ドコモ、「Google Pixel 9」シリーズの発売と価格を発表

　NTTドコモは、グーグル（Google）製のAndroidスマートフォン「Google Pixel 9」と「Google Pixel 9 Pro」、「Google Pixel 9 Pro XL」、「Google Pixel 9 Pro Fold」を発売すると発表した。

　発売日と価格は、「Pixel 9」が8月22日発売で14万8060円～、「Pixel 9 Pro」が9月上旬以降発売で18万5350円～、「Pixel 9 Pro XL」が8月22日発売で22万7700円、「Pixel 9 Pro Fold」が9月上旬以降発売で29万4800円～。それぞれ端末購入プログラム「いつでもカエドキプログラム」の対象機種で、一定期間後の端末の返却で、少ない負担額で端末を利用できる（後述）。

　あわせて、スマートウォッチ「Google Pixel Watch 3」を9月上旬以降に7万3480円～で、フルワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro2」を9月26日に3万6800円で発売する。

Google Pixel 9シリーズ

　Google Pixel 9シリーズは、グーグルが14日に発表したAndroidスマートフォン。

　チップセットとして「Tensor G4」を搭載しており、性能面で強化されているほか、同社の生成AI「Gemini」を活用したさまざまな機能が利用できる。また、オンデバイスでもAI処理できる「Gemini Nano」を利用できる。

　「Pixel 9」と「Pixel 9 Pro」は6.3インチ、「Pixel 9 Pro XL」は6.8インチのディスプレイを搭載。「Pixel 9 Pro Fold」は、2つ折りのフォルダブルスマートフォンで、内側に8インチのディスプレイ、外側に6.3インチのディスプレイが備わっている。

Pixel 9 Pro

Pixel 9 Pro XL

Pixel 9 Pro Fold

Pixel Watch 3とPixel Buds Pro2

　「Pixel Watch 3」は、グーグル製のスマートウォッチ。価格は41mmモデルが7万3480円、45mmモデルが8万2280円。ランニング時の機能強化や「Google Nest Cam」などのスマートホーム機器との連動機能やレコーダーアプリなどが利用できる。

　バッテリー容量は、41mmモデルが307mAh。フル充電後のバッテリー持続時間は、常時表示で最長24時間、バッテリーセーバーモードで最長36時間。約24分で50％充電できる。

　45mmモデルは420mAhのバッテリーを搭載する。41mmモデルと同様、フル充電後のバッテリー持続時間は、常時表示で最長24時間、バッテリーセーバーモードで最長36時間。約28分で50％充電できる。

　また、「Pixel Buds Pro2」は、グーグル独自のチップセット「Tensor A1」を搭載しており、「Gemini ライブチャット」（英語）やアクティブノイズキャンセリング機能「Silent Seal 2.0」が利用できる。

Pixel Buds Pro2

いつでもカエドキプログラム

　「Pixel Buds Pro2」以外の製品では、端末を23カ月目までに返却することで、以降の残価支払いが免除される端末購入プログラム「いつでもカエドキプログラム」が利用できる。

　23カ月目に製品を返却する際の実質負担額は、「Pixel 9」が5万9620円～、「Pixel 9 Pro」が10万2190円～、「Pixel 9 Pro XL」が14万5860円、「Pixel 9 Pro Fold」が15万8840円～。

　Pixel Watch 3のプログラム利用で23カ月目に製品を返却する場合の実質負担額は、41mmモデルは4万8400円、45mmモデルは5万3240円。