スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

2026年もあと4カ月! 「あ〜やっぱコレはいいなあ」と感じる“ちょいイイ気分グッズ”を厳選!!

 ほっ、本日でっ! 2026年の8月も最終日ッ!!! 2026年の2/3が過ぎる! 秋へと向かい、あと4カ月で2026年終了〜。

 ということで、残り4カ月およびソレ以降の未来を「ちょっと気分よく過ごす」ための小物をご紹介。俺が実際に使っていて「あ〜やっぱコレはいいなあ」と感じたものだけを集めてみた。

 いわば俺的「ちょいイイ気分グッズ」厳選集。明日からのアナタにもマッチするモノが1個くらいあれば幸いであるが、ともあれザザザッと紹介してゆきたいッ!!!

細くて尖ったナニカで小さな問題を即解決

 これ持ってると気持ちよく過ごせる率が高いものとして、本誌読者にも馴染み深い「SIMピン」がある。スマートフォンからSIMトレイを押し出すためのピンだ。

スマートフォンなどのSIMトレイをトレイを出すときに使うSIMピン。極小ツールなのでキーホルダーや財布での常時携帯もしやすい

 SIMトレイを取り出すためのツールだが、機器のリセットボタンを押したりストラップホールにストラップの松葉紐(ストラップの先にある細い紐のループ)を通したりと、意外に活躍してくれる。写真のSIMピンの場合、リング状の部分をうまく使うと、たとえば機器の電池室カバーなどをこじ開けるときにも役立つ。

 しかし、汎用ツールとしてはちょっと小さくて力を入れにくいし、華奢。より頑丈なSIMピンもあるが、「まあたまに使う程度なのでコレでいっか」と軽く考えて写真のものを携帯し続けていた。だが、より便利なモノを発見。「金属製の携帯用つまようじ」である。↓コレ。

Boundless Voyageブランドの「チタン つまようじ」。長さ6.8×直径0.5cmで約5.9g。Amazonで1280円で売られている
ねじ式キャップを外すと金属製のニードルが現れる
もう片側には耳かきがある。2Wayツールなのだ

 購入理由は「針と耳かきが一体化したツールは便利そう!」ということ。そして実際にコレを買って使ったら、「力を込めやすいSIMピン的ツール」としてヒッジョーに役立つことが判明した。SIMピンより大きいが、財布やバッグに入れても迷子になりにくく、携帯しやすい。ネジ部のシリコンOリング付きのキャップは緩みにくくてナイス(Oリングの予備も付属していた)。

 とくにニードルがストラップホールへのストラップ松葉紐通しに非常に役立つ。先端が鋭いので松葉紐を引っ張り出しやすいのだ。機器内部にU字に入り込んでいるようなストラップホールの場合はなおさら。

こちらはOLIGHTのLEDライトを買ったら付属していたツール。「ナニコレ?」と思ったが、LEDライトのストラップホールに松葉紐を通すためのスレッダーであり超絶便利なのであった。縫製用や刺繍用のスレッダーで似た機能性のものがあるかもしれない

 ただ、つまようじ……としては鋭過ぎて危ないかもしれない。1〜2度つまようじとして使ってみたが「これそのうち絶対歯茎を傷つけるだろうなあ」と思い、つまようじ用途としては以降使っていない。

 一方で、耳かきにもなるので、それがなかなか快適。耳かき単体は後出するが、「尖った汎用ツールと耳かきを持ち歩きたい」なら、上記のようなツールがいいかも。

 だが、このツールをSIMトレイ押し出しのために使う場合は自己責任で。先端が鋭いので、スマートフォンによってはSIMトレイ押し出し部を破損してしまう可能性がある。ここまで鋭い必要はないので、ニードル先端をカット・削って丸めて使うという手はあるかもしれない。

 なお、こういう小さなツールでも使用目的を明確にできずに携帯していると、法律(軽犯罪法またはピッキング防止法)に抵触する可能性がある。このあたりを念頭に、このようなツールも後出するツールも、携帯するなら自己管理のもと自己責任で行ってほしい。

爪の代わりになるツールで爪割れ指痛の鬱憤とオサラバ

 5年くらい前に使い始めたツールで、以降定番として頻繁に役立っているものがある。prendreブランドの「PR-CRANKSCRAPER」というもの。いわゆるクランクスクレイパー(こじ開けやくぎ抜きに使うツール)だが、使いたいように使えばいい的な金属製の小さなツールだ。Amazonで420円で売られている。

ステンレス製の小さなクランクスクレイパーでかなり頑丈
サイズは約13×77×2.5mmで、重さは約16g
前方が少し沿っていてテコの原理でナニカを引っ張るようなことにも使える。釘は抜けないが、ホッチキス針外しくらいには使える

 コレがまあツカエるツカエる! たとえば缶のや電池室のフタ外しとか外れにくいカバー外しとかの「こじ開ける」用途。あるいは鍵などを束ねる二重リングを「開く」「広げる」用途にも。「ここに爪をかけて開いてネ」的なツールの凹みに爪を掛けたはいいが「爪先じゃ無理! 固過ぎて無理!」みたいな場合とか。

 これまで爪先を使ってどうにかしてきた用途全般に使える。アリガチだと思うが、爪先でこじ開けられはしたけど爪先が割れたとか、二重リングを爪で開いたらリングが爪下の皮膚に食い込んで指先が超痛いとか切れたとか、そういう「爪や指への負担」がこのツールにより皆無になる。

 まあマイナスドライバーでも同様のことができる、の、だが、このツールの場合は先端が二股になっているので、シチュエーションによっては「マイナスドライバー×2本を2つの手を使わないとできにくいこじ開け」が一発でデキたりして非常にイイ。の、だが、そういう利便の感じ方は人それぞれなので、ぜひご自分で確認していただきたいッ!!! 1本420円で買えるしネ♪

結束バンドで小さな困り事を「その場で解消」する

 身近でよく見かける「結束バンド(ケーブルタイやロックタイ/タイロックとも)」。ブランド品としてはTy-Rap(タイラップ)やINSULOK(インシュロック)が知られているが、ナイロン製の強靭な細いバンドである。キュッと締めるともう緩まないというアレだ。

ナイロン製の細いバンドこと結束バンド。バンド端をもう一端のヘッド部に通してキュッと引くともう緩まない。ケーブルをしっかり束ねたり、ナニカをドコカに固定するような用途にも使える。ロック部のロック機構部をマイナスドライバーで押すと緩めることができたりする(それ専用のツールも存在する)
現在は長さもカラーも豊富で入手性も非常によくなっている

 結束バンドは日常生活で役立ちまくり。俺の場合、常時ではないものの携帯することが多く、たとえば自転車の泥よけが外れたときに役立った。走行中に泥よけが固定されているネジがなくなって、泥よけが外れそうになったが、泥よけのネジ穴と自転車のフレームを結束バンドで固定して臨時的に修理した。その後「この状態で使ったほうがトラブルが起きにくい」と判断してそのまま使って1年以上が経過している。ほかの部分のネジが緩んでも、結束バンド(耐候性がある品)は全然緩まずその実用性の高さを実感した。

 って若干偏った結束バンド利用法だが、大ざっぱに言って結束バンドは針金とかリングの代替になることが多い。針金でナニカをくくって「束ねる」「固定する」といったことが簡単に行える。くくってキュッと引くだけで完了。

 あるいは、キャラクターグッズを吊ってたボールチェーン(洗面や湯船のフタにつながっているようなチェーン)が切れた! みたいなときに、ボールチェーンのように輪っかにしてグッズを吊るなどして対処できる。

 ほか、「結束バンド 便利な使い方」で検索すれば無数に事例がヒットするが、マジで役立ち方無限大って感じ。手元に長さ別で用意したり、短いものを常時携帯するときっと役立ってくれる。

 ちなみに結束バンドは「小は大も兼ねる」的なところがある。つなげて使うことができるので、短い結束バンドを何本か連結して長い結束バンドとして使えるのだ。短い結束バンドは細いが、細くても多くの場面で「十二分な強度」があるので、つないで使っても大きな問題は起きないだろう。まあクリティカルな用途では場面に合わせて十分な強度がある結束バンドの使用が必須だが。

なんだかんだでハサミかカッターがあると便利&快適

 結束バンド続きで、ハサミやカッター。結束バンドをキュッと締めると、ヘッド部から引き出されたバンドが余る。そのままだと、余ったバンドが引っかかったりして邪魔になるし見栄えも悪いのでカットしたいところ。だが手ではまず切れない結束バンド。そこでカッターやハサミが必要になるので、携帯するなら「結束バンド+切る道具」がイイ。

 俺的にオススメなのは、細い結束バンドに使うことを前提として、小さなカッターナイフだ。具体的には無印良品の「ステンレスカッター・ミニ」(ネットストア価格250円/10個買うと2370円)。

無印良品「ステンレスカッター・ミニ」。替え刃の「カッター替刃・ミニ 10枚入」も190円で販売されている
サイズは約1×6.8×0.6cm

 結束バンドの余りを切る場合は、カッターが小さくて力加減がやや難しいので、手を切らないようご注意を。ともあれ、切れ味は一般のカッターナイフと同様なので、本体は小さいものの、まあ身近なものを切るという用途はほとんど全部まかなえるだろう。

 結束バンドを切ることについては、ホントはニッパーが好適。残りバンドを最短にして切れるし切れ味もよく安全に切れるからだ。次点は切断力強めのハサミで、これも安全に切れるのがイイ。なので、後述のマルチツールなんかもオススメだが、でも、100円ショップで買える簡易ハサミとかミニハサミでも、細めの結束バンドならフツーに切れたりする。

折りたたむと数センチになるようなミニハサミでも、幅3.5mmくらいまでの結束バンドなら問題なく切れる

 結束バンド関係なしに、アッタリマエではあるが、カッターかハサミがあるとナニカと役立つ。買ったもののタグ(の樹脂ワイヤー)を切除するとか、縫製のほつれをカットするとか、スナック菓子を切って開封して(手での開封に失敗してまき散らすのを防止する)とか、まあ常識の範囲でも非常にイロイロと役立つ。

 またハサミや刃物は、刃そのものや金属のエッジ部分で「バリ取りのようなこと」ができる。「知らないうちに割れた爪の先端が服に引っかかる」とかいう場合、カッターやハサミの刃の反対側のエッジを使って爪先の割れを整えたりできる。人体でそういうコトができる部位は……「歯」くらいだろうか? やっぱりハサミやカッターは、必要最小限なサイズに抑えつつ常時携帯したいものだ。

アレコレとツカエる小さな爪切り

 な〜んか爪が割れやすい俺の場合、小さな爪切りを持ち歩いている。「そんなんで爪切れるのぉ〜?」って感じのミニ爪切りで、最初は「おもしろそうだから」と買ったが、アレコレ使えてナニカと便利であり小さな鬱憤を即座に消してくれてイイのだ。

たたむと長さ5cm程度になる携帯用のミニ爪切り。コレはQintreesifyブランド品で、Amazonで500円で売られている
展開するとこのように爪切りになる。ただし爪切りとしては制限があり、爪の広い範囲を一気に切ることは不可能で、厚い爪を切るのも苦手
簡素ながらもヤスリがある。爪に挟まった汚れを取るスクレイパー的な突起も

 この爪切りで「出先で爪を切る」ということはあまりない。現実的に多いケースは「あっ爪の先が割れつつある、割れた部分を削って割れが進まないようにしよう」「爪先の割れが服に引っかかってウザいから処置しよう」といった場合。爪先の割れをヤスリ部分で削って整えたり、たまに割れを少しだけ爪切りでカットしたりするくらいだ。

 それ以外の使い方の方が多いかも。たとえば爪切り部分で商品のタグ(の樹脂ワイヤー)をカットしたり、結束バンドの余り切除したり。縫製のほつれも少しならこの爪切りでカットしたほうが手っ取り早かったりする。

 ちなみに写真のような爪切りを何個も持っている。上記で紹介したのは「これ市場で最安なのかも」的な安さだったから。より高価なミニ爪切りのほうが、各部のつくりがよかったりはするが、まあフツーに爪切りとして使うならフツーのサイズの爪切りのほうがずーっと便利。上記のようなミニ爪切りは、「爪も切ろうと思えば切れるけど、簡易爪切り付きでナイフがないマルチツール的な携帯品」として考えたほうがいいだろう。

 でもたぶんイロイロ便利。キーホルダーに追加しておくと「おぉ〜役立ったゼ」となることがすぐにあると思う。

ナイフがないマルチツールも増えている

 これまでに挙げたツール類を鳥瞰すると「コレとコレとコレはマルチツールが1本あれば要らないよね」ってのが見つかる。ここで言うマルチツールとはいろいろな道具が合体した携帯ツールで、いわゆる「十徳ナイフ(じっとくナイフ・じゅっとくは誤読らしい!)」のようなもの。

 ただ、多くのマルチルールには「ナイフ」が含まれているので、いまのご時世で「気軽に携帯する」ことはできない。これまで挙げてきたツールのうちで最も法律(軽犯罪法など)に抵触する可能性があるのがナイフだと考えられるからだ。

 そういう背景もあってか、最近は「ナイフレス」「ブレードレス」のマルチツールが増えているように思う。10年以上前からそういうマルチツールはあったが、最近では「安価だがつくりもよく実用的なナイフレス(ブレードレス)のマルチツール」を多く見かけるようになった。

 たとえば↓コレ。NexToolブランドのマルチツールで、ハサミを主体にしたナイフレス(ブレードレス)。Amazonで2,799円だが、使ってみると「不安なく携帯できて役立てられるツール」としてなかなか好印象なのだ。

NexTool「Micro Sailor Scissors S0」というマルチツール。ツールとしては、ハサミ、ピンセット、精密マイナスドライバー、プラスドライバー、ヤスリ、栓抜き、マイナスドライバーが内蔵される。ピンセット(写真右下)は90°までしか開かない
サイズは6.1×2.2×0.9cmで重さは35g。ストラップホールがありキーリングとフェイクレザーのケースが付属する。カラーは写真の青のほか、カーキ、紫、銀が用意されている。デザインがな〜んとなくエヴァっぽく、この色は綾波カラー? みたいなところがありつつ、他の色もそういう雰囲気だったりする

 薄くて軽いナイフレス(ブレードレス)のマルチツールで、外見も非ミリタリーな感じで親しみやすい、かもしれない。ハサミを展開すると実用的な刃のサイズと大きめの握りが使えるようになり、結束バンドなどもよく切れる。なお、ハサミの刃は「ギザ刃」で切断対象が滑りにくい。

 このマルチツール、使っていると「薄さ」「軽さ」がイイと感じられる。マルチツールとしての使い勝手はほかの類似ナイフレス(ブレードレス)マルチツールと大きな変わりがないものの、薄さ軽さで携帯性が突出している。非サバイバル方面のEDCキットに含めるのに適しているかもしれない。

あぁ〜っ(ゾクッ)痒いっ(ゾクゾクッ)に対応してゆくッ!!!

 これは人によるとは思うが、突如感じる「痒み」は困りもの。そして俺は痒みに弱いヤツ。

 たとえば外出中に背中が痒くなったりすると、なんつーかもう集中力が激低下する。運転中に背中が痒くなったりすると速攻で駐車できる場所を見つけて停車して背中を掻く、ほどである。サイクリング中でも同様である。

 そんな俺が徒歩でもクルマでも自転車でも常時携帯しているものが↓コレ。アリガチであるが、伸縮式の「孫の手」である。もはや「ロボの手」的な見栄えだが。

サスコムブランドの孫の手。Amazonで2本セット499円で売られている。100円ショップなどではこれ以下の価格帯でも入手できる。縮めたときの長さは16cm。伸ばすと50cmになる

 こういうツールを見て「孫の手を常時携帯ってオカシくない?」って人と「ね〜必携ですよね〜♪」って人に分かれると思う。さておき、痒みが気にならない人は携行品がひとつ減っていいな〜と思ったりする。

 もうひとつ俺的痒み対策携行品。「耳かき」である。背中の痒みより耳の穴の痒みのほうがもっと「〜っ!!! 〜ッ!!!」なので、これも常時携帯している。

Amazonで買った耳かきセット。長さ11.3cmのケースに6本の耳かきが入っている。426円で売られている
6本の耳かきが入っている。7.8〜9cmと非常に短い耳かきだ

 そんなに短い耳かき、6本も要らないだろ! って感じではあるが、この耳かきに何度お世話になったか。クルマでも自転車でも徒歩でもお世話になっている。

 快適に耳かきできる長さではないのだが、「耳痒っ!」ってときに即座に耳の穴をカキカキして「はぁぁ〜」と痒み解消&安楽を得られてサイコーに快適なのである。なお、耳の穴を数秒から十数秒カキカキするだけなら、この長さでも全然問題ないと感じている。

 といった感じの俺的「ちょいイイ気分グッズ」。「あーそういうとき、あるわー」的な同感があったら、ぜひ該当するツールを使ってみてほしい。いつもあった小さなモヤモヤをきっと払拭できるハズ! 小さな鬱憤も積み重なればご自分はもちろん周囲にもアレがナニするので、ぜひッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。