スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
ロードバイクを立てていたら超便利な一脚を発見した!! 俺的ロードバイク自立術も紹介ッ!!!
2026年8月24日 00:00
ロードバイクが自立した! 安定的に立った! これだッ!!! ロードバイク自立方法2026年最新版っ!!! とかヤッてて見つけた「スゲく便利に使い倒せる一脚」が↑コレ。SmallRigの「カメラ用一脚 ボールヘッド 5564」である。
SmallRig「カメラ用一脚 ボールヘッド 5564」は、いわゆる「カーボン一脚」。カメラを支える伸縮式カーボンポールだが、脚の下にあるミニ三脚のようなペダルで自立させることもできる(ペダルはたたんで格納可能)。Amazonで「SmallRig カメラ用一脚 ワンタッチ高さ調節カーボンファイバー製 コンパクト166.5cm カメラ用一脚 収納時68cm 重量1.72kg 最大耐荷重5kg ボールヘッド 5564」という名称で売られており、購入時の価格は2万6792円だった。現在は3万3490円となっている。この一脚はロードバイク自立とは無関係。
一脚はいろいろ使ってきてもう何十年にもなるが、そのなかでもこの一脚の使いやすさはトップレベル……というか異次元の使いやすさ。初めて使って感動したその日から、ほかの一脚や三脚の使用頻度が激減してしまってマジで「この際、使用頻度が低い一脚や三脚を全部処分しよう!」と考えているほど。週に何度か行うブツ撮りから、趣味で「ちょっと外でちゃんと撮影しよう」というときまで、この一脚ばかり使っている。
ちなみに、この一脚は前述の「ロードバイク自立」の件で偶然見つけた。ロードバイクは単なる棒状のものを少し工夫して使えば、キックスタンドなどを取り付けることなく自立させることができる。詳細は本記事の最後に書いたので、詳しく知りたい方はそちらを。ともあれ↓こんなふうに自立させられる。
このロードバイク自立方法は、一脚のような伸縮する棒が必須。長い棒を使ってサドルを支えるカタチで自立させると最も安定するのだが、長い棒をサイクリング時に携行するのは現実的ではないため、伸縮する棒が必要で、そういう棒として実用的なのが一脚だ。
そういった一脚のサイクリング携行を考えると「なるべく短い一脚」が必要。結果「短い一脚のことなら俺に訊け!」ってほど、ショート一脚の現行品に詳しくなったわけだが、そのショート一脚探求中に冒頭の「超絶便利なカーボン一脚」を見つけたという次第。
さておき、冒頭のカーボン一脚(以下、SmallRig 5564)がホント便利。また本格的な一脚としては比較的に軽量かつ安価で買えるという良さもあるので、今回はこの「SmallRig 5564」をレビューしてゆきたいッ!!!
昇降がワンタッチ! 一脚の「最大の面倒」が「最高の利便」になった!
カーボン一脚「SmallRig 5564」の詳細は後述するとして、まずはこの一脚の非常に大きな利便からご説明。説明というか一言で紹介すると「片手でハンドル部分を操作するだけで高さを自由に変えられる」ということだ。操作は非常に簡単なので、写真でお見せしたい。
普通の一脚や三脚を使っている方は「高さ調節(脚の長さの調節)がちょっとメンドクサイ」と感じているのではないだろうか? まあ使用頻度が高いと「そういうもの」と割り切って(諦めて?)高さ調節しているのかもしれない。
一脚や三脚の脚のロック機構にもよるが、ほとんどの場合は高さ調節に両手を使う必要がある。また、調節には数ステップかかる。具体的には、「片手でカメラが乗った部分を支える」→「もう片手で脚のロック機構を外す」→「脚の長さ調節を行う」→「高さが決まったらロック機構を戻す」といった流れ。ロック機構により手軽さが変わるが、高さ調整には「ひと工程」が必要というイメージだ。
実際、撮影を仕事にしている方々は、高さ調節をより素早く快適に行うために、特殊な機構を備えた撮影スタンドを使うことが多い。↓こんなスタンド類。
これら撮影スタンドの大きな利便は、カメラを構える高さをほとんど一瞬で変えられる点。それから、カメラの前後左右位置もキャスターにより容易に変えられる点。
カメラと被写体の位置関係を変えやすいスタンドたちだが、位置関係を変えると机上などにある近くの被写体の見え方が大きく変わる。ブツ撮りなら「製品全体の形状をわかりやすく見せたい」「ボタン類をもっと克明に見せたい」といったことを被写体の見え方の変更で叶えられる。
カメラと被写体の位置関係を変えて「この見え方が最適!」という位置を探るわけだが、そういう「最適な位置探し」を高さ調節や位置移動の面倒が伴う一脚や三脚で行うと、時間もかかるしやる気も失せてくる。ので、上記のような特殊なスタンドが使われるのだ。なお、被写体がある程度遠くにある風景撮影などの場合、カメラの高さ調節は撮影位置変更などをしないと行えないケースが多くなる。ので、一脚の高さ調節云々の面倒とはあまり関係がなくなってくることも多い。
さておき、「SmallRig 5564」の場合、ハンドルを握って動かすと一脚の脚の高さ調節ができる状態になり、カメラが乗った部分もその手で支えている状態になる。なので、そのまま脚の長さを調節し、またハンドルを戻せば、一脚の高さ調節が完了する。「SmallRig 5564」下部で開いている三脚のペダルを足で踏みながら行えば、さらに確実に行える。また、カメラの前後左右位置も、「SmallRig 5564」ならちょっと持ち上げて立てる位置を変えるだけ。下部の三脚的ペダルのフットプリントも直径30cmの円程度なので、「脚が家具に引っかかる」みたいな面倒も少ない。
前出の特殊な撮影スタンドは非常に便利で効率的だが、そういう撮影スタンドに近い「撮影の効率を上げる機能性」を備えた「SmallRig 5564」には、ハイアマチュアやプロを納得させる利便があると思う。価格を考えるとコストパフォーマンスがスゲく高い超時短撮影機材だとも思う。
俺的感覚では「これまで数十秒かかってちょっと面倒だった一脚の高さ調節が、ほとんど一瞬で完了して素晴らし過ぎて死ぬ」って感じ。「SmallRig 5564」の自由雲台をフリーにしてカメラを持って高さを(被写体を見る角度)をススーッと調節し、「ここ!」と思ったらもう一方の手でハンドルをロックし、雲台も固定すれば、すぐ撮影できる。控えめに言って最高に便利♪ 控えずに言うと「この最高の利便を知らないと死後後悔する」となるが、そこまで言っちゃうのは控えなさ過ぎかもしれない。
1本持つならコレ! と思える機能・性能だが、突っ込みどころもソレナリに……
カーボン一脚「SmallRig 5564」は前述の昇降機構だけで「買う価値アリ」の製品だと思う。ただ、ネタバレっていうかAmazonをよーく探してみると、「SmallRig 5564」とほぼ同じと思われる一脚が散見されたりする。どこかのOEM品でブランド名や色違いみたいな感じで、「これ絶対同じ品だろー」ってのがいくつかある。ただ、そのなかでも「SmallRig 5564」が最安のように思われる。
ともあれ、「SmallRig 5564」の全体的な使い勝手だが、「2万6792円で買った(購入時価格)にしては極めてイイ」という印象。現在は3万3490円だが「3万3490円でもかなりイイ」って感じ。前述のワンタッチ昇降機構の利便を考慮すると「こんなに便利なら4万円代でも納得しちゃうかも」って気分である。
といった感じで、全体的につくりが非常によく、完成度が高い製品だなぁと思う。こういう製品をああいう価格で出されると、太刀打ちできないんだろうなぁ、とも想像する。
難点があるとすれば「気楽に持ち歩くにはちょっと重め」ということ。さらに細かな点では、アクセサリー装着用の三脚ネジ穴(1/4)の位置がビミョーな気がするとか、ミニ三脚として使ったときに雲台と三脚が密着しなくて(安定はするが)見栄えがヘンとか、いろいろとソレナリにある。
俺的には「くぅぅぅ~っこのハンドル操作での高さ調節すっげく便利ぃぃ~♪」とヤラレているので、上記のような細かいことはほぼ気にならないのである。でも、軽量化して高さ調節機構だけ利用しつつ携帯したい場合、下部三脚的ペダルのかわりに石突きを装着したり、雲台をもっと軽くてシンプルなものに換えるのはアリかなと思う。
いやでもこの「SmallRig 5564」イイっすわ~♪ 考えてみれば、SmallRigの製品はいろいろ買っているが、買うたびに「品質上がってる」と感じる。同じカテゴリーにおいて他社の追従を許さないブランドのひとつになっている、と思う。
一脚を使ってロードバイクを自立させる方法
自称「ロードバイク自立方法研究家」の俺が最近発案した「俺的に最も実用的なロードバイクの自立方法」をご紹介したい。名付けて「ポタリング自立術(ポタ自立)」。
サイクリング中に「あっ、このカフェ寄りたい」「ここで写真撮りたい?」という状況になったものの、自転車を立てかける壁などがなくて困ったことはないだろうか? サイクリングの指向が「ポタリング(自転車でのんびりと行く散歩)」に近いほどに、そういうふーになるのではなかろうか?
でも……愛車を横倒しにするのはヤだなあ。寄り道のためにキックスタンドを着けるのも……自転車が重くなるし。みたいな?そんな場合に役立つのが「ポタリング自立術(ポタ自立)」なのである。これには一脚と少々のモノを使う。以下、写真にてご説明。
上記のモノだけでロードバイクが自立する。ていうかサドルがある自転車なら全部自立する。かなり安定的に自立する。ので、自転車を自立させてカフェに寄ったり、美しい風景を背にした自立した自転車の写真を撮ったりできる。ポタ自立の方法は簡単。以下にその手順を。
そんな感じ。絶対に倒れないというわけではないので、試すならスイマセンが自己責任で! だが、写真より重い重装備グラベルロードバイクで何度も試しているが、自転車が倒れたことはない。
一脚で自転車を支えている状況なので「一脚がズリッと動いて倒れない?」みたいな印象はある。だが、この状態で自転車が動くとしたら、車体右側へ倒れる場合のみ。ブレーキがかかっているので自転車が前後に動くことがまずなく、左側には一脚があるのでその側に倒れることもまずない。
倒れるとしたら、自転車が左側から強風に煽られるとか、一脚の地面側が地面にめり込むとか、一脚とサドル裏面の接点が滑ってサドルから一脚が外れるとか(一脚とシートポストをバンドで固定すると防げる)。一脚の伸長時の長さ固定が甘くて一脚が不意に縮んで倒れるというケースもあると思う。
ともあれこの「ポタリング自立術(ポタ自立)」、キックスタンドは装着していない(装着できない)が自転車を安定的に自立させたい、カーボンフレーム自転車なのでキックスタンド装着無理だけどシッカリ自立させたい、そんな方にオススメである。なお、使う一脚にもオススメがある。それも写真でご紹介。
なお、ほかにも自転車を自立させる方法は多々ある。ただ、俺が試したうちでは、そのテの製品の多くは「写真を撮るなどする短時間だけ自立させる」とか「自転車自体が軽量でないと自立させたときの荷重に耐えられない」とか「小型軽量だが用途は限定的」といった「制限付き」のものが多いという印象。ロードバイクの自立方法を研究して10年くらい経過するが、状況は変わらないので、まあ大して需要がないのかもしれない。
棒を使った自立方法もいくつかあるが、これもまた携帯に適切な棒がないとか長さが足りないとか、なかなかスッキリした方法がない。ない、ままで、10年くらい経った。同時に、10年くらい経過すると、世の中も変わってきて「コンビニの窓ガラスに自転車立てかけるってどうなの?」「公共のスペースに自転車横倒しにされるのは邪魔」みたいな視線が強まっている感じ。俺の場合はもともと「ロードバイクにもキックスタンド派」なのでそういうことはないのだが、わりと最近買ったカーボンフレームロードバイク(e-bike)にはキックスタンドを装着する術がないので、自立方法を鋭意模索して上記「ポタリング自立術(ポタ自立)」に至った次第。
そんなこんなで上記の自転車自立方法を見つけ出し、「コレはイケる!」と確信したので、ご興味あらばゼヒ! ポイントはブレーキと前輪の向き固定。それさえできれば、車体を支えられる棒状のものであれば、伸縮とかしない軽い棒とかでも大丈夫かもれしれないが、確実なのは「小型軽量の一脚でサドル裏を支える」という方法だと思う。





























