スタパ齋藤のApple野郎

使いやすいUSBケーブルや関連グッズはどれだ! サンワサプライのお気に入り製品をご紹介!!!

 なーんか知らない間によく使うUSBケーブルがType-Cばかりになっていた。まあ新しく買ったiPhoneのポートがUSB-Cになったからというのが大きいが、LightningもMicro USBも、こうも急激に使わなくなるとはねえ、と。

 ともあれ、使いやすいUSB-Cケーブルをちょいちょい模索している昨今だが、そのなかで気に入っているUSBケーブルやグッズを少々ご紹介してみたい。3種類というか3カテゴリーあり、どれもサンワサプライ製品。サンワダイレクトのメールマガジンを購読している俺なのだが、メルマガを見てよく「あらこのUSBケーブル便利そう!」とか思って買っちゃうのであった。

 で、まずは巷で最近流行り(!?)の表示機構を搭載したUSB-Cケーブルだ。USB充電中に「なんか……なかなか100%充電にならないけど、このケーブル、ホントに充電してる?」みたいな気持ちになったりする。表示機能搭載のUSB-Cケーブルを使うと、現在の充電状態を数値や記号で見ることができるのだ。

 具体的な製品としては、「PD電力表示機能付き USB Type-Cケーブル PD100W対応 e-marker搭載 USB2.0 1m 高耐久 ポリエチレンメッシュケーブル 充電 データ転送 スマホ タブレット ブラック 500-USB076」を使っている。お値段1880円。

長さ1mのUSB-Cケーブルで、コネクターの片側に小さなディスプレイを内蔵している。このケーブルに方向性はなく、ディスプレイ内蔵コネクターは充電器側・機器側どちら側に挿しても充電中の電力などを表示する。PD100W充電まで対応。ケーブル自体は高耐久性のポリエチレンメッシュケーブルで、しなやか・滑らかで扱いやすい。
こんな表示がなされ、現在の充電W数がわかる。またPD表示はPD充電中であることを示す。

 コレを必ず使うってわけでもないが、仕事上、たとえばスマートフォンが満充電になるまでの時間を計測するようなときは「表示によりちゃんと充電されているか確認する」ために使う。あと、バッテリーを空にしたスマートフォンをこのケーブルを使って急速充電し、電池残量何%のときにどんなW数で充電されているかを眺めたりすると、なかなか愉快。

 上記の「ホントに充電してる?」的な懐疑心が払拭でき、非常に気分良く使える。なので最近またこのタイプのUSB-Cケーブルを買った。

 モノは「PD電力表示機能付き USB Type-Cケーブル USB PD100W対応 e-marker搭載 1m やわらかシリコンケーブル USB2.0 充電 データ転送 スマホ タブレット ホワイト 500-USB077」「PD電力表示機能付き USB Type-Cケーブル USB PD240W対応 e-marker搭載 1m やわらかシリコンケーブル USB2.0 充電 データ転送 スマホ タブレット ホワイト 500-USB078」。前者はPD100Wまでの充電に対応していて、お値段1980円。後者はPD240Wまでの充電に対応していて、お値段2180円。

2種のケーブルの外見はまったく同じなので、W数違いでそれぞれ買う場合、そのW数を書いたタグを貼るなどするのが無難かも。

 使っていてナイスなのは、これらケーブルのしなやかさ。上の写真のように小さく丸めてもケーブルの張りにより広がったりせず、とても扱いやすい。

 ただし、これら3種のケーブルによる数値表示がどこまで正確なのかは不明。けっこう正確なような気がするが、表示される数値はあくまでも目安として捉えるのがよさそう。

 また、これらのケーブルは通信可能だが、USB 2.0によるもの。ストレージなど速度が欲しい機器の接続のためには、より高速で通信可能なケーブルを選ぶのが無難だ。

Lightning機器もたまに使うけど……てな時にスッキリする2in1のUSB-Cケーブル

 それからUSB-C・Lightning/USB-Cの、2in1タイプのUSB-Cケーブル。モノは「USB Type-C Lightning 2in1 USBケーブル 1.2m USB PD60W対応 データ転送 MFi認証品 iPad(第10世代) iPhone14対応 ブラック 500-IPLM031BK」を使っている。

こんなケーブル。T字型のコネクターがポイントだ。
片側がUSB-Cで、もう片側が少々変わったT型のコネクターになっている。挿す側によってLightningとUSB-Cを使い分けるというしくみ。
T型コネクターのLightningとUSB-Cを端末に同時挿しできないよう、機械的なストッパーを内蔵している。たとえばLightning端子に挿すと、USB-Cコネクター側にストッパーが出てきてこちらは物理的に使用不能になる(挿せなくなる)。

 2023年7月に2980円で買ったが、現在は廃番品となった。かわりに新しく「USB Type-C Lightning 2in1 USBケーブル 1.2m USB PD60W対応 データ転送 MFi認証品 iPad(第10世代) iPhone15/14対応 ブラック 500-IPLM033BK」が発売された。お値段2480円……あっこのご時世に値下げされてる!

 さておき、まだLightningの機器があって、たまにLightningケーブルが必要って場合に、このケーブルが便利。Lightning機器に充電でき、通信も可能(USB 2.0)。MFi認証品なので安心して使える。なお、USB-Cケーブルとして使った場合はPD60Wまで対応している。

 ただ、ケーブルとしては至ってフツー。しなやかとか、そういう扱いやすさはとくにない。でもコネクター周囲がけっこう頑丈なのはイイ感じだ。

USB給電をオフにするタイマー、1〜8時間で1時間刻みでオフ時感を設定可能

 仕事のために購入し、ちょっと便利に使えたUSB給電オフタイマー。その後もちょいちょい役立ってくれている。↓こんなの。

2種類あり、タイマーを挟んで充電される機器側にケーブルがあるかないかの違いがある。
お値段もちょっと違う。

 モノは「USBタイマーケーブル Type-A USB2.0 電流測定 充電 データ転送 3A対応 ブラック 500-USB057」「USBタイマーケーブル 2in1 USB2.0 電流測定 Type-C microUSB 充電 データ転送 3A対応 ブラック 500-USB058」で、上の画像のような違いがある。オフタイマーで、基本的には「時間が来たらUSB給電を止めるための製品」だ。

 タイマーは1〜8時間を1時間刻みで設定でき、設定した時間が経過すると給電を遮断する。タイマーを設定していないときは、つないだ機器への給電電圧/電流が示される。

2種類ともUSB-Aコネクターからタイマーまでは同じで、機能的にも同じ。タイマー動作時は残り時間が1分単位で表示されつつ減っていく。0になると電源が遮断される。

 コレを買った理由は「1時間で何%まで充電できるか」を調べるため。コンセントにタイマーつないで、そこに充電器をつないで、というのもメンドクサいので、コレで代用した。残念なのは「30分で何%まで充電できるか」を調べる場合などは、タイマーの残時間を逐一チェックする必要があることくらい。まあでもフツーに実用的だ。

 またその後も役立ってくれて、充電しっぱなしを防ぐことができる。USB PDでの急速充電などには対応しないが、若干怪しい機器に対して「ずーっと充電しっぱなしは微妙に怖いかな」という場合に役立てられる。安心して使える機器に対しても「この機器は3時間くらいでだいたい満充電になる」ということを知っていれば、やはりこのタイマーにより「ずーっと充電しっぱなしはイヤ」という気持ちをなくせる。

 まあでも今時的に高度な充電制御をされているような機器には必要ナイかも。でも使うとちょっと楽しいかも。

 てな感じのサンワサプライ・USB-C関連製品3カテゴリー。スゲく役立ったり地味に役立ったりする使うと愉快だったりする製品たちなので、興味があればチェックしてみてほしい!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。