スタパ齋藤のApple野郎
けっこー収まるスマホポーチを見つけた! サイクリングポーチとしても、なかなかイイっ!!!
2024年5月8日 00:00
今年の夏も暑くなりそう……とかいう情報が流れまくっており、暑さに強くない俺は既にゲンナリしている。暑すぎると趣味の「猫サイクリング」も厳しくなる。猛暑だと猫も出てこないし。
ともあれ、早々に暑さ対策をしてゆきたいッ!!! 充電式の扇風機に、涼しく過ごせる衣類に……とモノによる暑さ対策を進めていたら、ちょっと良さゲな品の発見。
サンワダイレクトの4WAYスマートフォンポーチ「200-BAG202KA(色/カーキ)」および「200-BAG202NV(色/ネイビー)」だ。
直販価格は2980円。Amazonでも2980円で売られている。
去年コレと似たポーチを買おうとしたのであった。というのは猛暑だったから。細々した理由が多々あるが、要するに「暑くてたまらねえので少しでも身軽に出かけたい!」というわけだ。
たとえば、貴重品とスマートフォンだけこういうポーチに入れて身に着けて、フリーになった両手でハンドタオルと日傘を使ってゆきたいッ!!! みたいな? あるいはサイクリング時にバックパックに入れていた貴重品やスマートフォンをこういうポーチに入れて体に固定して、バックパックはナシで涼しくサイクリングしてゆきたいッ!!! とか?
ほかにも、こういう身に着けられる貴重品入れがあると、たとえばひとりでファミレスとかに入ったときでも、バッグは席に置き、貴重品は身に着けていられる、と。クルマのなかにバッグを置いて、貴重品だけ身に着けてスーパーとかに入れる、と。こういうポーチなら貴重品の置き忘れや紛失なんかも非常に少ないだろうなあ、と考えていた。
のだが、結局買わずじまいの去年。じゃあ今年は試しにこのポーチを買ってみよう、となった。
結果、予想よりずっと使い勝手がよかった。最近は体にスマートフォンをつるしたり、スマートフォン+αが入るポーチを使うのが流行っていたりするが、なーるほど、こういう使い勝手があったのかー、と気付いた。
けっこー収まる、いつも使っていたバッグはもう不要かも
まずよかったのが収納力。「200-BAG202」シリーズは、小物ポーチとしては少々大ぶりである一方で、前述のとおり長財布がやや余裕をもって収まる。それに加え、ポケットも豊富。貴重品に加えて細々したものを持ち歩くのに便利だ。
貴重品をしっかり全部入れても容量に余裕があってナイス。そして改めていつも使っているバッグの中身を見ると……普段使わないものまで持ち歩いているのであった。「今日はきっとコレ使うだろうな」ってときだけ、いつものバッグを使おうかニャ、と。いつも使っていたバッグは、もういつも持ち歩かなくていいのかも、と。
もうひとつ驚いたのは、このポーチにはiPad miniが入っちゃうこと。前方のメインルームになら薄型ケース入りのiPad miniが、手前のメインルームになら超薄型ケース入りもしくはハダカのiPad miniが入る。そのうえで、iPhone 15 Pro Maxと長財布とちょっとした小物が収まる。
スゲい! iPad miniが入るなんて! って、まあ、iPhone持って身軽に出かけるっつーときにはiPad miniは自宅に置いておくが。でもこのポーチにはモバイルバッグとしての可能性が感じられる。
サイクリングポーチとしても、なかなかイイっ!!!
サイクリング時にバックパックを使っている。理由は長財布などの貴重品を入れるため。長財布だとポケットに入らないし、まあ予備の飲料なんかも入るから、通気性のいいバックパック使えばいいや、的に考えていた。
サイクリング時、一手間かかっていたのが、クルマに残していくバッグから貴重品をバックパックに入れ替えること。クルマ、というのは、俺の場合は自転車をサイクリングするエリアまでクルマで運んで(トランポして)いるから。そこまで行く交通量の多い危険なエリアはサイクリングせず、クルマで通過しちゃうんですな。
ただ「バッグから貴重品出してバックパックに入れるの面倒だなー」「サイクリング後はその逆の手間もかかるしー」と思っていた。ので、このポーチに最初から貴重品を入れ、そのままバッグといっしょに持っていき、サイクリングしてみた。サイクリング時はポーチだけを身に着けたわけですな。
そしたら、あらま! 予想外に快適! しかも久々に猫と遭遇っ! 猫サイクリング成功ッ!!!
このポーチには2種類のベルトが付属している。肩がけ用のベルト(調整幅75〜135cm)と、ウエストベルト(調整幅20cmくらい〜115cm)だ。用途に応じてこれらをポーチ上部の2つの樹脂リングに装着して使える。
サイクリング時は、これら2本のベルトを同時に使った。斜め掛けしたポーチを後ろに回して腰のベルト位置より下にくるようにし、ウエストベルトを腰に回してキュッと固定。これで走ってみたら、前傾姿勢でもポーチがズレずに安定する。ポーチ部分に少し汗が滲む感じがするものの、バックパックよりずーっと涼しくて爽快。
サイフやスマートフォンを使う必要があっても、ポーチをすぐに前方に回してこられる。また走行中に「スマートフォン落ちたりしてないよな」と手でポーチを触って確認することもできて安心。
ただ残念ながら、このポーチにはスポーツ向けの耐水性はないもよう。まあ汚れたら洗っちゃえばいいのだが、本格的にサイクリングなどで利用するなら、事前にNIKWAXとかで防水処理するのがいいかもしれない。
ともあれ、このポーチには、モバイルバッグとしての可能性が感じられたうえに、サイクリングポーチとしての可能性まで感じてしまった。ユーザーによってはスゲく良い品となるかもしれないので、気になる方はぜひジックリとチェックしてみて欲しいッ!!!