スタパ齋藤の「スタパブログ」
32GB SDHCメモリカードが1000円少々
2012年3月21日のエントリで「そろそろ32GBのSDHCメモリカードが欲しい」的なコトを書いたが、やっぱりある程度大容量のカードだと(デジカメで)使っていて安心。なので追加購入することに。
まずは価格を調べてみたら、2012年9月末現在だと32GB SDHCメモリカード1枚の最安値は1284円!! うそぉ~。じゃあ64GBのSDXCメモリカードは? ナンと最安が2559円!! マジすか。
じゃあ64GBをいっぱい買うニャ♪ とか思ったが、そういうコトするからアレコレと持て余すんですよ>俺、と思ったので、ちょっと吟味してみることに。
で、とりあえずAmazonでチェックしてみたら、あらコレかわいい★ みたいなのを発見。「Amazonベーシック SDHCカード 32GB class10」である。Amazonのマークが入っていてなんかちょっとイイ感じ。class10対応だし、値段1911円だし、買いやすい感じかも。
ちなみにSDHDカードの「class」とは、カード表面に数値とともにプリントされた統一ロゴで、カードの「最低保障転送レート」を意味する。「class2」なら最低でも「毎秒2MBの転送レートがありますよ」という意味。上記のAmazonのカードなら最低10MB/秒のスピードでファイルを転送できるというわけだ。
ともあれ購入。シンプルなデザインでなかなかイイ。試しにベンチマークを取ってみると……しっかりclass10のスピードが出ている。仕事場PCのUSB3.0カードリーダーだとカードからの読み込み速度が22MB/秒も出ている。なかなかコストパフォーマンスが高いですな。
キヤノンのタフなデジカメを購入
今年はフライフィッシング復活するゼ~ついでにテンカラとかもやりたいゼ~、などと準備している俺。既に春先の良いシーズンは逃したが、夏には何度か釣りに行きたいと思う。
渓流方面への釣行となるが、そうなればやはり美しい風景も楽しみ。となるとデジカメもシッカリ用意したい。が、デジカメに関してはやはりタフで防水であることが肝心。腰当たりまで水に浸かることもあるし、ヨロッとなって岩に体をぶつけることもある。
そこで選んだのがキヤノンの「PowerShot D20」。2012年5月に発売された防水&耐衝撃&耐寒&防塵仕様のコンパクトデジカメですな。
タフなデジカメであるほか、GPS搭載だったりフルHD動画も撮れたり、もちろん広角レンズ搭載(35mm判換算28~140mm相当の光学5倍ズーム)だったり、機能的にはお腹いっぱい的な今時のコンデジである。個人的に良かったのは、操作系がキヤノン流であること。慣れていることもあり、やっぱりキヤノンのUIがいちばんスンナリと使える。
PowerShot D20、非常に役立ってくれそうなので、専用の「アクセサリーキット AKT-DC2」も注文した。のだが、品薄っていうか在庫切れで、「お届けは8月12日頃から8月18日頃まで」とのこと。
ん~、んむむ~、若干残念。……でもまあ、その頃まできっとまだ釣りには行けてないような気がしなくもないので、ま、いいか。
キヤノンの「PowerShot D20」。10m防水、1.5m耐衝撃、耐寒-10℃、防塵仕様のタフなコンパクトデジカメだ。細部の作りも頑丈っす。 | 使い慣れたキヤノン流のUIは便利。キヤノン製ならどのカメラでもだいたいマニュアル不要で使えちゃうキヤノン派の俺なのである。 | お魚を釣りにいくらしいわね。お魚らしいです。お魚は見たことないわね。見たことないです。ニャニャニャニャ。ニャ。みたいな。 |
わーこの布便利~♪
ソニーのNEX-7用に「HVL-F43AM」というフラッシュを購入したとき、同時に「ラッピングクロス LCS-WR1AM」というのも買った。カメラを包んで傷や汚れから保護する布ですな。
前からこういう「カメラを包む布」の存在は知っていたが、使ったのは初めて。その印象は「わーこの布便利~♪」とうものであった。もう一枚買おうかな!?
便利なのは、カメラなどを布で包んでゴムバンドで留めるだけで、ある程度の保護や汚れ防止になること。さほど厚くない布なので、カメラのセミハード~ハードケースのような保護性はない。が、小さく薄く畳めて邪魔にならないのが実用的。NEX-7のようなサイズのカメラから、もっと大きなレンズ交換式カメラにも対応する汎用性もナイス。
残念なのは、カメラを拭く機能性がないこと。注釈として「レンズ面や液晶画面を拭くクリーニングクロスとしては使用できません」とある。まあレンズはアレとしても、実際は拭けちゃいますけどね液晶もボディも。さておきゼヒ、後継布として「ボディや液晶画面のクリーニングにも対応」のラッピングクロスを出して欲しいニャとか思った。
ソニーの「ラッピングクロス LCS-WR1AM」。約50×50cmのポリエステル布で、リング状のゴムコード付き。カメラを包む布ですな。 | NEX-7を包んだ様子。風呂敷的に使ってカメラを包みリング状のゴムコードで留める。単純だが使いやすい。メーカー価格2100円。 | うかちゃんは布に包まれると嬉しいニャ。ぼくはゴロゴロ言う。なら今度包んでもらいましょう。そうしよう。ニャ。ニャ。的な。 |
NEX-7用にHVL-F43AMを購入してみた
ソニーのNEXシリーズデジカメ&ビデオカメラを本格的に使うようになったが、やっぱり結局必要なものがヒトツ。専用のフラッシュですな。「HVL-F43AM」を購入した。
これイイ感じ。独自の回転機構であるクイックシフトバウンスを備えていて、上方150度・下方8度に向きを変えられ、さらに左右90度回転できる。実用上必要なあらゆる方向に光を放てるのだ。こういう機構はほかメーカーのフラッシュにもあるが、HVL-F43AMの場合はロック機構がないのでスムーズに向きを変えられる。
あと、もちろんαやNEXの「オートロックアクセサリーシュー」に対応しているHVL-F43AM。汎用性はナイが、αやNEXの専用フラッシュとして使うとなると、脱着もスムーズでフツーに便利。
ちなみに、なぜ専用フラッシュのHVL-F43AMを買ったかと言えば、取材時などにNEX-7でTTLオート調光で撮影したいのと、バウンス撮影をしたいから。人を撮る場合などはやはり、天井や壁で光をバウンスさせて自然な雰囲気を保ちつつ、TTLオートに頼って一発で無難に撮りたいというわけだ。
中華バッテリーがデテコナーイ!!
最近、中華バッテリーをよく使う俺。中華バッテリーって呼ばれてるのかは知らないが、メーカー純正バッテリーじゃなくて、中国製と思われる互換バッテリーですな。デジカメとかビデオカメラとか、そういう機器の互換バッテリーが、メーカー純正バッテリーの数分の一の価格で売られている。
もちろん自己責任で使っているわけだが、これまでとくに大きな問題は起きていなかった。若干保ちが悪い個体があるような気がするが、まあ純正品の半額未満の価格なので、本数で補えばいいや、的な。
ところがここで問題発生。ソニーのNEX-7/NEX-5用の予備にと、Amazonで「ソニー NP-FW50 NEX-3/NEX5/nex-5n対応互換バッテリー」というのを購入。1300円くらいだったかな? ともあれ、充電してNEX-7に入れたら、取り出せなくなっちゃった!! デテコナーイ!! マジでヤバ~い!! NEX-7は中華バッテリーと一蓮托生なカメラになってしまったのか~っ!?
結局、ピンセット的な尖った道具でバッテリーを徐々に引き出しつつ、ようやく中華バッテリーを取り出すことができた。あーヤバかった。なーんかビミョーに形状的な作りが悪いバッテリーに当たってしまったようだ。
そのヤバいバッテリーには、薄い樹脂フィルムを貼り、そのフィルムを引けば取り出せるようにして使っている。ともあれ、互換バッテリーにはこういう問題もあるようなので、結局自己責任ではありますけど、ご注意あれ。
左が中華バッテリー、右が純正バッテリー。形状的には同じ、に見える。が、たま~に作りの悪いバッテリーがあったりするようだ | 中華バッテリーにはフィルムを貼り付けて使っている。カメラから取り出すときはこのフィルムを引く。……切れたらどうしよう? | またニャッテリーを買っているわ。またニャッテリーだよね。猫に関係なくてつまらないわね。つまんないです。ニャ。ニャ。的な |
そろそろ32GBのSDHCカードを……ええっ!?
先日の取材でデジカメを使って動画を撮っていたら、SDメモリカードの容量が若干不足気味に。動画など撮る予定はなかったのだが、「一応、押さえで」と撮り始めたのが原因だ。
ていうか、今時4GBとか8GBのメモリカード使ってる俺もアレですな。もっと余裕をもった容量にしていくべきですな、取材なんだし。これまで静止画だけなら4GBとか8GBで足りちゃってたので、より大容量のメモリカード購入を延ばし延ばしにしてきたが、じゃあこれを機会に32GBくらいのSDHCカードを買いましょう~、と。
そう思って調べたら「ええっ!?」な気分に。最近は32GBで3000円切ってたりするんですな。安っ。1GBで100円って感じ? どんどんどんどん安くなりますのう。
そう言えば、HDDについても以前に同様の印象を持った。アイ・オー・データ機器のサイトでHDD関連コラムを書いたが、この記事の真ん中くらいにグラフがある。1994年頃~2005年頃までのHDDの価格や容量の変化だ。数年で一気に低価格化と大容量化が進んでいる。2012年まで含めるとさらに劇的な変化になっているんだと思う。
凄いですねこういう価格や容量の変化。「安くなって有り難い」とかのレベルを超えて、「安くなり過ぎて職を失う人も出ていそう」という危機感さえ覚える。どんどんお金を払わなくて済むようになると、稼げるお金もどんどん減っちゃうと考えると、怖いですな。
知らない間に小容量SD/SDHCカードばかりたまっていた。4GBあたりなら、まだ静止画撮影用に十分使える容量なんですけどネ…… | 東芝製の32GB SDHCカードを数枚購入した。通称「白芝」。速くて信頼性もアリ? 実感してはいないが、巷では評判らしいっス | グニャフってニャにかしら。急に変化らしい。うかちゃんは急に眠くなります。ぼくは急に寂しくなります。ニャ。ニャニャ。的な |
ちょいとFlashAirを使ってみた
仕事で東芝の「FlashAir」という「無線LAN通信機能搭載のSDHCカード」を使ってみた。なかなか便利。
コレ、8GBのSDHCカードで、まずフツーのメモリカードとして使える。デジカメに挿して撮影すれば、カード内に画像がたまっていくわけですな。
プラスして、カード内に無線LAN機能があって、その機能のひとつにウェブサーバ機能がある。カードが無線LANアクセスポイント&ウェブサーバになり、スマホなど(のウェブブラウザ)でそのウェブサイトにアクセスできる。で、アクセスすると、カード内のファイルを自由にサムネイル閲覧~ダウンロードできるのだ。
つまり、デジカメ内の画像をスマホなどのWi-Fi対応&ウェブブラウザ搭載端末で見られるようにしちゃうのが、FlashAir。基本的には事前の面倒な設定一切ナシでサクッと使える。デジカメで撮って、スマホなどのブラウザからデジカメ内のウェブサーバ=各ファイルにアクセスして、画像などのファイルをスマホにダウンロードして、「スマホ上でデジカメの高画質画像などを活用」できるってわけですな。
今後FlashAir対応機器が出てくると、もっとイロイロな機能を使えるようになるらしい。FlashAir、使ってみた感じが非常にわかりやすく快適だったので、今後の展開にもかな~り期待している。
NEX-7は猫も取材も結果良好♪
ソニーのミラーレス一眼のNEX-7を買った件を書いたが、その後鋭意使用中。度重なる取材で使い、さらに雑誌掲載用の猫写真撮影にも使った。で、どちらの結果も非常に良好であった。
使用感などを端折って書くと、小型であるものの操作性もホールド感も良好。シャッタータイムラグも非常に短く、ISO感度を高くしてもノイズが目立たないので、多くのシチュエーションで撮影が一発で決まったりする。
それとやはりAPS-Cサイズセンサの良さ。あ、レンズもイイと思いますけど。やや絞りを開き気味で撮ると、被写体の存在感が非常にリアルに出る。この携帯感と操作性で、さらに一眼レフ系の写りがあるとなると、いわゆるコンパクトデジカメには戻りにくい。
俺的に非常に良かったのは、モノブロックストロボとの併用。このアクセサリとクリップオンストロボを使って、フォトセルでの同調発光で撮ったが、快適だった。NEX-7のサイズ、操作性、それから短いシャッタータイムラグ、それとたぶんヘンな色グセがないと思われる描写により、撮影も撮影後のレタッチ作業も凄くスピーディーに進んだ。ほぼ完璧。今後、取材と猫撮影はNEX-7で行うことにした。
気になったのは、電池の保ちが思ったほどよくないっつーか、「あっもうけっこー減ってる」と感じがちだったこと。多用してるから電池減りがちなのは当然なんですけどね。中華バッテリー買おうかな。
取材&猫撮影のメイン機材となったNEX-7。サイズ的にも機能的にもホールド感的にも色味的にも、納得しつつ使える久々の一台だ | こちらはNEX-5N。コレもわりとイイのだが、俺の手にはイマイチ合わず、マニュアル系の操作感はNEX-7のほうがず~っとイイっす | ホーニュド感ってニャにかしら? 掴むらしい。うかちゃんは捕まるのはヤなの。ぼくも捕まるのはヤです。ニャニャ。ニャ。的な |
YONGNUO社のYN-H3で解決
ソニーのαやNEXやNEX-VG20は、かなり独自というか排他的なホットシューである「オートロックアクセサリーシュー」を搭載している。このため、広く出回っている一般的なホットシュー用アクセサリ類がそのままでは使えない。
それじゃあ市販のストロボとか使えないじゃん!! そんなこともあろうかと、ソニーはシンクロターミナルアダプターFA-ST1AMやホットシューアダプターFA-HS1AMを発売していた。これら純正アダプターを使えば、各種ストロボなどを利用できるようになる。しかし単なるアダプタなのに、メーカー価格2万1000円とか1万3000とか。
そこでYONGNUO社のYN-H3という謎のホットシューアダプタを買ってみた。謎なので自己責任で使うしかないンだ!! そして使ってみたらフツーにOKでした。
この謎のアダプタを使うと、αやNEXの「オートロックアクセサリーシュー」が、単なる一般的なホットシューになる。ので、市販のクリップオンストロボなどを使えるようになる。さらにシンクロターミナル付きなので、プロ用ストロボ機材とのシンクロ率激UP!! でも謎のアダプタなので自己責任なンだ!! みたいな。
……オートロックアクセサリーシューのような、機材のハブ的な部分の超独自化、ぜひナシの方向でお願いしますソニーさん。せっかく魅力的なαやNEXなのにモッタイナイと思う。
NEX-7がとても良い
ソニーのNEX-7Kを購入した。最適な仕事用(取材&猫撮り用)スチルカメラ探求活動の一環として「コレが良かったらいろいろワークフローが固まる」と思って。
ザッと使っての印象を言えば、かなりイイかもしんないコレ、とか思った。武蔵野電波にてNEX-5NDとNEX-VG20を導入した件を書いたが、NEX-7とNEX-5の俺的使用感にはいろいろな点で差があった。
俺的に大きかったのは、NEX-7のシャッターボタン近くにある2つのダイヤル。このダイヤルにより、たとえばマニュアル撮影時の操作性が非常に良いのだ。取材や猫撮影時、けっこーマニュアル撮影に頼るんだが、NEX-7はこの点で使いやすい。このサイズのカメラここまでマニュアル撮影時の操作感が良いカメラは……ん~む、知らないかも。
ほかいろいろ凄いトコロがあるんだが、このカメラで猫撮影をして良好な結果が得られたら、しばらくNEXを多用しそう。上記リンク先にも書いたとおり、HD/SD動画両対応&レンズ交換式ビデオカメラのNEX-VG20は、NEX-5やNEX-7用と交換レンズを共用できるのだ。またこのNEX-VG20の動画、これも凄くイイんである。
ソニーのNEX-7K。普及タイプのデジタル一眼と同じAPS-Cサイズの撮像素子を持つ、非常にコンパクトなレンズ交換式ミラーレス一眼だ | 汎用的に使える2つのダイヤルを搭載する。マニュアル撮影モードなら、左がシャッター速度、右が絞り値を調節できるダイヤルになる | マニュニャニュってニャにかしら? ぼくらを撮るとき使うらしい。うかちゃんも撮ってみたいニャ。ぼくもです。ニャ。ニャニャ。的な |
可変NDフィルターを買ってみた
静止画や動画の撮影時、あると便利だったりするのがNDフィルター。NDフィルターはレンズに入ってくる光の量を減らすためのフィルターで、シャッタースピードを遅くしたいときや、絞りをより開いて背景をボカシたいときなどに使われる。
NDフィルターは「どの程度光量を減らすか」によって各種ある。ので必要な枚数を揃えるのがメンドくさいしお金もかかるフィルターでもあったんだが、最近は可変NDフィルターなんてのがあるんですな。便利そう。ひとつ買ってみた。
買ったのはpanproduct.で扱いのあった「高すぎない可変NDフィルター」(http://panproduct.com/?cat=68)。「TiANYA XS-Pro1」の77mmを購入した。
コレ、偏光フィルター(PLフィルター)が2枚重なったもので、回転させると減光率が無段階で変わる。減光する範囲は、ND3(-1.3EV)~約ND1000(-9EV)とある。確かに、回してみると薄グレーから真っ黒まで無段階で減光効果がある。
あらコレやっぱり便利かもしんない、とか思った。ND1000だから光量を1000分の1まで、無段階に落とせる。大きめの可変NDフィルターを買っておいてステップリングを持っていれば、多くの状況で使い回せそう。光量をあまり落とせないストロボとデジカメとセットで使うのも良さそうですな。
購入した「TiANYA XS-Pro1」という可変NDフィルター。レンズに入る光量を1/3~1/1000に無段階で落とせる。これは1/3の状態 | これが1/1000にした状態。……可変NDサングラスとかいうモンはないんだろうか? あったら便利な気がする。どうなんだろう | フィニュターってニャにかしら? カメラらしい。またカメラなのね。またカメラだよね。ニャニャニャ。ニャニャ。みたいな |
SpyderCUBEで猫写真の色補正
記事製作のため、週に何度かブツ撮りなどの撮影をするが、いちばん苦労するのが猫写真。雑誌「ねこのきもち」用に、拙宅猫がグッズを使っている(!?)ところの写真ですな。
拙宅猫がグッズに十分興味を示せば、撮影自体はさほどタイヘンではない。のだが、撮影後のレタッチ(写真の修正)作業がいつもタイヘン。猫を撮る部屋は、壁面や天井が色が付いたり汚れたりしている。猫撮影時は、猫の速い動きも捉えるべく、フラッシュ撮影が必須となるが、壁や扉にフラッシュ光が反射するので「色かぶり」が生じるのだ。
真っ白なハズのフラッシュ光が、壁などに反射し、壁などの色を含んだ「色付きの光」になってしまう。ので、写真全体がその色に偏った色になる。拙宅の場合「写真が盛大に黄色みがかってしまう」のであり、撮影後、この写真から黄色っぽさを除去して、正しい色へとレタッチする必要がある。これまで、この作業がタイヘンだった。
そこで試しにdatacolor社のSpyderCUBEを使ってみた。手のひらサイズの立体物で、表面に写真の色味の基準となる白/黒/グレーが塗られている。写真のなかにこの立体物を写し込むなどすると、それが色の基準となり、後の色補正作業の効率が上がるというグッズだ。インプレスダイレクトでも売ってますな。6300円。
で、使った結果、かなり便利。多少の色かぶりならグレースポイトツールで一発で色補正可能。拙宅のように盛大なる色かぶりが起きている写真でも、SpyderCUBEによりかな~り正しい色へと効率良く補正していける。
手順はいろいろあると思うが、俺の場合は最初にPhotoshop上でSpyderCUBE入りの写真を補正し、この手順をアクション機能に登録し、あとはワンクリックで各写真を補正している。効率UP度合いは、たとえばこれまで1時間かかっていたレタッチ作業が5~10分程度で終わるようになった。
やっぱこのテのグッズ、便利だしおもしろいですな。ほかの色補正系っていうか現像系っていうか画像リファレンス系グッスも使ってみようかな。
datacolorの「SpyderCUBE」。キューブのグレーや白や黒を「色補正時の基準」として使う道具ですな。左が補正前、右が補正後 | 盛大に黄色く色かぶりした拙宅猫も容易に補正できた。ただし、ある程度は写真撮影やレタッチについて知らないと使えないかも | フニャッシュってニャにかしら? ピカッとするやつだよ。ピカッとして眩しいわね。ピカッとして迷惑だね。ニャ。ニャ。的な |
ぐるっと回ってLUMIX DMC-G1
取材用とか猫撮り用とかに大活躍してきたパナソニックのDMC-G系レンズ交換式ミラーレス一眼。俺の場合、2008年にDMC-G1を買い、翌年の2009年にDMC-GH1に乗り換え、さらに去年2011年にDMC-G3に乗り換えた。
しかしDMC-G3は少ししか使わなかった。結局、小さすぎて俺の手ではホールドしにくいのだ。ヘンなボタン押しちゃいがち。
なのでDMC-G3を使うのを中断し、いったんキヤノンのPowerShot SX40 HSやPowerShot G12を使うことにした。が、合焦速度とかはDMC-G系のほうが良好で、サードパーティ製のフラッシュと組み合わせての使用もDMC-G系のほうが行いやすい。
じゃあDMC-G3を下取りに出して最新&ボディ大きめのDMC-GH2買おうかな、と、思ったが、もう1年以上前のカメラだし、そろそろ新型出るのかも~って気もしたので、中古のDMC-G1を買った。
……ええっ!? 初代のDMC-G系? そうなんですよ。俺がいちばん最初に買ったDMC-G系デジカメを、また今になって買ったのであった。対応バッテリーも余っていたし。
で、使ってみたら、まあ以前にさんざん使ったので、スムーズに使えた。主な使用目的はモノブロックストロボを使ってISO感度を下げての撮影やクリップオンストロボを装着しての取材などで、画質的にも文句ナシ。古いと言っても2008年のカメラだから、現役で全然使えるのであった。
DMC-G1使って強く思ったのは、「ちゃんと使える高級機なのに中古価格が不当に思えるほど安い」ということ。俺の場合はDMC-G1の非常にキレイで傷も見当たらないAランク的な中古ボディを2万1000円で買った。2万円を切るボディもゴロゴロあったような。こういう中古機材、お得かもしれませんな。
武蔵野電波にNEX-VG20導入
船田社長もおっしゃるとおり弊社武蔵野電波にソニーのミラーレス一眼「NEX-5ND」が導入されたわけだが、さらにまた別の機材が追加導入された。ソニーのレンズ交換式デジタルHDビデオカメラレコーダー「NEX-VG20」である。
ソニーのNEX-5NとかNEX-7とかNEX-C3とかは、共通した交換レンズ(Eマウントレンズ)を使える。で、新導入のNEX-VG20にも同じEマウントレンズが使える。Eマウントレンズをデジカメとビデオカメラで共用できるわけですな。レンズの焦点距離も同じなので、広角レンズのダイナミック感や望遠レンズの圧縮感をそのまま活かせる。
NEX-VG20の使用感をザッと書くと、これはイイですな♪ 贅沢を言うといろいろ要望はあるが、マニュアル系撮影モードをシンプルに使えて実用的。HD映像以外にSD映像も撮れてプチ嬉しい。標準装備のマイクで十分高音質で音を録れるあたりも扱いやすい。
あとこれやっぱり、ファインダーを覗いているだけで愉快ですな。APS-Cサイズの撮像素子およびスチルカメラ用の明るいレンズが織りなす独特なボケ味。カメラメーカーがスポンサーの紀行番組みたいな心地良い映像がファインダーに現れちゃうんである。
NEX-5NとNEX-VG20をイジってると、なんかも~一式ソニーで揃えちゃうとシアワセになれるような気がしてくる。のだが、ソニーのこのテの製品ってコネクタ類が独自気味。たとえばオートロックアクセサリーシューとかには正直ついて行けない。でもまあともあれ、元気なEマウント機材関連。今年はこれらを仕事にガシガシ活かしてゆきたい!!
トランスミッターST-E2でキマリ!!
キヤノンのEOS 5D Mark IIやPowerShot SX40 HSやPowerShot G12やスピードライト270EX IIやスピードライト550EXを使っている俺には、やはりコレしかない。ということでスピードライトトランスミッターST-E2をアッサリと購入。ネット通販で1万7325円だった。
キヤノンのスピードライトシリーズの580EXII、430EXII、320EX、270EXIIなどは、ワイヤレスでの多灯ストロボ同調撮影が可能。光が欲しいところにストロボを設置し、マスターストロボを装着したカメラ(EOSやPowerShotなど対応機種)で撮影すれば、ケーブル接続を必要としない多灯のオートストロボ撮影を行える。ぶっちゃけ、照らしたい場所にストロボをポポンと置いてパシャッと撮るだけで、多くのケースで良好な写真が得られるという便利なシステムだ。
このカナメがカメラにセットするマスターストロボ。このマスターがほかのストロボを遠隔制御する。のだが、マスターはハイエンドストロボのみに与えられた機能。ハイエンド機は高価なのだ。そうそう手をだせない。
だが、スピードライトトランスミッターST-E2は別。マスターとして機能する、そう高くはない機材なのだ。大雑把に言えば、前述のマスターストロボから発光機能をなくして、ワイヤレスのストロボ制御機能だけを持たせたのがST-E2なのだ。質量は100g程度で比較的にコンパクト。もちろんカメラのアクセサリーシューにセットできる。そしてPowerShot G12上にセットしてもカメラが倒れることはない。
てなわけで、俺は早速ST-E2をPowerShot G12にセット。倒れてナーイ♪ さらにスピードライト550EXやスピードライト270EX IIを適当に配置してワイヤレス多灯(つっても2灯)撮影をしたら、あらステキ。超楽勝で適正露出の多灯ストロボ撮影ができちゃった。
む~。これなら、機能はやや限定されるが、複数台のスピードライト270EX IIをST-E2で制御って使い方もアリですな。一昔前に比べたらヤケに安価かつラクにワイヤレス多灯撮影できちゃう感じ。イイ時代ですな。
FA-DC58Bの風変わりな使い方
キヤノンのフィルターアダプターFA-DC58Bを購入した。PowerShot G12/G11/G10に対応する「カメラに58mmレンズフィルターを装着できるようにするアダプタ」ですな。あとPowerShot G12/G11/G10にレンズキャップを付けることもできるようになる。
しかし俺の場合、FA-DC58Bを使ってPowerShot G12にフィルターやレンズキャップを装着する気はあまりない。FA-DC58Bは「スピードライト550EXをセットしてもPowerShot G12が倒れないようにするため」に購入したのである。
そして試してみたら、た、立った!! クララじゃなくてG12が立った!! 立った立った~スピードライト550EXを乗せたG12が立った~わーい!! 的な。
G12によりいっそうの安定感を求めるあなたにも、FA-DC58B。ってソレを求める人は僅少だし>俺。
PowerShot G12にフィルターアダプターFA-DC58Bを装着した様子。58mm径のフィルターやレンズキャップが使えるようになる | FA-DC58Bを装着していると、スピードライト550EXをセットしてもPowerShot G12が倒れなくなる。もちろん、電源オフ時もだ | ニャッテンマイニャーさんって誰かしら? ええっ誰それ!? うかちゃんもわかりません。ニャニャニャ? ニャ。みたいな |
ワイヤレス多灯フラッシュって便利
キヤノンのPowerShot G12とスピードライト270EX IIを組み合わせて使っている俺。あ、そうだ、スピードライト550EX持ってたんだ、と思い出した。
キヤノンの外付けストロボ(スピードライト)は、複数台を組み合わせての「ワイヤレス多灯発光」ができる。具体的には、カメラにセットしたストロボの発光に合わせて、周囲に設置した複数のストロボも発光する。もちろんコードレスで。オート発光として発光量を自動制御させることもでき、つまり、光源をいろいろな箇所に設置して光量調節カメラ任せのオートフラッシュ撮影ができちゃうわけですな。
ただ、ワイヤレスで周囲のストロボを制御できる「マスターユニット」となれるのは、スピードライト580EX IIなどのハイエンド機。高価なのだ。
俺の最強に高価だったけど旧機種となったスピードライト550EXも、マスターユニットになれ……た機種。現在はどーなのか? 現在発売中の新機種ストロボ群と連携動作してマスターユニットになれるのか?
早速試してみたら、あらま、なれた!! PowerShot G12上のスピードライト550EXが、ちょい離れた位置にあるスピードライト270EX IIをワイヤレスで制御。撮影の瞬間、同調して発光した。適正露出で写真が撮れた。あらま便利ねえ。
……ただ、PowerShot G12の上にスピードライト550EXをセットすると、バランス悪過ぎ。机上に置くと倒れちゃうんだよねぇ困ったねぇ。
PowerShot G12とスピードライト270EX II
こないだキヤノンのスピードライト270EX IIの件を書いたが、PowerShot G12とスピードライト270EX IIの組合せがイイ感じなんですけど。あ、PowerShot SX40 HSと組み合わせても「デキることはだいだい同じ」なんだが、サイズ的な良さがある。
PowerShot G12は、ポケッタブルとは言いにくいサイズではある。が、冬服の上着ポケットあたりになら「まあ、入れて出かけようか」と思えるサイズ。
スピードライト270EX IIは言い方はヘンだがポケッタブルな外部ストロボ。上記リンクでも書いたとおり、小型なのにバウンス撮影ができ、最大ガイドナンバーは22/27(切り替え可能)と案外明るい。
で、PowerShot G12とスピードライト270EX IIを組み合わせて、たとえば室内でのスナップをバウンス撮影(天井使用)したりすると、イイ感じの写真が撮れたりする。ストロボ撮影時に出がちなアカラサマな影とかテカリとか、そういう人工的な感じが出にくい。「え、この小さいデジカメとストロボで撮ったの?」的な、自然でキレイな写真が得られたりする。
キヤノンのコンパクトデジカメ上位機種は、同社EOSデジタル一眼レフ向けのスピードライトシステムを使えたりする。しかもマスター/スレーブのワイヤレス多灯撮影も可能。EOSデジタルじゃなくても、かな~りインテリジェントなストロボシステムが使えるあたり、やっぱり非常に魅力的なのであり、魅惑され中の俺であり、ワイヤレス多灯撮影にムズムズしちまってるのである。
キヤノンのPowerShot G12も使用開始
先日、キヤノンのPowerShot SX40 HSを使い始めた件をエントリした。が、ちょっと思うところがあって、今度はキヤノンのPowerShot G12を使い始めた。
この「思うところ」というのは、仕事関連。雑誌「ねこのきもち」の附録小冊子に連載があって、そこで使う猫写真を撮るために最適なデジカメを探し中なんですな。これまでパナソニックのLUMIX DMC-G3を使っていたが、ビミョーに黄色みが強い仕上がりになるので、撮影後のレタッチが少々面倒。発色がよりナチュラルで、かつ、LUMIX DMC-G3のように汎用できるデジカメはないか? と。
で、まずPowerShot SX40 HSの使用感。機能/発色ともに良好だが、外部ストロボ装着時のレリーズタイムラグが短くない。「あっ猫がジャンプする!!」と思った瞬間シャッターを押しても、撮れる写真は着地後のものばかり、的な。
そこで、比較的に手を出しやすい価格で売られていて、かつ、アクセサリシュー(外部ストロボ装着用)、バリアングルモニター(猫目線での撮影用)、マニュアル撮影モード(外部ストロボでの光量調節に対応するため)があるPowerShot G12に手を出した。結果、機能/発色ともに良好であり、外部ストロボ装着時のレリーズタイムラグもまあまあ許容できる範囲で短い。
てなわけで、とりあえずPowerShot G12を仕事の猫撮りに使うことに。既に撮影したが、レリーズタイムラグの短さについてはぶっちゃけLUMIX DMC-G3に及ばないのが残念。だが、発色の自然さ=後のレタッチの手間の少なさに関しては満足レベル。しばらくコレを使ってみましょう♪ 今後どのくらい活躍してくれるかな?
イカスぞ!! スピードライト270EX II
手持ちのキヤノン製外部ストロボが旧機種なので、そうだ最新のに手を出してみようかな、と調べていたら……。スピードライト270EX IIとかいうのを見つけちまいました。即、ポチッとな。
270EX IIは、非常にコンパクトな部類となる外部ストロボで、リモートレリーズボタンなどの斬新な機能を持つ製品だ。リモートレリーズボタンに関してはデジカメWatchのこの記事が詳しい。
俺的には、小型&安価なのにバウンス撮影ができる点がイカスと思った。加えて、PowerShot SX40 HSとかと組み合わせた場合、カメラ側でストロボ動作モード(マニュアル/オート)を切り替えられ、さらにマニュアル発光時は発光量をカメラ側からきめ細かく調節できるのだ。スゴ!! てか今時の小型ストロボってこーゆーモンなんでしょうか?
ともあれ、こういうマニュアル発光での光量調節とかができると、たとえばモノブロックストロボなどの外部ストロボと(フォトセルによって)同期発光させて使うときに超便利♪ たとえば270EX IIを弱く光らせてアイキャッチのために使い、こんなモノブロックを主な照明としたりして愉快な撮影ができるのだ。
なんか小回りが利く感じの270EX II。ステキかもしんない。ほかのキヤノン製ストロボも気になり始めた。うーむむむ。
キヤノンの「スピードライト 270EX II」をPowerShot SX40 HSにセットしたところ。小型なのでイイ感じに収まりますな | このように発光部の角度を変えれば、バウンス撮影(天井などに光を反射させてソフトな配光にする撮影方法)も行える | スピーニョニャイトってニャにかしら? 光るらしい。ピカッとして迷惑ね。ピカッとして迷惑だね。ニャ。ニャ。的な |