快適に使えている。これにより、俺の画像整理・処理スピードがマジで2倍くらいになった。やはり使い慣れたソフトウェアは良いのう。

 ……でも日本語版は、バージョンも古いし、Vistaにも未対応のようだし……残念な感じ。やっぱ日本語表示で使いたいスよ。ACDSeeは設定項目とかけっこー多い(←デフォルトでも使えるが、カスタマイズするとさらに便利に!!)しねえ。バージョン9日本語版を発売するタイミングでVista対応にするとかいう予定なんでしょうか? 寂しいのう。

今度のPSPの電子地図は凄い

今度のPSPの電子地図は凄い

2007年3月26日 17:28

 電子地図&GPS目当てでPSP買った俺なんですけど、もうすぐ発売される「みんなの地図2」も予約注文済みの拙者ですけど、このニュースには注目しましたよええ。

 なんか、GPS利用不能状態でも自分の位置がわかっちゃうらしい。え? どーやって!? 無線LANの電波を使うらしい。むむむ? なんかPHSとかで行う自分の位置を割り出すシクミ方面? どのくらいの実用性なんだろう!? でも、記者発表の記事ってコトで、そこまで細かい情報はなかった。

 だが実はこの翌日、別件でソニー本社に行った俺。できれば……と思ってプチ期待していたら、まさにそのPlaceEngineを目の当たりにさせていただけまくったっていうかなんか、「みんなの地図2」とPetaMapとPlaceEngineがどーなのかを、目の前で見ることができた。

 前のニュースを斜め読みしした拙者、PlaceEngineをイマイチ理解していなかった。公衆無線LANサービスかなんか使って、つまり有料方面で、自分の位置情報を有料コンテンツ的に買うのかしら!? 程度の理解。しかし、実際のPlaceEngineは違った。

 無線LANアクセスポイントが周囲にいくつかあれば、それだけで良いのだ。公衆無線LANサービスのものでも、企業や家庭に設置されたアクセスポイントや無線LANルータでも、いい。それら電波の強弱等を元に、自分の位置(PSP内の無線LANアダプタの位置)を割り出しちゃう。技術者の方に説明されると「なるほど」と思える技術なのだが、目の前で、PSP上の地図に、自分がいる(PSPがある)かなり正確な位置をビシッと示されたりすると、思わず身を乗り出して「凄~い!!」とか言っちゃいますよっていうか言っちゃいましたよ。

 かなりインパクトありますよPlaceEngine。まだ日本全国ドコでもって感じではないらしいが、目下そのデータベースは成長中。こーゆー技術がノートPCとかPDAとかケータイとかに入ったら、機器の使われ方や価値もずいぶん変わりそうですな。あとカーナビなんかに入ると、これはけっこー大事だと思う。

 そんな感じで興味津々&鼻息荒くしつつPlaceEngineとPetaMapと「みんなの地図2」の話を聞いていたら、激有り難いことに「みんなの地図2」の試用版を貸してくれたヨ!! わーい!! これで一足先にフィールドでPlaceEngineだゼ!!

 てなわけで早速使ってみたら、イイ感じですなこの電子地図。拙宅は田舎方面なので、まだPlaceEngineさんがしっかり機能してくれないが、だったらワシが教育じゃ!! とオモシロがりつつ使用中。斬新でありかつ実用性も高いので、もうちょい使い込んでからレポートしてみたいと思う。

手持ちのPSPで「みんなの地図2」を動かすの図。地図ソフト自体は思った以上にスムーズに動作する。さすが次世代(!?)ゲーム機、描画は快適。操作感もわかりやすくてイイですな。GPSユニットは購入済み。とりあえず「みんなの地図2」で使ってみたが、んー位置情報取得にちょい時間がかかる!? もーちょっと試してみよっと。

Norton先生、Vistaで軽くなった?

Norton先生、Vistaで軽くなった?

2007年3月2日 11:00

 俺のメインマシン環境が整ってきたので、さて、バックアップ!! というところでHDDにインチネジの胴体持ってかれたが、どうにかバックアップの準備ができた。

 ってトコロで気づいた。あ、そうだ、アンチウイルスソフトを入れてなかったヨ!! と。

 常用のアンチウイルスソフトウェアは、symantecNorton AntiVirus。最近はもっぱらダウンロード購入っす。

 アンチウイルスソフト以外にも、Norton FirewallとかNorton Internet Securityがあるが、ぶっちゃけた話、拙者、こちら方面のセキュリティソフトは使わない派。

 ルータ経由でインターネットに接続しており、また、どういうものを“踏んだらヤバい”かも少々わかっているつもりの拙者。加えて、いわゆるセキュリティソフトの類は、どれもPCのパフォーマンスをかなり食っちゃう感じ。アンチウイルスソフトもそうだが、パソコンの動作が少々重めになり、かつ、頻繁にウザってぇダイアログを出す。ので、必要最小限と思われるアンチウイルスソフト以外は入れていないのだ。

 ただ、これは「使わない方がいいよ」という話ではない。使わないとマズい環境・ケースはいろいろ考えられる。それを知った上で、ユーザーが使用・不使用を考えて決めることが大切っていうか必須だと思う。イマイチよくわからない場合は、とりあえずインストールしといたほーがイイとも言える。

 さておき、Norton AntiVirusの最新版と思われるNorton AntiVirus 2007をインストールした。早速使ってみたら、あら、なんか、Norton先生、人が変わった? 以前はスキャン中にテキストエディタで原稿書こうものなら、入力・変換がヤケにモタついて仕事にならなかった。が、Windows Vista + Norton AntiVirus 2007だと、スキャン中でも原稿書き放題でありWebサイト見放題であり、支障ナシ。

 Norton AntiVirus 2007がVista対応になって速くなった!? ていうかVistaのロープライオリティI/O機能にNorton先生が素直に従っている!? ともあれ、ウイルススキャンが速くて快適っす。Norton先生入れてパフォーマンス的残念感がなかったのは久々!?

Norton AntiVirus 2007の表示例。見栄えもなんだかVistaっぽくなった!?Norton先生、ウイルスを発見・駆除中。HDDアクセスは激しいが、バックグラウンドで控えめに動作している感じ。スキャン中でも原稿書けてますヨ!!

Windows Vistaにサクッと慣れた俺!?

Windows Vistaにサクッと慣れた俺!?

2007年2月23日 11:00

 Windows Vistaの発売日からプチ遅れてVistaを使い始めた俺。このブログでもたびたびエントリしたNECの水冷PCに、Windows Vista Ultimateをクリーンインストールして使っている。

 Windows XPとはけっこー使用感が違うVistaだが、拙者としては、常用OSとして比較的に短時間で慣れられた。XP→Vista移行時のソフトウェア互換性ってのはあるが、Vistaがある程度快適に動くPCがあれば、Vistaへの移行は非常にアリだと感じている。

 ところで、Vistaにおける表面的なトピックと言えば、Windows Aeroと呼ばれる新しいユーザーインターフェイスだ。ウィンドウ枠が半透明になったり、開いているウィンドウを斜めに立体表示して選択できたり、ソレってMa(中略)Sのパ(中略)リでは!? とか言われたりしているアレですな。

 さておき、Windows Aeroの使い勝手だが、フツーにイイっす。ただ、よく引き合いに出される半透明とか斜め立体表示とかだが、綺麗だったり目新しかったりはするものの、「で?」と突っ込みたくなる感じが。逆にさほど引き合いに出されない、例えばAlt+TABでのウィンドウ一覧表示とか、サムネイルとか、タスクバー上でのウィンドウサムネイル表示とかは、非常に実用的だと思う。

 あ、あとアレ、ガジェット。ソレってGoogle Gadgetとかでいいじゃん、とか思ったりしたが、使ってみるとプチ便利。付箋とか天気予報とか。まだ数が少ないガジェットだが、どんどん増えて欲しい感じ。

 ところで、ガジェットの付箋を見てスティッキーズ思い出したりした俺だが、さておいて、絶対これは使うだろ!! と思った時計ガジェットとカレンダーガジェットに、なんか、こう、まだ慣れていない。

 画面上に見やすい時計と一発で日にちがわかるカレンダーが表示されているのに、「今何時だろ?」と思った瞬間、壁掛け時計見ちゃうんですよ。「えーと、今日は何日!?」と思うと、ディスプレイのすぐ隣に置いてある紙のカレンダー見ちゃったりして。

 習慣とは恐ろしいもんですな。Vistaには慣れたつもりだが、便利で見やすいハズの時計ガジェットやカレンダーガジェットより、ある種見づらい壁掛け時計や紙カレンダーを見てしまう。でも、やっぱXPに戻ろう、と思わないのは、もしかして俺、XPにあんまり慣れてなかったのか!?

Windows Vistaでは、ガジェットと呼ばれる小さなプログラムをデスクトップ上で実行・表示させておける。ガジェットの数も少しずつ増えている。拙者が使用中のガジェット群。左上は触れ始めると危険度が高いゲームのガジェット。ガジェットは、同じガジェットを複数開くこともできる。

ゼンリンの旅自慢はビミョ~!?

ゼンリンの旅自慢はビミョ~!?

2007年1月31日 11:00

ゼンリンの旅自慢。ちょっと文章と写真をまとめて思い出をひとくくりの本にしたい、てな人に向くソフト。レイアウト変更が可能なので、しっかり使えば美しいレイアウトの本も作れる!? でも拙者向きではなかった。残念。

 ゼンリンから出た旅自慢というソフトを買ったんですけど、使ってみたらアレコレ色々と考えてしまった。

 このソフト、例えば旅行とか行って写真なんかも撮った時、いつドコに何しに行ってどういう写真があって……てな要素(情報や画像等)を入れていくと、何となくそれらしい冊子ができちゃうというもの。編集とかDTPとか冊子とか、そういう知識がなくても、わりと本格的な見栄えの“オリジナルの本”を作れる。また、文章力に自信がなくても、ソフトウェア側に用意されている文章を選ぶなどすれば、かなりしっかりした旅行記等を書けたりもする。

 こういうの、アリ、ですな。ソフトが指示するとおりにチョチョイと何かすれば、わりとちゃんとした本ができる。何でもいいから“オリジナルの本”という結果が欲しいという人は喜ぶかも。

 そういう敷居の低さ的なところはコンセプトとして非常にナイスだと感じた俺なんスけど、俺の私的な見え方は、疑問多々のソフトだと思ったり。

 誤解のないように、この“俺の私的な見え方”を説明すると、要は俺ってやや古い出版畑のヒトなんですな。紙に原稿書いたり、写植を扱ったり、トレーススコープ使ったり、みたいな時代を通ったヤツ。現在あるDTPの使われ方っつーか実際の出力に、少々疑問を感じたりする拙者なのだ。

 そういう、ある意味古風な人がこの旅自慢を使うと、違和感多発。例えば、テンプレートとして入っているレイアウトは、縦組みでも横組みでも成立しづらいように思える。縦組みなのに大見出しが横組みとか、文章スペースが断片のように配置されているとか、写真の並びが不規則過ぎるとか……あーもースゲぇ違和感。と、身勝手な俺は感じるのであった。

 ただ、こういうレイアウトは、現在実際に出版されている雑誌等にもありがちだったりする。俺とかがそーゆー出版物見ると、もう異端の中の異端のさらに先の変態的レイアウトに見えたりする、のだが、しかし、そういう出版物に違和感を感じない読者は少なくない。どころが、それでOKとする編集者も多々いらっしゃるんですな。

 だからですね、旅自慢の使われ方や、その出力は、アリ、ではあると思うんですな。その出来上がりに違和感を感じないなら、誰でも手軽に使えるってことで大アリかもしれない。が、一方で「そんなの絶対ナシ!!」と言う人も居そうな気がする。

 てなわけで、拙者は、手軽さは諦め、自分で納得できるレイアウトや文字組を求め、渋々手持ちのAdobe InDesign使うことにします。あー何か小さいコトやるには気が重いソフトな気が……でも、InDesignを改めて使ってみたら、なーんかコレ、最高に使いやすいっスよ。あれ? こんなに使いやすかったっけコレ? うそぉ? とか思った最近っス。

冊子作成ソフトウェアを購入

冊子作成ソフトウェアを購入

2007年1月10日 09:00

何となく残してある“買ったハードウェアの写真”。買った直後にいちいちメモしたりしとけば、自分とハードウェアをまとめたレポートっていうか記録が作れますな。

 ゼンリンの旅自慢をポチッと購入してみた。旅の記憶を写真&文章で綴りつつ、オリジナル冊子を作れるというソフトですな。

 自分の過去の行動や記憶を振り返るのは、ちょいとおもしろいことで、それが古いものになるほど記憶反芻時の照れが消え、興味深さが増したりする。日記なんか、典型ですな。

 って、このソフトを買った理由は、アウトドアに出かけた時のことを記録しようかと思ってのこと。過去を振り返る、という少々感傷的な要素とはまた別な感じ。毎年毎年似たような“お外”にでかける拙者なので、「ちょっと行ってみるか」と思った時、過去の“記録”をデータベース的に参照できれば、出かけてみて「ありゃりゃ~」という失敗が少なくなるかもネと考えたのだ。

 一応、Outlookの予定表のメモ欄に、その日の行動および結果をメモっていたりする(特に重要と思われる件だけですけど)。が、箇条書きで、気分やシチュエーションの具体性に欠ける。ので、後から見返しても「あ、そういうコトがあったっけか」程度の印象で、後の行動を効率化するようには役立てられない。っていうか、単なる書き捨て的メモに過ぎなかったりする。

 旅自慢があると、ある程度の文章量を入れられそうで、写真も簡単に貼り付けられそうで、地図なんかも入れられるっぽい。ので、例えば、この日この時この場でこういうシチュエーションでこんな気分でこんな結果だった、とかいう事柄が文章&ビジュアルで見開きとかにまとめらそうな予感。また、紙の本にすることを前提としているっぽいので、印刷してオリジナルの“行動記録”としてラクにまとめられそう。

 例えば釣りの記録、ドライブの記録、紅葉見物とか屋外撮影とかの記録。こーゆーのを行ってみたくなった俺!! そうなんだよ行いたくなったんだよ!! 特にフライフィッシングの記録をしていきたい!! てなわけで早速ポチッとしてみたんですけど、まだ、それだけ。

 でも、こーゆーのって、とりあえずソフト買ったけど、実際は全然作り始めないってケースが多い俺かも!? ともあれ、旅自慢、どんな感じに使えるのか、現在のところ、非常に興味津々である。

ねこに関する写真も多い。旅自慢でねこ日記を作ってみようかな、とか思ったりした。始めたばかりのフライフィッシングは、旅自慢向け。釣行ごとに写真&印象等を本のカタチにしていくと楽しそうである。

IE7 か FireFox か Opera か!?

IE7 か FireFox か Opera か!?

2006年12月13日 09:00

 先月、2006年11月30日のエントリ「IE7 か FireFox か」をお読みになった読者様ことSohma様よりメールが。FirefoxPortableOperaも使ってみてヨ、と。IE7FireFoxとOperaを使い比べてチョ、といった内容。

 興味はあるんですよええホント。それと以前のバージョンのOperaならレポートしたんですけど、ここしばらくFireFox使ってたら、なんかもー慣れちゃって。Operaの良さは何となくわかっており、IE7の汎用性っつーか各種サービスを無難に使える利便もわかるが、しかし、あら不思議って感じでFireFoxに慣れ親しんでしまった拙者。でも、年末年始とかに手が空いたらそれぞれのブラウザを使い比べてみようかしら!?

 さて、FireFoxなんですけど、途中コンテンツがアレコレと表示されない等々トラブルがあったが、QuickTimeを再インストールしたら問題解決状態。一部のWindowsMediaコンテンツがブラウザ上で表示されなかったり、たまに超巨大な文字だらけのページに遭遇したりするが、そういう場合はIE7起動すりゃいいかな、と。

 ちなみに、FireFoxだと金融系サイト使えないかナ~と思っていたが、三菱東京UFJ銀行とかジャパンネット銀行とかフツーに使えますな。各種通販サイトも一通り使えた。問題が起きたのはソニースタイルのソフトウェアダウンロード販売だったが、この時もIE7を使えば済んだ。ま、IEはWindowsの根深いところにあるコンポーネントなんでアンインストールできないし、使わないわけにもいかないので、FireFoxとうまく共存してる感じっス。

 FireFoxは感触的に拙者好みなんですけど、特に好きなのがカスタマイズ性の高さや使いやすいタブ機能。それから拙者環境においてはブックマークの管理機能がかなり役立っている。ブックマーク(お気に入り(のURL))を整理する機能だが、仕事上、多量のURLをストックしたり整理したり削除したりしまくりな拙者にとっては頻繁に使う機能のひとつ。で、これが軽快に使えてナイスだ。

 使い続けてみて、FireFoxの少々のイマイチ点も感じた。もしかしてこのブラウザ、レンダリングちょっと遅め!? あとひとつのタブのレンダリング中とかに他のタブを開けない(開ける!?)のも微妙。でも他は快適に使えているので、まだしばらくFireFoxで行きそうな俺なのであった。

FireFoxの“ブックマークの管理”機能。ブックマークは、IEで言うところの“お気に入り”ですな。どのブラウザにもたいていはある管理機能だが、FireFoxのソレはスンナリと扱いやすいところが好きブックマークの管理を表示したところ。特にドコが凄いとか快適ってコトでもないが、Windowsのエクスプローラ的に使える素直さが良い。FireFox上でブックマークを整理して、そのカタチでIEへとエクスポート&インポートすることは……できるのかどうか今度試してみますネ!!

IE7 か FireFox か

IE7 か FireFox か

2006年11月30日 14:05

 何となくFireFoxを使い始めてみた。タブブラウズができたりするWebブラウザですな。

 FireFoxを使い始めた理由は、あるんですけど、FireFoxを選んだ理由ってのは特にないってゅーか出会い頭に使い始めた感じ。さぁどうしよう? とネットを彷徨っていたらFireFoxに遭遇して意気投合して酒を呑んでいたところInternet Explorer 7がカッとなってバールのようなもので……あぁ拙者、混乱しとります。

 FireFoxを使い始めたそもそもの理由は、IE6→IE7への乗り換え時に何だか想定外のコトが複数起きたからだ。IE6もIE7も、Webブラウザとしては特に問題なかった。IE7はタブブラウジングに対応し、印刷時に面倒な設定をせずともWebページイメージが紙からはみ出さなくなったり、なかなか便利である。

 が、IE7、Googleツールバーとごく一部における相性がまだ良くなっていない様子。拙宅PC環境のせいかも!? とも思うが、なんかツールバーのテキストボックスに日本語入力できなかったりして。ま、IE7内蔵の検索ボックス使えば問題ナイんですけどね。それとIE7、ウィンドウ上部のメニュー周辺がカスタマイズ度が高そうで、さほど高くない感じ。頑として居座るアイコン類があったりして。

 IE7のバージョンが上がるたびにIE6→IE7と変更していた俺。IE7は基本的には便利なので。でも、一部、こー、なんかフィーリング的に合わないので、やはりIE7→IE6と戻したりすること数度。そうしているうちに、なんかシックリ来ていたIE6の一部の挙動(セキュア系)がウザめな動作となって、その動作が毎日繰り返されるのでストレスがたまってきた。

 じゃあ、まぁ、IEは仕事の時とか金融系サイトへのアクセスの時に使うとして、久々に他のブラウザ使おう!! と思い立って検索を始めた途端に出くわしたのがFireFoxであった。即インストールし、ちょこちょこっとイジっていると、お、なかなかイイ感じ。カスタマイズすると、これまで使ってきたIE6と同じよーなフィーリングで使えて、かつウザさが減り、かつ俺的に好みの利便性が多々あった。

 FireFoxをインストールしてから丸一日くらいすると、けっこー随分かなり意気投合モードとなり、しばらくFireFoxを使い続けることにしてみた。でも、やっぱ、IEを標準ブラウザと考えて作っているWebサイトが大半なんで、時々はIEを使わないといけませんな。IEじゃないと機能が使えないっつーかアクセスを弾かれるサイトがあったり、あるいはIEじゃないと正しく表示されないサイトもけっこーある。

 ともあれ、たまには気分を変えて違うWebブラウザを使ってみるのもイイですな……あ、でも、拙者の場合、たまたまFireFoxが良かったので気分の良い体験となったが、使いにくいWebブラウザに遭遇しちゃうと最強にアッタマ来て後悔だけ残るかも!?

IE6の表示。拙者風に使いやすくカスタマイズしたところですな。Windowsのコンポーネントとして、なんつーかWindowsのいろいろな機能に関わって動作しているので、細かな設定を変えるのがけっこー大変だったりする。けど、ほとんどのWebサイトを無問題で表示・利用できるあたりは、なるほど標準的WebブラウザであるFireFoxの表示。これも拙者風にカスタマイズ済み。タブ表示領域がある分、ページ表示領域はIE6より狭い。IE7 vs FireFoxだと、逆にFireFoxの方がウィンドウ内を広々と使える印象がある。わりあい軽快に動作し、クラッシュ直後の再起動時にはクラッシュ直前に開かれていたページを開いてくれたり、ユーザーに直接便利感を与える機能が多彩。ブックマークの管理機能も便利

電子海図がよかった

電子海図がよかった

2006年11月13日 09:00

パナソニックのタフブックCF-18に電子海図(ENC)と電子海図を表示するためのソフトウェアをインストールした。GPSユニットはBluetooth接続としてみた

 先日、東京湾~隅田川~日本橋川~神田川~みたいな感じでボートに乗ってきた。運河巡りな感じ。

 それはさておき、この日、新たな海上用ウェポンを持ち出した。パナソニックのタフブックCF-18とNSSのチャートビューワー航海用電子海図を組み合わせた、パソコンで使える電子海図表示システムなのだ。ちなみにGPS対応で自船位置もわかる。使ったGPSユニットはソニーのVGP-BGU1

 このシステム、というか、ま、ハードとソフトの組み合わせによる海上GPSナビ、けっこーイイ感じだったので、いずれスタパトロニクスMobileでレポートしたいと思うが、ともかく、海上でこういうモノを使うと、なんかヒジョーに安心。東京湾内なので、海に出慣れている船長さんにはぜんぜん必要ないモノかもしれないが、俺のよーなド初心者船長にとっては手放せない良さとなった。

 つーかですね、自分が現在ドコに浮いているのかってことが一目瞭然。またその周辺の水深等々細かな情報もよーくわかる。ついでに、ソフト(チャートビューワー)の設定次第で、危険域に入ったり予定の航路を外れたりするとアラームで知らせてもくれる。モノとしてはクルマにおけるカーナビみたいな存在だが、あ~地図(海図)ってホントに有り難いのであり、GPSってのはさらに有り難いなぁ~と痛感した。

 当初は、こういうGPSナビな海図(GPSプロッタとか呼ばれる)は、大海原を走りまくる本格派海の人に必要なモノなんだろうか、と思ったりしていた。が、こういうの、初心者にこそ必要だと感じた。だいたい陸地と違って海上にはわかりやすい目印っちゅーモンがないのだ。それと同時に、スケール感も陸上とは全然違う。単に海上慣れしていないだけではあるが、慣れてない&距離感がよくわからないってコトで、けっこーわりと非常に実はかなり怖いのだ。

 というわけで、久々にじっくりGPSの良さを味わった俺は、そうだアレも試してみたい!! とMioに興味津々モード。海とは関係ないPDA利用のGPSナビだが、改めて徒歩ナビの現在をじっくり検証したくなった次第。近々買っちゃうかもMio!! のP350とかを!!

ソニーのBluetooth対応GPSユニットVGP-BGU1。市販の防水パックに入れて帽子に装着。感度良好であった電子海図表示ソフトのチャートビューワーの表示例。辿ってきたルートや現在位置、進行方向等々がわかる。もちろん紙の海図とほぼ同じ情報が得られる。とっても便利&安心っす

アクセントを電子辞書で

アクセントを電子辞書で

2006年10月4日 09:00

電子辞書のコンテンツとしてアクセント辞典が採用されないことにご立腹の渡名喜さん。頬がふくれていて、いかにも怒っている感じだが、実はその内部には煎餅等の茶菓子が含まれているとの説もある

 インプレスTVにてスタパトロニクスTVというコンテンツをやったりしている俺なんですけど、デジタルガジェット方面寄りの動画コンテンツなんですけど、そのトークのお相手が渡名喜織恵さん

 渡名喜さんは喋りまくりで食べまくりで酒も強かったりするウチナンチュな方だが、最近ご不満があるとのこと。てゅーか、拙宅にはNHKから出てる「日本語発音アクセント辞典」みたいな特殊な辞典があり、スタパトロニクスTVの収録時、渡名喜さんがこの辞典を発見した途端、ご不満を喋りまくりつつ煎餅食べまくりつつチョコも食ってたと思った。

 なんでも渡名喜さん、この日本語発音アクセント辞典を収録した電子辞書がナイことに大きな不満を感じているらしい。渡名喜さんはプロのアナウンサなので、このようなある種珍しいけど実は役立ったりオモシロかったりする辞典を持ち歩いている。

 んだけど、重いんです~、と。だったらそのバッグに入ってるチョコとジュースを出して軽量化しなはれっていうか遠足時の子供か貴様は!! でもチョコもジュースもアクセント辞典も絶対必要なんです~、と。だから、どうにかしてください~、困ってるんです~、とキた。

 日本語発音アクセント辞典は、日本語の言葉の標準的なアクセントが載ってる辞典ですな。この言葉のアクセント、どう発音するのが正しいのか? という時のリファレンスとなる辞典である。

 ていうかそんな専門的なコンテンツが電子辞書に入る……わけが……いや、ありそうですな。入ってても良さそう。最近の電子辞書には旅行や特定の趣味には便利だけど多くの人には全然必要ないコンテンツが多量に入ってますな。一方、発音とかに携わりがちな仕事をしている人って、けっこー多いと思う。アナウンサや声優はもちろん、人前で喋ったりする人はアクセントのコトを気にするケースが多いと思うが、正しいアクセントってフツーの辞書じゃわかんないし。

 なるほど、こういうコンテンツは電子化するメリット、というかメーカー的なオイシさはけっこーありそうですな。ただ、この辞書、NHK出版が出してるわけであり、電子化時は版権的にアレコレ面倒な予感若干アリ。新明解日本語アクセント辞典の方が電子化しやすい感アリなフィーリングでしょうか?

 ともあれ、なんかこう、アクセント辞典を電子化して電子辞書に実装すると、言葉&喋る関連の仕事を持つ人にけっこー売れまくるんじゃないかなぁとか思った。

各社から発売されている、と言っても有名どころは2冊程度のアクセント辞典類。左がNHK出版の「日本語発音アクセント辞典」、右が三省堂の「新明解日本語アクセント辞典」「“というわけで、ソニーかシャープかカシオかキヤノンかその他どこのメーカーさんでもいいですから、電子辞書にアクセント辞典入れてくださいネ!!”って書いておいてくださいネ!!」とおっしゃる渡名喜さん(口の中に飴含む)であらせられた

NHK出版の「日本語発音アクセント辞典」こちらは三省堂の「新明解日本語アクセント辞典」。NHK出版と三省堂の違いについてだが、素人にとっては、ま、だいたいどっちも同じような感じ

IE6→SP2→IE7→IE6

IE6→SP2→IE7→IE6

2006年9月8日 09:00

 もしかしたら“Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (918899) (MS06-042)”を適用したのが原因かもしれないが、8月に入ってから猛烈にIE6の調子が悪くなった。クラッシュしまくり閉じまくり。

 これは恐らくMicrosoftの精霊からの「貴様はそろそろWindows XPのSP2を適用するように」というお告げだと思われた。その精霊のお告げを翻訳すると「貴様はInternet Explorer7 ベータ3を使うべきなので、XPをSP2にしないとIE7をインストールできないゆえ、SP2を適用するように」となる。てなわけで、渋々サービスパック2を当ててみた。って今頃ですが。

 SP2を適用するとXP(上で動くアプリが)スゲく不安定になったりしてサイテー!! というウワサを多量に聞かされていたので、何となく現在まで適用していなかった。のだが、はて、考えてみれば、最初からWindows XP SP2がインストールされた状態で買ったノートPCなんかは至って絶好調である。「最初からSP2ならいいけど、後からSP2を入れると最悪になる」というウワサも聞いていたが、ま、ともかくSP2を適用してみることに。

 SP2適用は無問題であった。セキュリティ関連の機能およびそれが表示してくるダイアログがウザかったが、これを瞬殺したらフツーに快適であった。ので、お告げの通り、そのままIEをIE7ベータ3にしてみて使ったら、これも快適であった。

 IE7については、まず印刷機能の向上がスゲく良かった。従来のIEと違い、どのよーなWebページでも調整不要&別途ソフトも不要にて、ページの一部が欠けたりすることなく完全に印刷できる。キヤノンのプリンタで使えるEasy-Web Printほどは高機能でないが、十分実用的な有り難い機能だと感じられた。

 あと、Webページイメージ全体を容易に縮小・拡大できるのもイイですな。これは低解像度ディスプレイユーザーと高解像度ディスプレイユーザーの読みにくさにおける壁をなくしてくれるなぁと思った。

 他にも多々便利な機能があり、IE7のウリであるタブ機能は非常に良くできていた。タブブラウザになるIE7なんですけど、各タブのページイメージをサムネイル一覧で見られたり、タブ操作自体も扱いやすくて「おー!!」とか思った。ので、この際IE7にしましょう……と一瞬思ったが、何となくヤメた。

 理由のひとつは、Microsoft Fingerprint Readerへの登録情報が、IE7に引き継がれない点。既にけっこーたくさん、Webサイト等へのログオンID・パスワードを指紋認証により行ない中の拙者ゆえ、再度IE7&Microsoft Fingerprint Readerに対して指紋とかを登録するのが面倒だと感じたのだ。

 それと、IE7は便利だが、IE6とけっこー使用感が違う点。毎日のように使うInternet Explorerだから便利なほーがイイって点もあるのだが、非常に慣れまくってきたこれまでのIEの使い勝手から比べると、それがけっこー大きく変わるIE7。IMEを乗り換える時のように、IE7を心地よく使えるまでには慣れが要るような気がした。現在、そこまで余裕がないので、IE7はまた今度、と考えた。

 で、現在はIE6を使用中。Windows XPにSP2を適用したからか、クラッシュ問題は全然ナシ。あ、IE7にした時もクラッシュ問題等は起きなかった。でもIE7の印刷機能は魅力だなぁ……てなわけで、時間が空いたら再度IE7を入れてみたいと思う。

Windows XPのSP2を適用前はクラッシュしまくりだったIE6。SP2適用後は非常に快適……だかセキュリティ関連ダイアログの表示頻度が激増して若干ウザい(IE7も同様)東京三菱UFJ銀行のインターネットバンキングログオン画面。拙者の場合、ここでMicrosoft Fingerprint Readerのスキャナ部に指を押し当てるとログオンできる。ブラウザ画面右上に見える超小さなアイコンは「このサイトはMicrosoft Fingerprint ReaderにログオンID・パスワードを登録済み」の意味