スタパ齋藤のApple野郎
本格的にAIが役立った1年!!! Apple野郎、2024年振り返り
2024年12月18日 00:00
今回は、本連載の2024年最終更新。ということで、2024年連載内で取り上げてきた物事をふり返ってみようと思う。
……あっ、この連載についてたまに「毎週水曜更新だと思っていたらそうでもないみたい? 連載ない日もあるっぽい」的なお声をいただくが、基本的には月に3回、水曜日に更新される感じっス。
さて、まず思うのが2024年は本格的にAIが役立ったなぁ、ということ。とくに画像生成AIが役立ってくれた。MidjourneyとAdobe Photoshop内で使えるAdobe Fireflyだ。
Midjourneyは、ゲーム雑誌のコラム内に使うビジュアルの生成に使った。文章に添える賑やかしの写真? ↓こんなの。
こんなビジュアル、画像生成AIがない頃は作れなかったし作ろうとも思わなかった(お金も時間もかかり過ぎるから)。でもMidjourneyがあれば「思い立ったら即生成&仕事に役立てられる」のである。
それからAdobe Photoshop上で使うAdobe Firefly(画像生成AI)。これが使えるようになってから、仕事のブツ撮りにかかる時間が大いに短くなり、記事に使う写真をより手軽に用意することができるようになった。
あと、写真のなかのモノを消すのも得意なPhotoshopの生成塗りつぶし機能。ロケとかで人の顔が写り込んだりした場合、人ごと消せるのだ。正確には人の上にその周囲に馴染む背景を生成させ、人をいなかったことにしてしまえる。たいていの「不要要素」を写真から消せるし、逆にたいていの「必要要素」を写真上に追加することができる。↓こんなコトできちゃうんスよ。
こんなふうに使えるので、俺はAppleのAIことApple Intelligenceにも大期待している。画像生成にはそーんなに期待していないが、MacやiPhoneで行うアレコレを効率化して時短化して、ラクさせてくれるんだろうな〜、と。
何ワットで充電中、が一目瞭然のUSB-Cケーブルやアダプター
去年も使っていたが、今年もますます使うようになったUSB-C関連品がある。何ワットで充電しているかを数値で表示するUSB-Cケーブルだ。
最初は「あらおもしろい〜」的に興味本位で使っていたが、ワット数表示のないケーブルを使って充電すると「やっぱりワット数見たい」という気分に。充電ワット数が可視化されると「ちゃんと急速充電されている」「充電が継続されている」などといったことがわかるからだ。
ただ、好みのケーブルが使えないのがやや残念。なのでより使いやすそうな長さ・材質で表示パネル内蔵のものを買ったりしていた。
だがその後、表示パネルだけ(短いUSB-C延長コネクターで表示パネル入り)があったので、現在は専らそういうコネクターを使っている。
こういうアダプター、怪しくない? なんて思って使っていたが、希に「デバイスによっては充電されない」というのがあったりする程度で、ワット数が表示されないようなトラブルは起きていない。
なので、使うUSB-Cケーブルにはほぼ全部、こういうコネクターを装着している。もうワット数がわからないと落ち着かない体質になってしまった! みたいな?
クルマ関連スマートフォン方面グッズは使い続けられる品が多い
ふと思ったのが、クルマで使うスマートフォン関連製品で、「コレいいネ!」と感じたものはずーっと使い続けているかも、ということ。2023年のMagSafeホルダーは現在もずっと使っているし。やはり2023年にクルマで使い始めた巻き取り式USBケーブルも使用中だし。
2024年には、iPhone 15 Pro Maxを使用開始。カーナビがApple CarPlay対応だが、カーナビとiPhoneをつなぐケーブル終端がLightningコネクターなので、4780円のApple「USB-C - Lightningアダプタ」でケーブル終端をUSB-Cに変換して使っていた。
その後、もっと安価な(Apple純正でない)Lightning/USB-C変換アダプターを使ってみたら……へぇ〜使えちゃうんだ〜。そんなことを知ったりした。
また、巻き取り式USBケーブルがあまりにも便利。もう少し増やしたいと思い、クルマのシガーソケットに挿せる巻き取り式USBケーブル搭載の電源アダプターを追加した。
こういう方面の製品、長く使えてるなー、と。まあ、最近は誰もがスマートデバイス使うようになって、カー用品店にもスマートフォン関連グッズコーナーが普通にある時代だし。あとカー用品って競争激しそうだから、製品開発もしっかりしているのかもしれない。まあ、長く使える良い製品があって、ありがたいことだと思う。
このポーチ、ずっと使ってるんですけど〜
2024年の夏前に「今年も猛暑っぽいから荷物少なめで身軽&軽装で!」と猛暑対策を始めていた。そこで見つけたポーチが容量的に良さそうだゼ、と。モノはサンワサプライシリーズ「200-BAG202」で、お値段2980円。
容量そこそこありそうだし、使いやすそうだし、長財布も入るみたい……くらいの軽い気持ちで購入したら、アレコレと便利。毎日使っているわけではないが、夏前から現在までちょいちょい使い続けているのであった。
iPad miniを入れているのは「このくらいまで入りますョ!」的に説明するため。普段はiPad miniでなく、Google Pixel 9 Pro Foldを入れているのダ! なので、かなり余裕をもって細々したものを入れられる。こういうポーチ、いいスね!
……あーあと、2024年はウィズコロナの時代を過ぎて、アフターコロナの時代って感じになった。なのでアルコール消毒液とかマスクとか、そういう荷物も減ったのだ。
ただ、かかりつけ医いわく、現在でもコロナに感染する人がいて、でもワクチンもあるし恐ろしいような症状も出にくい、と。そうしたうえで「コロナ感染からの症状よりも後遺症が怖い、割合は低いが後遺症で苦しむ人がいて、それを考えたらしっかり感染対策・予防すべし」とのこと。そうそう、知り合いでコロナ感染の後遺症で悩んでいる人がチラホラいるから、まだまだ注意したいもんですな。
閑話休題。
現在、俺的には現金あまり持たない方向が進みつつ、キャッシュレス決済に軸足が移り、ツイデにプラスチックカードも仮想的な方向にシフトしている。ので、長財布が不要になり、より小さなサイフだけで済むようになった。
以前だったら上記ポーチだとパンパンになっていたハズ。でも現在は無理せず上記ポーチを使えるくらいの荷物だけになった。
時代ってこういうふうに変わるんスね〜。……そういえば、昔からの友だちに会ったとき「ねえ昔ってどうやって連絡取ったり待ち合わせしてたんだっけ?」みたいな話になった。メールも携帯電話もなかった頃って、どうやってたんだっけ? 現在でもよく思い出せないのであった。
ベルキンのチャージャーよかったけどリコールで返金&回収
Amazonからメールが来て「あんたが買ったモバイルバッテリーはリコールだから」的な内容であった。情報を辿ってみたら、あの便利なモバイルバッテリーだった。え〜? 回収なの〜?
所定の手続きをしたら返金されることになったのだが、えー? 本体は回収しないの?
返金の連絡が来てしばらく経った頃、突然梱包物が届いた。そこに回収対象を入れて投函してくれ、と。あーよかった回収してくれて。返金はまだだが、まあ信頼できるメーカーなので気長に待ってゆきたいッ!!!
でもあのモバイルバッテリー便利だったんだけどなー。まあApple Watch充電にはAnker MagGo Power Bankもあるし。あとほかのモバイルバッテリーを携行するときは、エレコムの「Apple Watch磁気充電ケーブル」を使うからいいか。
ていうかやっぱりモバイルバッテリーはちゃんとしたメーカーのものを買いたいですな。こういうリコールがあったりして逆に安心だし、有名どころのモバイルバッテリーメーカーは引き取り処分もしていたりするし。
……でもPSEマークがあるモバイルバッテリーだと、中古品買い取り業者によっては買い取ってくれたりはするが。スゲく安く、だけど。
Live Photos機能しか使わなくなったかも!
2024年の夏頃に、それまで食わず嫌い的に使っていなかったiPhoneのLive Photos機能を使い始めた。そして間もなく気に入ってしまった。さらにはLive Photos機能だけ使うようになり、動画を積極的に撮ることもしなくなった。
Live Photos機能は、シャッターを押した瞬間の前後1.5秒の動画も撮れるiPhoneのカメラ機能。iPhoneの写真アプリ上で扱うと「3秒だけ動く音入り静止画」という感覚で扱える。
この3秒の動画というのがイイ感じなのであった。記憶を呼び起こすに十分な情報量があり、観るのが面倒だと感じさせない長さでもある。
あとシャッター音が「カシャーッ!」じゃなくて「ココッ」みたいな優しい音。これもイイ感じ。
ただ、Live Photos機能で撮った写真はバックアップなどの扱いが難しい。その写真の実体は静止画(HEIF)と動画(HEVC)で、iPhone上で扱うとひとつのファイルのように見える。だが写真アプリから外部に書き出すとJPEG静止画になってしまう。
いろいろ試したところ、写真アプリからオリジナルで保存するなどとしてファイルアプリなどに書き出すと、静止画と動画の2つのファイルが保存されるようだが、この処理毎回やるの〜? メンドクサイのであった。
ただ、Synology(シノロジー)の「BeeStation(ビーステーション)」というNASを使えば、自動的にiPhone内の写真類をバックアップしてくれて、Live Photosの画像はLive Photosの画像として維持してくれるらしい。また、それをiPhoneに読み込む方法もあり、やはりLive Photosの写真として維持されるらしい。
だがしかし! まだ試していない! また方法も調べていない! 調べて試すのは年末年始の俺がヤルぜッ!!!
というわけで、今年も本連載をお読みくださってありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。