スタパ齋藤のApple野郎

今年もアツ~イ夏がやって来た! 外出時に安心な日傘やファンを一挙に紹介していくッッ

 暑いゼ暑いゼ暑くて死ぬゼ~っ!!! と叫びたくなる連日の猛暑。えぇぇ~っ? 今年は去年・一昨年ほどは暑くならないってゆってた~!!! 嘘つき!!!

拙宅仕事場の天井付近温度は毎日35度オーバー。エアコン使っても33度とか。人体付近の気温は29度くらい。そして屋外の気温計測用強制通風筒設置場所じゃなくて路上とかの気温は40度前後。あっつ。

 とかボヤてもしょうがないので、この猛暑に対処してゆきたいッ!!!

 室内にいるときは適宜エアコンを使い、適切な水分補給を行い、ある程度サボり、可能ならもっとサボり、できれば一日中サボって冷や奴でも食ってれば大丈夫である。

 だがしかし、一歩外出するとイキナリ炎天下! ヤバい! 暑いっていうか熱い! これをなんとかしてゆきたいッ!!!

 そこで俺が多用しているのが日傘だ。俺は身長約1.8メートルで体重約0.1トン・ヒゲ面の巨漢だが、日傘を使っている。記録によれば2013年7月18日から日傘を使い始めた。

よく使っている日傘は「サンバリア100」シリーズのLサイズ。10年前に買ったものだが今も現役。炎天下でもコレを差すと木陰にいるような「熱くない感じ」がして快適。さらに風でも吹けばサイコー。※画像は2015年にメーカーWebサイトより抜粋したものを2025年にAIでアップスケーリング。

 すっげ俺! 10年前の日傘まだ使ってる! つっても、直射日光下に出るのって、まあ夏場でも週に1~2度。クルマ移動が多いし、夜行性だし。

 ちなみに上記の日傘、使用頻度が高くなく雨天では使わないこともあって、現在も新品同様ってくらいシッカリしていてキレイ。もともとの作りもイイのだと思われる。少々お高いが、品質的にかなりオススメ。

 ただ、この日傘、たたんだ状態でコンパクトではない。フツーに棒状。日傘を毎日使うような人にとっては「棒状でもよくない?」って感じだが、週に1~2度ユーザーな俺にとっては「この棒状のモノ持ち歩くのメンドクサイにゃ~」とか思って、日傘を持ち出さずにクルマに乗ったら炎天下を歩く必要性が出て「くぅぅ~やっぱり日傘持ってくるんだった~」と後悔したりすることが、たまに。

 そこで気軽に持ち歩ける折りたたみ日傘を買った。モンベルの「トラベル サンブロックアンブレラ 55」である。直販価格6800円。

モンベル「トラベル サンブロックアンブレラ 55」は折りたたみ式の晴雨兼用の軽量傘。折りたたみ時は25cmの長さになる。専用収納ケース付き。
親骨にカーボン繊維強化樹脂を採用しており、重さは159g。展開時には各関節を指で伸ばす必要がある(たたむときは指で折る必要がある)ので、使ったりしまったりするときには一手間かかる。まあ折りたたみ傘ですしネ。
開いた状態での直径は約95cm。巨漢の俺全体が傘の影に収まる。
高機能日傘のお約束こと「裏面に黒いコーティングを施すことによる優れた遮熱効果」。この傘を差すと炎天下の熱い日差しから逃れられる。

 こんな折りたたみ日傘を携帯したり、クルマに積みっぱなしにしたり。この夏になって5~6回使ったが、直射日光遮断効果はしっかりあって快適。軽さもイイ感じ。

 ただ、開いたりしまったりするとき、親骨 6箇所の冠雪を指で開いたり折って閉じたりするのが一手間。また、付属の袋に収納するとき、キレイに収納するにはある程度は布部分(小間/駒/コマ)を指でたたむ必要がある(ハリの少ない薄い素材なので自然にはたたまれにくい)。

 モンベル「トラベル サンブロックアンブレラ 55」は携帯しやすく気軽に使える日傘ではある。だが前出のたためない日傘よりは、使用時にちょっと手間がかかるかなぁ、と。

日傘+風で「ようやく涼しさを感じられる」

 炎天下に立つ自分が日傘を差しただけだと、涼しくはない。スゲく強い日差しから逃れられて「頭頂が熱くはなくなった」くらいのもので、「日傘を差しても暑い」のである。
 ただ、そこに風が吹くと「おっ涼しいかも」となることが多い。

 日陰+風で、ようやく涼しさを感じられる。日陰+強めの風だと「あぁ~涼しいぃ~♪」と人心地がつく。だが、うまいこと風が吹いてくれるとは限らない。

 そこでだッ!!! コレ↓を使っている!!!

リズムのハンディファン(の2024年モデル)だッ!!! 最新モデルは「Silky Wind Mobile 3.2」だが、このシリーズは「大風量 2重反転ファン」により屋外で使っても「ファンからの風、強ぇぇ~」と実感できる!
カラビナ付きなのでバッグとかに引っ掛けられるョ!
ファン部分はこのように曲がる。机上置きにして自分の顔に風を当てたりできる。
ネックストラップ付きなので、このように首掛け&ファンを曲げて自分の顔に送風できたりする。歩くと不安定だけどネ! 着座時などは実用的。
そしてこの別売アタッチメント! 「Parasol Clip(日傘クリップ)」だゼぇ~!
リズムのハンディファンに装着! Silky Wind Mobile 3シリーズ専用のクリップである。
すると傘の中棒(シャフト)にハンディファンをセットできるようになる!
これで無風の炎天下の日傘使用時でも、心地よい風が頭と顔を冷やすゼッ!!!

 という感じの日傘+ハンディファン。日傘の中棒(シャフト)太さによってはファンがクルリと回ってしまったりするが、まあその場合は中棒を握る手でファンも軽く押さえる、的な? ともあれ、日傘内に風が吹くので、木陰で涼むような快適さがあるのでゼヒ!!!

最終兵器、ソニー「REON POCKET PRO」もあるョ♪

 日傘と、それに装着したハンディファン。これらのセットにより、気温40度・炎天下でも俺はキビキビと行動できるのである。

 もちろん給水。だが給水はかつての真夏サイクリングでガッツリ覚えたゼ! それに俺の場合は室温が5~6月くらいから30度オーバーなので「暑熱順化 (しょねつじゅんか/体が暑さに慣れること)」も完璧だゼ!

 つってイイ気になってると「あっ……少し気持ち悪い? これって熱中症?」みたいなコトになるので、最終兵器としてソニーの「REON POCKET PRO」も用意! 頸椎あたりを強制冷却するウワサのアレだぜぇ~っ!

ソニーの“地球温暖化猛暑問題”における最終兵器こと「REON POCKET PRO」。首根っこに対して効果を上げるウェアラブル冷暖房デバイスだゼ! ケースは別売だョ!
別売ケースは3300円もしたが、REON POCKET PRO一式がキレイに収まる。ソフトケースなのに3300円もしたが……。
これを背中側の頸椎あたりに引っ掛けて使用する。
頸椎あたりに密着する部分が冷え冷えになったりホット(冬場)になったりする。
これが真夏モバイル時の俺的装備なンだっ!!!

 REON POCKET PROだが、常用しているという感じではない。猛暑時にクルマで1時間以上移動するとか、寝不足だが猛暑の中を歩く必要があるとかいうときだけ使用。購入してからまだ10回未満の使用経験だが、使うと「おぉ~涼しい! 汗が引く!」という感じ。

 とくにクルマで運転席に着座しているときに使うと効果的。クルマのエアコンの効果もあってか、「いつもは暑くてジットリする背中あたりがスッキリ涼しい」という感じで快適である。

 炎天下での商品撮影時にも使ったが、日傘を差せずに撮影に熱中していると、REON POCKET PROのヒンヤリ感はあっても、やっぱりそこそこ汗だくに。撮影を中断して休憩時に木陰に入ると「あーREON POCKET PRO涼しい~」って感じになりはする。

 だが、活動中に体を冷やすなら空調服とかのほうがいのかな~とか思ったりする。……空調服+REON POCKET PROとかを試してみたい気もする。

 ってココまで書いて、なななナンと! 「Apple野郎」という連載記事なのに、いっこもAppleデバイス出てこないじゃんヤバいじゃん! と思ったが……。

猛暑の炎天下でiPhoneを使っている様子。明るい空などが画面に映り込んで表示が見づらい。「あーもー見づらい!」というストレスにより、さらに汗が噴き出してイラつき増加!
だがしかし、日傘の下でiPhoneを使うと、ホレごらんのとおり画面が見やす~い♪ 軽い日傘だとiPhone+日傘シャフトを片手で握れて、もう片手で操作できるョ!

 モバイル時に日傘を使えば、真夏の日差しで見にくかったiPhone画面もクッキリ見やすいョ! ということで、連載記事「Apple野郎」として面目躍如?

 ともあれ、マジで暑い最近。あの手この手で暑さから逃れつつ、どうぞご自愛ください。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。