スタパ齋藤の「スタパブログ」
マンフロットの「XPROギア雲台」をポチッとな♪
(2015/3/9 06:00)
久しぶりに「雲台」を買いました。三脚上部にある、カメラを載せる台座部分ですな。モノはマンフロットの「XPROギア雲台 (MHXPRO-3WG)」です。2015年3月中旬発売予定で、実勢予約価格は2万4000円前後。
この雲台を使う目的ですが、ブツ撮りを快適に行うためです。マンフロットの「ギア付き雲台」シリーズは、カメラの向きを微調整するのに非常に便利。普通の雲台だと面倒な「ごく僅かなカメラ向き調節」もラクラク行えます。
これまで、マンフロットの「ジュニアギア付き雲台410 ジュニアギアヘッド」を使ってきましたが、この新型のほうがいいかも!? と思って買ってみた感じです。
新発売の「XPROギア雲台 (MHXPRO-3WG)」は、従来のギア付き雲台より軽く、機構も使いやすそうです。ワタクシの場合、ブツ撮りで使うカメラとレンズは合わせても2kg行かない程度。なので、最大耐荷重4kgの「XPROギア雲台 (MHXPRO-3WG)」でも問題ナイです。また、機構的に扱いやすそうなのと、複数個買うのも現実的な価格に魅力を感じた次第です。
てな感じで、使うのが楽しみです♪ 使ったらまた使用感などレポートしますネ。
オリンパス「OM-D E-M5 Mark II」が悩ましい~
(2015/3/4 06:00)
2015年2月20日に発売されたオリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」。オリンパスのフィルム式カメラ「OMシリーズ」の外見により近づいたり、なんか「OM-D E-M1」よりボディ内手ブレ補正が強力らしいと言われていたり、いろいろ悩ましい要素多々。ちなみにボディの実勢価格は11万円前後です。
現在、マイクロフォーサーズ規格のボディは、オリンパスの「OM-D E-M1」と「OM-D E-M10」を使っています。「OM-D E-M1」はハイエンドモデルで、「OM-D E-M10」はスタンダード的なモデルですな。その間が新発売の「OM-D E-M5 Mark II」。
電池やメモリカードを含めたボディ質量は、「OM-D E-M1」が約497g、「OM-D E-M10」が約396g。そして「OM-D E-M5 Mark II」が約469gで、「OM-D E-M1」よりちょっと軽い。で、「OM-D E-M1」より手ブレ補正が強力っぽい。
あ。「OM-D E-M1」の手ブレ補正スゴいんですよ。静止画撮影時に使っても十二分な効果を感じるんですけど、「これなら動画も楽勝ですな」的に思えるレベル。製品紹介ページに「手ブレ補正のサンプル動画」がありますけど、ホントに歩きながら動画撮ってもイケちゃう感じです。
そして「OM-D E-M5 Mark II」はさらに手ブレ補正が強力、軽い、コンパクト……と非常に気になっております。ていうか買おうかどうか悩み中。電池も「OM-D E-M1」と同じ「BLN-1」なんだよな……とか。ん~ぬぬぬぬ。ぬ。ぐぬぬぬ。的な。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」がイイ!!
(2015/3/2 06:00)
2014年11月29日に発売されたオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」。マイクロフォーサーズ規格カメラ用の交換レンズですな。実勢価格は14万円前後。
このレンズの特徴は、40~150mm(35mm版換算で80~300mm相当)のズームレンズでありながら焦点距離に関わらず開放絞り値がF2.8であること、全ズーム域で最短撮影距離が70cm(レンズ先端からなら約50cm)であること、雨の中での撮影が可能な防塵防滴性能を持つこと、高精度で高速なAF性能があること、軽くて小さいことなどです。とりわけ、300mm相当でF2.8という点、いわば「マイクロフォーサーズのサンニッパレンズ」ということで注目されています。
サンニッパって、300mmでF値2.8のレンズの総称ですな。まあホントは単焦点レンズを指すんだと思います。ともあれ、サンニッパは各社が気合を入れて作っていて、描写性能が高い(ぶん価格も高いし重い)レンズです。サンニッパで撮れる写真は格別なフィーリングなので、わりと多くの人が好むスペックのレンズとなっています。
ワタクシも各社サンニッパを試用しましたが、まあ何を撮ってもステキな写りに。絞り開放で撮ると、ピントが合ったところは鋭く解像し、背景は美しくボケて、ただ撮るだけで楽しくなっちゃう感じです。
なのですが、重くて大きいんです、多くのサンニッパは。「ツイデに」的に気軽に持ち歩けるというイメージではありません。「よし撮るぞ!!」的な心構えでないと使えない雰囲気です。まあ、あと、高価です。30万円とか、60万円とか、70万円とかしちゃいます。
で、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」ですが、前述のとおり実勢価格は14万円前後。そしてマイクロフォーサーズ規格なので小型軽量。長さは16cmで質量は760g(三脚座除く)/880g(三脚座含む)です。気軽に持ち歩けるサイズと質量の、そーんなには高くない価格帯の、サンニッパ。ワタクシの場合、一定期間「ぐぬぬぬぬぬ~」と考えましたが、結局先日購入しました。
そして早速使ってみたら、かなりイイ!! のですコレが。もっと高くて重いサンニッパと比べると、もしかすると画質的には多少見劣りがするのかもしれませんが、上記サンニッパの特性はしっかりあって「ただ撮るだけで楽しくなっちゃう感じ」です。撮影後にカメラの液晶モニター上で写真を拡大した時点で「うっわ~」と感じられ、帰宅してPCのディスプレイに画像を表示すると「くっはぁ~」と喜べます。
イイですね~。気軽に携帯できるサンニッパ。最高。カメラボディは「OM-D E-M1」を使いましたが、こちらも小型軽量であるうえに、ボディー内5軸手ぶれ補正が強力に効くので、300mmの望遠レンズ撮影でも手ブレが起きにくくて快適。半日撮り歩いても全然疲れません。ともあれ、さらに使い込んでみてレポートとかしますネ。
ソニーの4Kハンディカム「FDR-AXP35」を購入♪
(2015/2/23 06:00)
継続的にソニーのハンディカム「HDR-PJ800」を持ち歩いて使用していました。非常に強力な手ブレ補正機能の「空間光学手ブレ補正」を搭載した、フルHD(1920×1080ドット/60p対応)ビデオカメラですな。
で、新たに4K画質で撮れるハンディカムの「FDR-AXP35」を購入してみました。フルHD画質(1920×1080ドット)の4倍となる4K画質(3840×2160ドット)で撮れて、しかも「空間光学手ブレ補正」も搭載しているというハンディカム。今後はこちらのカメラで継続的にイロイロ撮ろうかな、と。
結局、撮って残して後で観るかも使うかもということだと、小型で4Kで手ブレ補正が強力な機種がいいなあ、と思った次第。4Kからなら静止画切り出しもキレイだし、部分トリミングしてフルHDで編集したりもできるし、「どうせならイロイロとイイ方を使おう、頻繁に撮るんだし」というわけです。
残念なのは、「FDR-AXP35」は4Kで撮れますけど、30pまでしか対応していないこと。毎秒30フレーム。毎秒60フレームの60pで4K撮影できれば(十二分に高解像度でありかつ滑らかなので)嬉しいんですけどネ。
とは言え、4K60p対応のビデオカメラで個人使用にも向くものとなると、今のところソニーの「FDR-AX1」とパナソニックの「HC-X1000」しかありません。どちらも気軽に持ち歩くような機種ではなく、個人にも向くとは言えハイアマチュア向けという存在です。お値段もお高いです。
でもきっと、意外なほど速攻で小型軽量で気軽に使える4K/60p撮影対応家庭用ビデオカメラが出てきたりするんでしょうね。4Kテレビも値段が下がってきてますし、カメラとテレビ、入出力双方の環境が揃えば一気に……みたいな。
ともあれ、「FDR-AXP35」は鋭意使い込んでみたいと思います。で、近いうちにその使用感等々をレポートしたいと思います~。
キヤノンの「PowerShot N2」を予約
(2015/2/16 06:00)
2015年2月19日に発売されるキヤノンの「PowerShot N2」。手のひらサイズ&スクエアボディーのコンパクトデジカメで、手軽な操作と多彩な画像生成機能、レンズリングのシャッ対機構などが特徴的な製品です。「コレって常時携帯デジカメとしておもしろいかも♪」とか思って予約中です。あと3日で発売。わりと楽しみ。
このデジカメは、キヤノンの「PowerShot N」の後継機種ですな。「PowerShot N」はキヤノン直販のみだったんですが、「PowerShot N2」は一般店舗でも販売されるようです。
特徴的なのは、レンズのリングがシャッターボタンになっていて、どの方向からでもシャッターを切れること。また、液晶画面が180度立ち上がるので、ローポジションの撮影や自分撮りが容易であり、カメラを逆さにすればハイポジションからの撮影もできます。
フルHD動画も(30Pですが)撮れて、Wi-Fi対応なのでスマートフォン連係なんかも可能。レンズは35mm判換算で28~244mm相当で、背景を広く写し込んだ撮影から少々の望遠撮影までできます。広角側では、レンズ先端1cmからピントが合います。
サイズは横80.9×縦62.0×厚み32.3mmで、使用時質量は約201g。小さく軽いのと、前述の液晶パネルとシャッターボタンが使いやすそう(というかラクそう)なこと、それから性能的にも汎用が利きそうなので、「PowerShot N2」を首から提げて、あっと思ったら即撮るみたいな使い方ができそうかな、と。
前のモデルの「PowerShot N」も「買おうかナ」とは思ったんですが、発売直後品切れで購入チャンスを逃しちゃったんですよね。最近はいろいろなメーカーが生産量を抑えているんでしょうか。ともあれ、新型の「PowerShot N2」には期待。購入後、しばらく使ってレポートしたいと思います。
ユニファイ(UNC)ネジをたくさん購入
(2015/2/9 06:00)
先日書いた「自作THETAペグで地面目線撮り」の件。カメラの固定は、三脚やクリップ式雲台なんかを使うと自由度が増してイイんですが、市販三脚類だと若干の不満が出る場合もあります。
そんなとき、カメラの三脚ネジ穴と市販のネジ類を利用すると、カメラをいろいろなところに自由自在に固定できるようになって便利。なので、ほかにもカメラ固定器具的なモノを自作……しようと思ったら、イイ感じの長さのネジがない~。
カメラの三脚ネジ穴は、上記リンク先でも書いたように、小ネジがユニファイ(UNC)規格の1/4インチ(20山)、大ネジがユニファイ(UNC)規格の3/8インチ(16山)です。前者は「1/4-20 UNC」、後者は「3/8-16 UNC」などと表記されて売られています。大ネジのほうは、プロ機材やゴツめの機材に使われていて、普通一般に使われているのは小ネジのほうですな。
ちなみに今回、下の写真の蝶ナットはウィット規格のもので、ボルトはユニファイ(UNC)規格のものです。ユニファイ(UNC)規格の蝶ナットがなかったので、やむなくそうしました。
細かい話をしますと、ウィット規格とユニファイ(UNC)規格(の1/4インチや3/8インチは)非常に近い形状で、かみ合ってしまいます。固定もできます。ただし若干の違いがあり、それはネジ山(ギザギザ)の角度(ギザギザの断面の山の角度)。ユニファイ(UNC)規格は60度で、ウィット規格が55度です。なので完全な互換性があるわけではないんですが、混在しても使えます。でもまあ、ネジ山角度が合致していないと強固に固定できなかったり、ネジ山を傷める可能性があったりするので、マッチした規格のネジを使うのが無難ですな。
さておき、このユニファイ(UNC)規格のネジは、普通の店舗だとなかなか売られていません。売られていても長さが限られていたり、ナットの種類が僅少だったり。
というわけで、ネットで買ってみました。使ったショップはネジ専門の「ねじNo1.com」です。ユニファイ(UNC)規格のネジやナットを多く扱っていて、少数からの注文にも対応し、決済手段も豊富。実際に使ってみて、ヒッジョーに有り難いショップだと感じました。
……こういうショップがあると、たとえばビデオカメラのリグ自作も捗りますな。カメラのネジ類やリグ類って、カメラ用として市販されてはいるんですが、けっこー割高。上記のようなショップを使うと、かなり安く便利なリグや治具を自作できると思います。
マンフロットのビデオ三脚はどんな感じ?
(2015/1/26 06:00)
マンフロットのビデオ三脚が「完成」しました。完成? じつは、マンフロット製ビデオ三脚はあったんですが、ヘッド(雲台)がありませんでした。このたび、使用中のビデオ三脚に合うヘッドを購入し、やっとマンフロット純正の状態で使えるようになりました。
最初に持っていたのは、中古で買った「伸縮式ツインアルミ三脚 MVT502AM」と、同じく中古の「75mm ハーフボール 520BALL」でした。三脚の上にハーフボールを装着すると、雲台無し状態の三脚になります。そこへ、別メーカーの雲台をセットして使っていました。
けっこう軽快に使える三脚ですが、「ここにマンフロット製のビデオ雲台をセットしたらどんな感じなのか?」と思い、マッチしそうな雲台を物色。結果、「プロフルードビデオ雲台 フラットベース MVH502AH」を見つけて購入しました。型番等々から、もともと「伸縮式ツインアルミ三脚 MVT502AM」「75mm ハーフボール 520BALL」「プロフルードビデオ雲台 フラットベース MVH502AH」の3点はセットで使うように用意されたものだと思われます。
それらをようやく合体!! そして使ってみたら、あら~イイ感じ♪ 合計4.05kgになり、やや重め(とは言ってもビデオ雲台としてはかなり軽い部類)で、一日中持ち歩くのはタイヘンではあります。が、雲台(ヘッド)の「プロフルードビデオ雲台 フラットベース MVH502AH」がかな~り使いやすいです。パン方向もチルト方向も滑らかに動く(フルード雲台です)し、その動きの滑らかさ(抵抗感)の微調整が行いやすく、とても快適に使えます。
なお、ヘッド部とボール部が別れていないものが「プロフルードビデオ雲台 75mmボール MVH502A」だと思われます。カウンターバランスの耐荷重は軽めなので、あまり重くないビデオカメラやデジタルカメラ向けとなると思いますが、独自の「ブリッジテクノロジー」は便利で注目すべき点が多いかも、です。
ニッシンデジタルの「i40」ソニー用を購入
(2015/1/23 06:00)
去年の夏に購入したニッシンデジタルの「i40」。デジタルカメラ向けのクリップオンフラッシュ(外付けフラッシュ)です。フォーサーズ用を購入&使用していてヒッジョーに快適なので、じゃあソニー用もということで買いました。
ソニーの「α7S」に、このフラッシュを装着して使っていますが、これまたかなり快適です。フラッシュのサイズはかなりコンパクトで、フラッシュを装着したままでも「α7S」の機動性が活きてイイ感じ。小さいものの、十分な光量が得られます。もちろん全部カメラ任せの自動調光(TTLオート)でもマニュアルでも撮影できます。
それから、やはり便利なのは、背面にある2つの操作ダイヤル。ダイヤル操作でフラッシュの各種モード切り換えおよび発光量調節を行えるんですな。こういう部分、現在の多くのフラッシュは液晶パネルの表示を見つつのボタン操作式。そういう方式だと、操作自体が煩雑で、慣れないとクイックに使っていくことができません。ダイヤル式だとそういう使い勝手もスムーズ&快適です。
なお、直販価格(Amazon店)は2万3300円。円安の影響で以前より値上げされました。しかし、使い勝手や機能性、それから性能を考えると、この価格でもまだかなりお得感があるクリップオンフラッシュだと思います。
リーベックの最軽量ビデオ用三脚「TH-650HD」
(2015/1/19 15:40)
去年にリーベック(Libec)の「ALLEX S KIT」という、ビデオ用三脚とスライダーのセット品を買いました。東京・中野のフジヤエービックでゲンブツをイジったらかなり良かったので買った感じですな。実勢価格は8万5000円くらい。
このキットは、スライダーの「ALLEX S」と、ヘッド(雲台)の「ALLEX H」と、三脚の「ALLEX T」と、ケースの「RC-20」のキットモデルです。ヘッドと三脚を組み合わせれば一般的なビデオ用三脚の「ALLEX KIT」として使えます。
で、ビデオ用三脚「ALLEX KIT」として使ったとき、全体的に使いやすく、わりと軽くてイイ感じ。一眼レフ~ミラーレスカメラあたりは余裕で搭載可能。3kgまでのカメラを搭載でき、パンやティルトの動きも滑らかで、安定性も十分あります。ただ、一日中持ち歩くには少~し重い感じ。
そこで、リーベック製ビデオ用三脚中最軽量の「TH-650HD」を買ってみました。上記「ALLEX KIT」より500g軽い3.3kgです。
使ってみると、500gの差はけっこー大きいですな。明らかに「TH-650HD」のほうが持ち歩きがラクです。また、全体的に若干華奢というか細身なので、あまり嵩張らず携帯性も良好。一眼レフやミラーレスをセットするなら十分な安定性と機能性もあります。実勢価格が2万円前後というところもイイ感じ。
気軽かつラクに使えるということで、「TH-650HD」が気に入りました。ので、専用クイックシュープレート「LI-TH650HD-6」を1枚追加購入。やっぱり三脚の「軽さ」って、三脚における「正義」の一要素ですな。
自作THETAペグで地面目線撮り
(2015/1/16 06:00)
静止画も動画も撮れる「RICOH THETA m15」。全天球イメージ(前後左右上下360度全ての視野を含んだ映像)を撮影できるデジタルカメラですな。
使っていて「あ、これはオモシロいな」と思ったのは、地面にTHETAを置いての撮影です。こないだは鳩が集まる場所にTHETAを置いて撮ってみたら、地表をついばむ姿が撮れました。それ以降、「地面目線撮り(!?)」を頻繁に行っています。
ただ、THETAが倒れちゃうとレンズ面が地面に当たって、汚れたり、最悪は傷ついたりするので、ミニ三脚の類は必須です。が、三脚はTHETAの視野内にしっかり入ってしまいます。三脚の脚が映り込んだ画像でも、まあレタッチすればそこそこ見られますが、ん~やっぱり三脚は使いたくないなあ、と。
そこでリコーの「WGペグマウント O-CM1534」というのを使ってみました。が、雲台面の面積が広めだったりして、やはり少々映り込んでしまいます。地面にTHETAをセットできる点では実用的なんですけどネ。
じゃあ、ということで自作。市販の金属ペグと、三脚ネジと同サイズのボルトを合体させてみました。ペグやボルトの頭の部分を切断し、自己融着テープで合体させた感じです。
ボルトは、当初、ウィット規格1/4インチ(20山)のものを使いましたが、正しいネジはユニファイ(UNC)規格の1/4インチ(20山)でした。ウィット規格は古い規格で、JIS規格では1968年に廃止となったそうです。が、古い機材にはまだ使われている可能性があるようです。
余談ですが、ウィット規格1/4インチ(20山)とユニファイ(UNC)規格の1/4インチ(20山)は非常に近い形状ですので、どちらの雄ネジもカメラのネジ穴に入ってしまいます。固定もできます。しかし、ネジ山(ギザギザ)の角度(ギザギザの断面の山の角度)が違い、ユニファイ(UNC)規格は60度で、ウィット規格が55度です。微妙な差ですが、ネジ山の角度がピッタリ合っていないとシッカリ固定できなかったりネジ山を傷める可能性があったりするので、ユニファイ(UNC)規格のネジを使うのが無難ですな。
なお、カメラの三脚ネジ穴や三脚に使われているネジは、小ネジと大ネジがあります。規格としては、小ネジがユニファイ(UNC)規格の1/4インチ(20山)、大ネジがユニファイ(UNC)規格の3/8インチ(16山)です。前者は「1/4-20 UNC」、後者は「3/8-16 UNC」などと表記されて売られています。ホームセンターなどでの取り扱いは少ないので、ネットのネジ専門店で買うとラクです。
あら。なんか話が逸れましたな。ともあれ、写真のような自作THETAペグができました。
さあコレを使って地表をついばむ鳩の群れを……と出掛けましたが、鳩がいな~い!! 寒いと巣に帰っちゃうのか!? いつもたくさんいるのに、全然いな~い!! ぐぬぬぬ。てな感じで近々リベンジ予定です。
ABITAX「5720 Pocket LS」をTHETAケースに
(2015/1/14 06:00)
2014年11月14日に発売された「RICOH THETA m15」。THETA(シータ)は、一度のシャッターで全天球イメージ(前後左右上下360度全ての視野を含んだ映像)を撮影できるデジタルカメラですが、上記の最新型は静止画に加えて動画も撮れるようになりました。静止画も動画もリコーのギャラリーに多数アップされています。どれもオモシロいですね~♪
ワタクシもこの最新型を購入して使用中ですが、動画が撮れるオモシロミから従来機種よりも多用しております。出掛けるときはいつも携帯、的な。
で、見たことナイ系静止画&動画が撮れるのは最高なんですけど、THETAには相変わらずの難点が。シクミ上しょうがないことだとは思いますが、前後に出っぱったレンズが傷つきそうで不安。付属ケースに入れて携帯すればいいんですが、付属ケースは作りも使い勝手もあまり好みではなかったりして。
というわけで、ワタクシの場合は「イス脚カバーをTHETAのレンズ保護用」として使っていました。具体的にはリンク先にあるとおり、旭電機化成の「キズつきにくいイス脚カバー AIC-01」を使っていました。出し入れもしやすいしレンズ保護にもナイスだし安いしで、なかなかイイ感じでした。
が、ほかにもイイのがあるよとの話。それはABITAXの「5720 Pocket LS」という汎用のケースです。細身のデジタルガジェットを入れたり、メガネなんかを入れたり、いろいろ使えるウール100%の柔らかなケースです。これにTHETAがピッタリ入るとのこと。
早速買ってみたら、あらま!! ピッタリ!! 逆さまにするとTHETAがスルリと落ちちゃう感じのフィット感だけど、コレは使える~♪ 実際に使ってみても、素早くTHETAを出し入れすることができて実用的です。
ただ、上記のとおり、THETAジャストサイズではありますが、逆さにするとTHETAがスルリと出ちゃいます。ので、THETA落下防止策として、たとえばメーカー純正の「ストラップ用アタッチメント」あたりを応用するといいかも。また、カラビナ的な留め具が付属していますが、これを外し、ケースのループ部分にモノを通して首掛けにすると何かと便利だったりしますので、ワタクシはそのようにして使用中です。
なんか、探すとほかにも「THETAに合うケース」ってありそうですな。いろいろ物色してみることにします。てゅーか簡単に自作できたりもしそうですな。
広角ファンに嬉しい3点セット♪
(2014/12/24 06:00)
先日買ったソニーのEマウント対応レンズ「SEL16F28」。「QX1」に装着するため買った感じですな。
直後、続けざまに「SEL16F28」用のコンバージョンレンズも買いました。ウルトラワイドコンバーターの「VCL-ECU1」と、フィッシュアイコンバーターの「VCL-ECF1」です。実勢価格は前者「VCL-ECU1」が1万円前後、後者「VCL-ECF1」が1万2000円前後です。なお、これらのコンバージョンレンズは「SEL16F28」専用です。これらもやっぱり「買い直し」でした。
通してザッと説明しますと、レンズの「SEL16F28」が35mm判換算で24mm相当の広角レンズです。これにウルトラワイドコンバーター「VCL-ECU1」を装着すると、12mm相当の超広角レンズとなります。フィッシュアイコンバーター「VCL-ECF1」を装着した場合は、10mm相当の魚眼レンズになります。
というわけで、レンズ「SEL16F28」に、コンバージョンレンズ「VCL-ECU1」や「VCL-ECF1」を追加すると、24mm相当、12mm相当、10mm相当の3種類の焦点距離(画角)を使い分けられるというわけです。広角ファンにはヒッジョーに嬉しい3点セットと言えましょう。
なお、24mm相当時と12mm相当時では、周辺の歪みがほどよく補正され画像となります。が、10mm相当は魚眼で画像周辺が盛大に歪んで独特の映像となります。ちなみに10mm相当時の画角は対角180度。レンズ前方にあるモノがほとんど全部映り込む感じ。気を付けていないと撮影者の足が映り込んだりもしますな。
ソニーの「SEL16F28」を買い直し
(2014/12/22 06:00)
ソニーの「Eマウント用レンズ」である「SEL16F28」を購入しました。正確には「買い直し」ました。というのは、以前一度買って使っていたんですが、NEXシリーズ(Eマウントのカメラボディ)を手放したとき、同時に手放しちゃったんですな。
このレンズは、35mm判換算で24mm相当の広角レンズ。単焦点(ズーム機能ナシ)で解放F値は2.8。明るい部類の広角レンズって感じです。実勢価格は2万3000円前後。
このレンズを買い直したのは、APS-Cレンズスタイルカメラ「QX1」に装着するためです。なぜこのレンズを選んだかと言うと、薄くて軽いから。薄さは22.5mmで、質量約67g。小型軽量の、いわゆるパンケーキレンズですな。「QX1」と組み合わせると、コンパクトなレンズスタイルカメラとして使えますし、レンズスタイルカメラは広角で撮るとイロイロと愉快&好都合だったりもします。
もちろん「SEL16F28」を「αシリーズボディ」と組み合わせてもイイ感じ。薄くて軽いので、ミラーレスカメラをコンパクトデジカメ感覚で携帯して使えます。「α7S」と組み合わせても好印象。この場合、画像はフルサイズではなくAPS-Cサイズにクロップされますが、「α7」系ボディの薄さ軽さが際立ち、軽快に撮影できます。
画質的には、値段のわりにはそこそこ良好だと思います。かなり広角のレンズなので画像周辺は歪みますし、解放で撮るとピントもシビアになり気味ですが、ワタクシ的には「OKっす」的な。それよりも24mm相当でありかつ携帯性と機動性に超優れているあたりが魅力ですな。
APS-Cレンズスタイルカメラ「QX1」で遊び中♪
(2014/12/10 06:00)
ソニーの「一眼レンズスタイルカメラ」こと「QX1 (ILCE-QX1)」。「レンズスタイルカメラ」シリーズの「レンズ交換可能バージョン」てな存在ですな。発売日に予約購入して継続的にイジっ撮って遊んでおります。
ワタクシの場合、従来からあった「レンズスタイルカメラ」シリーズの「DSC-QX10」を使っていました。そんな観点からすると、「QX1」はさらに使う気にさせるカメラですな。
ソニーのこのタイプのカメラは、基本的にスマートフォンをファインダーとして使うものです。カメラ部とファインダー部は無線(Wi-Fi)接続し、セパレートで使えます。ので、いろいろな変わった撮影ができます。結果、非常に物珍しかったり、衝撃的だったり、オモシロかったりする写真が撮れたりします。
で、「QX1」のよいトコロは、そういう写真が「かなり高画質」だということ。従来の「レンズスタイルカメラ」シリーズより、撮像素子がずっと大きく、レンズも高品位なEマウント対応交換レンズを使えますので、映る世界が全然違うんですな。画質はイイわ、写真として楽しいわで、たっぷり堪能できます。
ただ、「だらかオススメですヨ」とは言いにくい価格かもしれません。実勢価格はボディのみ(レンズ無し)で3万5000円前後。どうしても特殊な使い方になるカメラで、普通の場面での撮影はミラーレス機なんかの方が快適ですな。でも、既にEマウント対応レンズを持っている人なら、3万5000円前後の追加投資で撮影幅~作品作りの幅がガッと広がるので、けっこーオススメかも、です、QX1。
新型THETAで全天球イメージ動画!!
(2014/11/12 06:00)
リコーイメージングから「RICOH THETA」の新型となる「RICOH THETA m15」が発売されますネ♪ 発売日は2014年11月14日。明後日!! もちろん予約済み!! 新型を手にするのが楽しみです。
この「THETA (シータ)」シリーズは、一度のシャッターで全天球イメージ(前後左右上下360度全ての視野を含んだ映像)を撮影できるカメラです。どんな映像が撮れるかは製品サイトの「ギャラリー」でご覧ください。
見ました? オモシロいでしょ♪ そうなんですヒッジョーにオモシロいんです!!
ただ、従来機種の「RICOH THETA」は静止画しか撮れなかったんですな。でも新型の「RICOH THETA m15」は動画撮影に対応。Wi-Fi通信速度が約2倍に高速化されていたりもします。
全天球イメージで動画が撮れるとなると、これはかなりインパクトがあると思います。相変わらず画質には期待できないような気がしますが、きっと新しい映像体験になるんでしょう。ともあれ、明後日、大期待。
GoPro HERO4 登場&予約♪
(2014/10/20 06:00)
2014年9月29日、待ちに待った「GoPro HERO4」が発表されました。アクションカメラですな。オンボードカメラとも呼ばれていました。
さておきこの最新GoProこと「GoPro HERO4」、2014年10月6日(月)の12:00から全国のGoPro NIPPON SHOPにて予約受付が開始されました。ので、ズギャッと予約しました♪
ワタクシが初めて買ったGoProは「GoPro HD HERO Naked」。その頃から新型が出るたびに買い換えてきまして、現在は「GoPro HERO3」を使用中です。
ちなみに、この「GoPro HERO3」の後、性能がちょいと高まった「GoPro HERO3+」というのが出ました。が、その頃には国産のアクションカメラが豊富になってきていたこともあり、GoProの買い換えには至りませんでした。
ともあれ「GoPro HERO4」。買い換えに至ったいちばんの理由は、凄い撮影性能っていうのもモチロンですが、ナニゲに「HERO4の本体サイズがHERO3やHERO3+と同じ」ということ。具体的には横59×縦40.5×厚み30mmです。
要するに、従来機種「GoPro HERO3」や「GoPro HERO3+」のハウジング系アクセサリの多くを、「GoPro HERO4」でも使えるわけですな。GoProは「アクションカメラの世界標準」みたいな立ち位置にありますので、も~の凄い数のアクセサリが存在し、けっこー安い値段で入手できたりします。それを流用できるのは大きな魅力です。
たとえばマルチコプター用ジンバルなんかもGoPro用がまず出たりしますな。そしてその後、ほかの機種用ジンバルが……全然出なかったりして!! GoPro用があればほとんどの人がオッケー、みたいな感じになっています。
そういう背景もあり、「GoPro HERO3」や「GoPro HERO3+」のハウジング系アクセサリの多くをそのまま使える「GoPro HERO4」は、性能や画質とは別の側面でも大きな魅力があります。そんなわけで結局、ポチッと予約。発売日が待ち遠しいです。
キヤノン「iVIS mini X」をガスッと予約!!
(2014/10/15 06:00)
2014年10月2日に発表されたキヤノンの「iVIS mini X」。自由なスタイルで撮影できるHDビデオカメラですな。発売日は明日の2014年10月16日(木)ですが、ワタクシはもちろん予約購入派です。
この前の機種は「iVIS mini」。リンク先にも書きましたが、取材道具として使ってみたらヒッジョーに便利でした。大活躍であり、凄い勢いでモトが取れた機材になりました。
ただ、電池の保ちが若干不満。自作給電ケーブルを使って対処していましたが、新型「iVIS mini X」は旧型の2.5倍電池が保つそうです。ちなみにバッテリー持続時間は、旧型が約65分であったのに対し、新型は160分になっています。バッテリーだけで2時間半以上連続録画できるので、自作給電ケーブルなどの苦労無しで幅広い用途にて役立てられそうです。
音質も良くなっているみたいですネ。ボタン類も使いやすくなってるっぽいです。サイズは旧機種より少し大きくなっていますが、まだ胸ポケットサイズ。
ワタクシの場合、取材など仕事用動画カメラとして使おうと考えておりますが、日常のスナップ的動画を撮るのにも良さそうです。デジタル一眼のホットシューとかに装着して使うのもアリかも。ともあれ、明日の発売が楽しみです。
肩にカメラを装着できる保持具
(2014/10/10 06:00)
Peak Deign(ピークデザイン)の「Capture with POV kit」(CPOV-1)というカメラ保持具を買いました。1万円くらいでした。同梱物や使い方はAV Watchのニュース記事にありますが、アクションカメラなどをリュックなどのショルダーベルトに装着できるキットですな。
これを使い、ソニーのレンズスタイルカメラをリュックのショルダーベルトに装着し、歩きながら撮影してみた感じです。使用感的な結論を言えば、カメラが落下する心配はまずないという雰囲気。「Capture with POV kit」はかなり頑丈です。
ただ、歩きながらの動画や静止画の撮影はちょっと無理かも。体の動きがそのままカメラに伝わるので、フツーにブレます。ので、撮るときはいったん立ち止まって、みたいな感じになります。
あと、Peak Deign製品、全体的にちょっとイイかもと思いました。非常にコンパクトだけど堅牢。細かい使い勝手もよく考えられています。ほかの製品もそうみたいなので、ほかのカメラ保持具も買ってみようかな、と。
超久しぶりのレフレックスレンズ
(2014/10/8 06:00)
トキナーのレフレックスレンズ「Reflex 300mm F6.3 MF MACRO」を買いました。凹面鏡が使われた反射式の望遠レンズですな。ミラーレンズとも呼ばれます。
20年以上前でしょうか、オリンパスの、確か「ZUIKO Reflex 500/8」というのを使ったことがあります。レフレックスレンズは焦点距離が長いものの、レンズ自体は短いので携帯しやすいのが特徴的。また、独特のリング状のボケが写ることも特徴です。
ちなみに、大浦タケシ氏による「Reflex 300mm F6.3 MF MACRO」の実写レポートがコチラにあります。独特の丸いカタチのボケをご覧ください。
で、早速「Reflex 300mm F6.3 MF MACRO」を使ってみたんですが、難しいですな~。35mm判換算で600mm相当のレンズ。わりと明るい環境でも手持ちだとブレまくりです。要三脚。もしくはISO感度を上げないといけませんな。
あ。20年以上前に使った上記「ZUIKO Reflex 500/8」のときも「手持ちは難しい~」なんて言ったことを思い出しました。
ところでこのレンズ、マクロ撮影もデキちゃいます。最短撮影距離は80cm。ただ、超望遠クラスなのでピント合わせは非常にシビアです。あ。そうそう、そういう理由で「マニュアルフォーカス専用レンズ」だとメーカーウェブサイトに書いてありました。
ともあれ、おもしろいんですけど、使いこなしがちょいと難しいレンズ。そのうち腰を据えて使ってみたいと思います。
ちょいと便利な自分撮り棒「VCT-AMP1」
(2014/10/6 06:00)
以前に買ったソニーのアクションカム「HDR-AS100VR」と組み合わせて使おうと購入した、自分撮りにも使えるアクションモノポッド「VCT-AMP1」。このモノポッドを活かせる撮影を先日行いましたが、かな~り便利でした。
一脚ですな。ただし手に持って使うことを想定して作られていますので、石突きのような部分はありません。そのかわり、手に持つ部分は滑りにくい樹脂で覆われていて、落下防止および一脚安定のための太めのストラップが付いています。先端には小型雲台付き。
長さもなかなかイイ感じです。縮めた状態では約30cmで、最大約90cmくらいまで伸ばせます。ので、35mm判換算で28mm以下くらいの広角レンズなら、わりと余裕をもって自分撮りできると思います。
高い位置にカメラを構えての撮影もオモシロいです。このモノポッドの先にカメラを付け、90cmに伸ばし、それを手に持って、手を高い位置に上げれば、どうでしょう、カメラを地上3mくらいの位置に構えられます。普通の家の天井より上の高さ。
35mm判換算で24mm以下、さらに魚眼レンズなどを使えば、この高さでも軽く怖い感じの「高所写真」が撮れたりします。高所からの動画撮影もけっこー面白いです。頭上からの映像って見る機会がナイので、何を撮っても楽しめたりします。
ちなみに、モノポッド先端には小型雲台が付いていて、三脚ネジは小ネジ(U 1/4インチ)。雲台は外せて、外すとモノポッド先端には小ネジが出ています。ほかの小ネジで止められるタイプの雲台を装着できるわけですな。
さておき、じつはこのテのモノポッドをイロイロ買ってるワタクシですが、「VCT-AMP1」はコナレ度の高い製品だと感じました。そこそこ強度があるし、小型軽量で使いやすいです。実勢価格5000円前後ですが、実用性と作りを考えたら手頃な気がしますので、けっこ~オススメ♪