スタパ齋藤のApple野郎
「Google Pixel 9 Pro Fold」がAppleデバイスに及ぼした影響を書いてゆきたいッ!!!
2024年10月2日 00:00
Googleから新しいPixelシリーズスマートフォン、Pixel 9シリーズが発売された。予約受付は2024年8月半ば頃からだったと思うが、あまりの暑さに、ついうっかり、「Google Pixel 9 Pro Fold」を注文してしまった。
ニャニャ! 25万7500円もしたっ! そこまでのお値段だとやっぱり分割ってコトで買ったので、月額2万1458円の12回払いにしてみた。……だが、注文確定のとき、クレジットカードの決済が自動停止され、注文をやり直し。
クレジットカード決済の自動停止、最近増えてる感じ。まあ安心と言えば安心だが、メンドクサイですな。ともあれ、Google Pixel 9 Pro Foldを再注文(というか再決済)。
その半月くらい後……ニャニャニャ! こここコレは! ニャんと俺が注文したGoogle Pixel 9 Pro Foldは、一括払いなのであった! ぐぬぬぬ〜再注文時の操作ミス? 痛い支払いになってしまった。
でもGoogleから端末を直接買うと、いろいろ値引き的なものがあったり、前のGoogle端末を高く下取りしてくれたりする。Google Pixel 9 Pro Foldは25万7500円だったが、Google Pixel 8 Proを9万円で下取ってくれて、5万7700円分のGoogleストアクレジットが付与されたので、差し引き10万9800円で買えたことにはなる。
って、なぜこのApple指向の連載記事でGoogle Pixel 9 Pro Foldの話を書いているかというと、じつはこの端末が、俺の楽しくスッキリしたAppleデバイスライフにモヤモヤを発生させたのであった。
Google Pixel 9 Pro Foldについてのレビューは、さらに使い込んでみて、改めてお伝えしたい。ここでは、Google Pixel 9 Pro FoldがAppleデバイスに及ぼした影響を書いてゆきたいッ!!!
iPhone 15 Pro MaxとiPad mini 6
俺の場合、iPhone 15 Pro Maxがメインのスマートフォンで、タブレットとしてよく使うのはiPad mini 6。iPhoneはもうすぐiPhone 16 Pro Maxに機種変更する予定だ。
外出時も在宅時も、いつも手近にある端末はiPhone 15 Pro Max。肌身離さずって感じでもないが、電話とかメッセージを受けるのがこの端末で、決済用端末でもある。
あと最近ではApple Payが通販でよく使われるようになり、も〜ホントにラク。登録済みの住所(商品送付先など)を確認して、iPhoneのFace IDで決済完了。買い過ぎのモトかもしれない。
iPad mini 6は在宅時は手近にあるが、外出時は必要に応じて持ち出したり家に残したり。出先で時間が余りそうとか、マップを頻繁に確認しそうとか、資料を閲覧する必要があるとか、「画面が大きい方が捗る事態」が予感されたら携行するタブレットだ。
余談だが、以前は11インチや12.8インチのiPadも使っていた。だが、M3 MacBook Air 13インチを買ってから微妙に中途半端なデバイスとなってしまったので、全部処分した。
小さくないタブレットとしては、Pixel TabletやAmazon Fire HD 10を使っている。
といった感じで、iPhone 15 Pro Maxは常時携帯し、必要に応じてiPad mini 6も携帯。iPad mini 6の代わりにM3 MacBook Air 13インチを携行することもある。モバイルデバイスはこれら3機種で落ち着いた感じで、とくにiPhone 15 Pro MaxとiPad mini 6のコンビは多くのモバイルシーンを快適にしてくれている。
しかし、そんな安寧な環境に、Google Pixel 9 Pro Foldが出現。って自分で買って出現させたんだが。ともかく、Google Pixel 9 Pro Foldが、iPhone 15 Pro MaxとiPad mini 6のゴールデンコンビの蜜月に水を差したカタチ。えぇ〜、それはぁ〜、と俺にモヤモヤをもたらした。
Google Pixel 9 Pro Foldのほうがイイじゃないですかぁ〜
たとえば、前述のとおり、外出先で「大きめ画面のスマートデバイスを使いたい」という場合は、iPhone 15 Pro Maxに加えてiPad mini 6を携行した。使うバッグもiPad mini 6がしっかり収まりつつ最小サイズのバッグとしている。
ただ、実際は「こういうときにAndroid使うとどうなる?」的な好奇心および必要性から、Google Pixel 8 Proも持っていたりした。そのGoogle Pixel 8 Proを、Google Pixel 9 Pro Foldに機種変更して現在に至った。
なので、上記の話だと、iPhone 15 Pro MaxとiPad mini 6とGoogle Pixel 9 Pro Foldの3台を携行……したんスけどっ! えええっ! コレ……。
すなわち、仲良く並んで座っていた2人の間に「ちょっとそこアタシの席」とGoogle Pixel 9 Pro Foldちゃんが割り込んで「あーらiPhoneクン、こんなとこで奇遇ね〜」的に? 違くね? ともかく、Google Pixel 9 Pro FoldがiPad mini 6を追いやる感じに。
Google Pixel 9 Pro Foldの(内側)画面サイズは約8.0インチで、iPad mini 6は8.3インチ。どちらも「スマートフォンより大きい画面で快適に閲覧したい」を叶えてくれるのだが……。
iPad mini 6のほうが画面サイズが少し大きい。のだが、アスペクト比が異なっていて、ぶっちゃけた結論を言うと、Google Pixel 9 Pro Foldのほうが記事やドキュメントを大きく読みやすく表示できることが多い。Google Pixel 9 Pro Foldのほうが横方向の広さがあるからだ。
まあ文字サイズ自体は端末やアプリの設定でいろいろ変えられるのだが、スゲく考えさせられるのが「Google Pixel 9 Pro FoldはiPhoneサイズで携帯できる」という点。折りたたむと細くなって、広げるとタブレット的に使えることは知っていたし、まあそのメリットもなんとなくわかっていたが、モバイルスタイルをグイッと変えさせられるこ〜んなに良好な使用感があるっ! と痛感した。
まあ、iPadにはAppleエコシステムの利便をバッチリ使えるという良さがある。ので、単純にGoogle Pixel 9 Pro Foldと比べられない。
Appleエコシステムとは、たとえばiPadで文字をコピーすると、それをiPhoneやMacにペーストできたり、その逆ができたり。あるいは写真を一瞬で共有できつつ、写真の編集も各デバイスに即反映されたり。ほかにも「Appleデバイスの超絶便利な連携技」がたーくさんある。
しかし、外でiPadを使うような、つまり画面の大きさが必要なときって、そーんなにAppleエコシステムの必要性はなかったりする。そもそもiPhoneは常時携帯で、Appleエコシステムの利便はiPhoneで享受すればいい。
俺の場合、前述のとおり、iPhoneは常時携帯であり、またAndroid端末も好奇心と必要性からわりと常時携帯に近い使い方をしている。そのAndroid端末が、現在はGoogle Pixel 9 Pro Foldで、iPadの屋外での使い方をけっこうカバーしまくる。
ぐぬぬぬ〜、これではiPad mini 6を持ち出すのをやめることができてしまう。そうすると、iPhone 15 Pro MaxとGoogle Pixel 9 Pro Foldだけ携行すればいいことになり……荷物が減る。いいかもしれないけどぉ〜。
いや〜違うOSでエコシステムとかも違うので、一概には比べられないのだが、俺は内心「そうかそのテがある、そしてiPad mini 6も使用頻度が減って、処分できる可能性が……いやーでもiPad miniは使いやすくてカワイイんだよな〜Apple Pencilも使えるし……んむむ〜でもGoogle Pixel 9 Pro Foldも使いやすくてカワイイなぁ」とモヤモヤしまくりつつ、iPhone 15 Pro MaxとiPad mini 6とGoogle Pixel 9 Pro Foldの3台持ちをしてモバイルしてハッキリ決断できずに溜息を漏らしたりしているのであった。
てゅーか、Apple、AppleがGoogle Pixel 9 Pro Foldのみたいな端末を発売すればいいのに! Apple iPhone 17 Pro Foldとか! ねえちょっと! お願いしますよAppleさん!
あ、でもソレじゃあApple iPhone 17 Pro FoldとGoogle Pixel 9 Pro Foldの2台持ちすればいいだけか俺は。もしかすると、Fold系っていうか二つ折りとかのスマートフォンは、タブレット端末を含むスマートデバイス市場の様相を、ゆ〜っくり、でも大きく変えてしまう存在なのかもしれニャい!