スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

ロードバイクを立てていたら超便利な一脚を発見した!! 俺的ロードバイク自立術も紹介ッ!!!

 ロードバイクが自立した! 安定的に立った! これだッ!!! ロードバイク自立方法2026年最新版っ!!! とかヤッてて見つけた「スゲく便利に使い倒せる一脚」が↑コレ。SmallRigの「カメラ用一脚 ボールヘッド 5564」である。

 SmallRig「カメラ用一脚 ボールヘッド 5564」は、いわゆる「カーボン一脚」。カメラを支える伸縮式カーボンポールだが、脚の下にあるミニ三脚のようなペダルで自立させることもできる(ペダルはたたんで格納可能)。Amazonで「SmallRig カメラ用一脚 ワンタッチ高さ調節カーボンファイバー製 コンパクト166.5cm カメラ用一脚 収納時68cm 重量1.72kg 最大耐荷重5kg ボールヘッド 5564」という名称で売られており、購入時の価格は2万6792円だった。現在は3万3490円となっている。この一脚はロードバイク自立とは無関係。

この一脚の最大の特徴であり最強に強まったメリットは、ワンタッチで行える高さ調節。赤いボタンを押して(ロックを外せば)ハンドルを握ったまま一脚の高さを無段階で調節できる。

 一脚はいろいろ使ってきてもう何十年にもなるが、そのなかでもこの一脚の使いやすさはトップレベル……というか異次元の使いやすさ。初めて使って感動したその日から、ほかの一脚や三脚の使用頻度が激減してしまってマジで「この際、使用頻度が低い一脚や三脚を全部処分しよう!」と考えているほど。週に何度か行うブツ撮りから、趣味で「ちょっと外でちゃんと撮影しよう」というときまで、この一脚ばかり使っている。

 ちなみに、この一脚は前述の「ロードバイク自立」の件で偶然見つけた。ロードバイクは単なる棒状のものを少し工夫して使えば、キックスタンドなどを取り付けることなく自立させることができる。詳細は本記事の最後に書いたので、詳しく知りたい方はそちらを。ともあれ↓こんなふうに自立させられる。

一脚を使ってロードバイクを自立させた様子。バンダナや面ファスナーバンドを使ってブレーキをかけつつ前輪の向きを固定すると、キックスタンドよりも完璧に自立する。

 このロードバイク自立方法は、一脚のような伸縮する棒が必須。長い棒を使ってサドルを支えるカタチで自立させると最も安定するのだが、長い棒をサイクリング時に携行するのは現実的ではないため、伸縮する棒が必要で、そういう棒として実用的なのが一脚だ。

 そういった一脚のサイクリング携行を考えると「なるべく短い一脚」が必要。結果「短い一脚のことなら俺に訊け!」ってほど、ショート一脚の現行品に詳しくなったわけだが、そのショート一脚探求中に冒頭の「超絶便利なカーボン一脚」を見つけたという次第。

 さておき、冒頭のカーボン一脚(以下、SmallRig 5564)がホント便利。また本格的な一脚としては比較的に軽量かつ安価で買えるという良さもあるので、今回はこの「SmallRig 5564」をレビューしてゆきたいッ!!!

昇降がワンタッチ! 一脚の「最大の面倒」が「最高の利便」になった!

 カーボン一脚「SmallRig 5564」の詳細は後述するとして、まずはこの一脚の非常に大きな利便からご説明。説明というか一言で紹介すると「片手でハンドル部分を操作するだけで高さを自由に変えられる」ということだ。操作は非常に簡単なので、写真でお見せしたい。

「SmallRig 5564」の雲台下に昇降用のハンドルがある。ハンドルを下まで倒した状態では赤いボタンによりロックされる。
赤いボタンを押してハンドルを上方向に動かせばロックが外れて一脚の高さを無段階で手動調節できるようになる。
好みの高さになったらハンドルを写真の角度程度まで戻せば、高さが維持される。ロックしたい場合は赤いボタンがカチッとロック動作をする位置までハンドルを下方向に動かす。
「One-Touch Height Adjustment」機構というのだろうか? 数度使えば慣れ、普通の一脚には戻れなくなるほど実用性が高いと感じられるように。※画像はAmazon商品ページより。

 普通の一脚や三脚を使っている方は「高さ調節(脚の長さの調節)がちょっとメンドクサイ」と感じているのではないだろうか? まあ使用頻度が高いと「そういうもの」と割り切って(諦めて?)高さ調節しているのかもしれない。

 一脚や三脚の脚のロック機構にもよるが、ほとんどの場合は高さ調節に両手を使う必要がある。また、調節には数ステップかかる。具体的には、「片手でカメラが乗った部分を支える」→「もう片手で脚のロック機構を外す」→「脚の長さ調節を行う」→「高さが決まったらロック機構を戻す」といった流れ。ロック機構により手軽さが変わるが、高さ調整には「ひと工程」が必要というイメージだ。

 実際、撮影を仕事にしている方々は、高さ調節をより素早く快適に行うために、特殊な機構を備えた撮影スタンドを使うことが多い。↓こんなスタンド類。

Velbon(ベルボン)の「ドリーポッド」シリーズの旧モデル(DP-3D)。証明写真撮影などカメラの高さや位置を頻繁に変える必要がある写真撮影用としてつくられたものと思われる。キャスターで自由に動かすことができ、高さも(両手を使うものの)非常に簡単な操作で調節できる。20年近く前に小物撮影時に多用したが、小物撮影の効率が爆上がりした。
WISTA(ウイスタ)の「サブスタンド88」という撮影スタンド。記念写真撮影スタジオや証明写真撮影などで使われるカメラスタンドだが、比較的に小型のモデル。室内での商品撮影などが多いカメラマンは、より大きくて頑丈で撮影アングルの自由度の高いモデルを使ったりしている。現在もたまに使うが、ミラーレスカメラでの撮影が大半になっているので、ミラーレスカメラくらいなら自立状態で支えられる「SmallRig 5564」ばかり使うようになった。

 これら撮影スタンドの大きな利便は、カメラを構える高さをほとんど一瞬で変えられる点。それから、カメラの前後左右位置もキャスターにより容易に変えられる点。

 カメラと被写体の位置関係を変えやすいスタンドたちだが、位置関係を変えると机上などにある近くの被写体の見え方が大きく変わる。ブツ撮りなら「製品全体の形状をわかりやすく見せたい」「ボタン類をもっと克明に見せたい」といったことを被写体の見え方の変更で叶えられる。

カメラの商品撮影の例。全体像を把握しやすい角度から撮ってみた。
カメラと被写体の位置関係を変えて、ボタン類の配置を見やすくして撮ってみた。似たような位置から撮った写真に見えるが、カメラの高さや位置を変える必要があり、そうするための一脚や三脚の操作に意外なほど時間がかかる。

 カメラと被写体の位置関係を変えて「この見え方が最適!」という位置を探るわけだが、そういう「最適な位置探し」を高さ調節や位置移動の面倒が伴う一脚や三脚で行うと、時間もかかるしやる気も失せてくる。ので、上記のような特殊なスタンドが使われるのだ。なお、被写体がある程度遠くにある風景撮影などの場合、カメラの高さ調節は撮影位置変更などをしないと行えないケースが多くなる。ので、一脚の高さ調節云々の面倒とはあまり関係がなくなってくることも多い。

 さておき、「SmallRig 5564」の場合、ハンドルを握って動かすと一脚の脚の高さ調節ができる状態になり、カメラが乗った部分もその手で支えている状態になる。なので、そのまま脚の長さを調節し、またハンドルを戻せば、一脚の高さ調節が完了する。「SmallRig 5564」下部で開いている三脚のペダルを足で踏みながら行えば、さらに確実に行える。また、カメラの前後左右位置も、「SmallRig 5564」ならちょっと持ち上げて立てる位置を変えるだけ。下部の三脚的ペダルのフットプリントも直径30cmの円程度なので、「脚が家具に引っかかる」みたいな面倒も少ない。

下部の三脚的ペダルのフットプリントは直径30cmの円程度。小さめながらも頑丈で剛性が高いので、わりと安定的に自立する。自由雲台のような構造になっているので、一脚ポールの回転・固定も行える。
ロックを外せば自由雲台と同様の動きが可能になる。うまく使うと一脚を立てる位置を変えずに、一脚の高さとカメラの向きだけを変えて、カメラと被写体の位置関係を大きく変えることもできる。
下部の三脚的ペダルはボール雲台と同様の機構で一脚ポールに接続されているので、様々なシチュエーションでカメラを都合のいい位置にセットしやすい。※画像はAmazon商品ページより。

 前出の特殊な撮影スタンドは非常に便利で効率的だが、そういう撮影スタンドに近い「撮影の効率を上げる機能性」を備えた「SmallRig 5564」には、ハイアマチュアやプロを納得させる利便があると思う。価格を考えるとコストパフォーマンスがスゲく高い超時短撮影機材だとも思う。

 俺的感覚では「これまで数十秒かかってちょっと面倒だった一脚の高さ調節が、ほとんど一瞬で完了して素晴らし過ぎて死ぬ」って感じ。「SmallRig 5564」の自由雲台をフリーにしてカメラを持って高さを(被写体を見る角度)をススーッと調節し、「ここ!」と思ったらもう一方の手でハンドルをロックし、雲台も固定すれば、すぐ撮影できる。控えめに言って最高に便利♪ 控えずに言うと「この最高の利便を知らないと死後後悔する」となるが、そこまで言っちゃうのは控えなさ過ぎかもしれない。

1本持つならコレ! と思える機能・性能だが、突っ込みどころもソレナリに……

 カーボン一脚「SmallRig 5564」は前述の昇降機構だけで「買う価値アリ」の製品だと思う。ただ、ネタバレっていうかAmazonをよーく探してみると、「SmallRig 5564」とほぼ同じと思われる一脚が散見されたりする。どこかのOEM品でブランド名や色違いみたいな感じで、「これ絶対同じ品だろー」ってのがいくつかある。ただ、そのなかでも「SmallRig 5564」が最安のように思われる。

 ともあれ、「SmallRig 5564」の全体的な使い勝手だが、「2万6792円で買った(購入時価格)にしては極めてイイ」という印象。現在は3万3490円だが「3万3490円でもかなりイイ」って感じ。前述のワンタッチ昇降機構の利便を考慮すると「こんなに便利なら4万円代でも納得しちゃうかも」って気分である。

「SmallRig 5564」は3種類の形態で使える製品。「三脚的ペダル付きの自立する一脚」「一脚」「ミニ三脚」として使える。一脚として使う場合、下部の三脚的ペダルを折りたたむか、その部分を外して(別途石突きを装着して)使う。下部の三脚的ペダルと上部の自由雲台を外して合体させるとミニ三脚となる。収納時(写真中央)の全長は68cmで重さは1.72kg。※画像はAmazon商品ページより。
自立する一脚として使った場合、69.5~166.5cmの高さで使用できる。角度可変モニターを搭載するカメラをセットした場合、全範囲が撮影に適した高さになるだろう。※画像はAmazon商品ページより。
自由雲台はアルカスイス対応クランプとなっている。カメラ側に装着するアルカスイス対応プレート×1枚付き。自由雲台の動きはスムーズで、固定もしっかりしていて、十分に実用的。ただしより高性能な自由雲台ほどの滑らかさまではなく、少しの力で強力に固定できるといった精密さもない。
カーボン一脚としての精密さやスムーズさも十分ある。ガタは感じられず「ハンドル操作一発でこのガタのなさって凄いかも?」と驚かされる。

 といった感じで、全体的につくりが非常によく、完成度が高い製品だなぁと思う。こういう製品をああいう価格で出されると、太刀打ちできないんだろうなぁ、とも想像する。

 難点があるとすれば「気楽に持ち歩くにはちょっと重め」ということ。さらに細かな点では、アクセサリー装着用の三脚ネジ穴(1/4)の位置がビミョーな気がするとか、ミニ三脚として使ったときに雲台と三脚が密着しなくて(安定はするが)見栄えがヘンとか、いろいろとソレナリにある。

 俺的には「くぅぅぅ~っこのハンドル操作での高さ調節すっげく便利ぃぃ~♪」とヤラレているので、上記のような細かいことはほぼ気にならないのである。でも、軽量化して高さ調節機構だけ利用しつつ携帯したい場合、下部三脚的ペダルのかわりに石突きを装着したり、雲台をもっと軽くてシンプルなものに換えるのはアリかなと思う。

 いやでもこの「SmallRig 5564」イイっすわ~♪ 考えてみれば、SmallRigの製品はいろいろ買っているが、買うたびに「品質上がってる」と感じる。同じカテゴリーにおいて他社の追従を許さないブランドのひとつになっている、と思う。

一脚を使ってロードバイクを自立させる方法

 自称「ロードバイク自立方法研究家」の俺が最近発案した「俺的に最も実用的なロードバイクの自立方法」をご紹介したい。名付けて「ポタリング自立術(ポタ自立)」。

サイクリング中に「あっ、このカフェ寄りたい」「ここで写真撮りたい?」という状況になったものの、自転車を立てかける壁などがなくて困ったことはないだろうか? サイクリングの指向が「ポタリング(自転車でのんびりと行く散歩)」に近いほどに、そういうふーになるのではなかろうか?

でも……愛車を横倒しにするのはヤだなあ。寄り道のためにキックスタンドを着けるのも……自転車が重くなるし。みたいな?そんな場合に役立つのが「ポタリング自立術(ポタ自立)」なのである。これには一脚と少々のモノを使う。以下、写真にてご説明。

使うのは、カメラ用の一脚(軽量・コンパクトな伸縮タイプ)、バンダナ(またはヘアゴム、シリコンバンド、面ファスナーバンド)。一脚以外は100円ショップで揃う(バンダナ2枚とかでOK)。一脚は1m程度伸びれば何でもいいのだが、携帯を考えた場合はなるべく短く軽いものがいい。なお、一見「一脚のかわりに自撮り棒でもイケそう」と思えるが、簡単に手で伸縮できる普通の自撮り棒だと、自転車の重さに押されて縮んでしまうので使えない。

 上記のモノだけでロードバイクが自立する。ていうかサドルがある自転車なら全部自立する。かなり安定的に自立する。ので、自転車を自立させてカフェに寄ったり、美しい風景を背にした自立した自転車の写真を撮ったりできる。ポタ自立の方法は簡単。以下にその手順を。

まず自転車のブレーキレバーにバンドを巻いて「ブレーキをかけた状態」にする。写真では面ファスナーバンドを使っているが、バンダナでもヘアゴムでも「ブレーキをかけた状態に保持できればなんでもOK」だ。重量がかかりやすい後輪のブレーキをかけるのがオススメ。前後輪のブレーキをかければ完璧。
続いてハンドルの向きを固定する。前輪とフレームが一直線になる状態で固定。写真ではホイールとダウンチューブをつないで固定しているが、前輪がまっすぐ前を向けばどういう固定方法でもいい。使うモノも固定できればバンダナでもヘアバンドでも何でもOK。
最後に、一脚でサドルを支える。このとき、自転車が左側に少しだけ傾くようにして、一脚上端をサドル裏面の「一脚がズレにくい位置」に当てる。
これで「動かない前輪」「動かない後輪」「一脚」による完璧な「三点支持」となる。その安定感はスポーツ自転車用のキックスタンドより高い。まあ自立させるまでに数ステップの手間はかかるが。なお、自立させる場合は、自転車が左側に傾くようにする。右側に傾かせた場合、不意の転倒で変速機構(ディレイラーハンガーなど)が曲がるなどする故障が起きやすいためだ。
サイクリング中に美しい背景とともに自立した愛車を撮ることもできる。一脚の位置をうまく設定すれば、一脚が見えない状態で撮ることもできるだろう。……え? 美しい背景じゃなくてソコは自転車屋じゃないのかって? そうなんスよ?撮影に協力してくれたバイクプラス所沢店内なんスよ。ホントは絶景を背景にと思ったのだが、台風通過中だったので「室内自立」になってしまった。

 そんな感じ。絶対に倒れないというわけではないので、試すならスイマセンが自己責任で! だが、写真より重い重装備グラベルロードバイクで何度も試しているが、自転車が倒れたことはない。

 一脚で自転車を支えている状況なので「一脚がズリッと動いて倒れない?」みたいな印象はある。だが、この状態で自転車が動くとしたら、車体右側へ倒れる場合のみ。ブレーキがかかっているので自転車が前後に動くことがまずなく、左側には一脚があるのでその側に倒れることもまずない。

 倒れるとしたら、自転車が左側から強風に煽られるとか、一脚の地面側が地面にめり込むとか、一脚とサドル裏面の接点が滑ってサドルから一脚が外れるとか(一脚とシートポストをバンドで固定すると防げる)。一脚の伸長時の長さ固定が甘くて一脚が不意に縮んで倒れるというケースもあると思う。

 ともあれこの「ポタリング自立術(ポタ自立)」、キックスタンドは装着していない(装着できない)が自転車を安定的に自立させたい、カーボンフレーム自転車なのでキックスタンド装着無理だけどシッカリ自立させたい、そんな方にオススメである。なお、使う一脚にもオススメがある。それも写真でご紹介。

Amazonで手に入る「最短」級の一脚。縮めたときの長さは30.5cmで、伸ばすと123cmになる。伸縮は一脚パイプ部を回転させて緩めたりロックさせたりするタイプ。一脚としての耐荷重は2kgで、重さは235g。短くできるのでサイクリング時にも携行しやすい。普通に買える「ポタリング自立術(ポタ自立)」用の一脚としてはこれが唯一の製品と思われる。ほかにも短くできる一脚はあるが、伸ばしたときの長さが自転車を自立させるには足りないものばかり。なおこの「最短」一脚は「一脚 6段 コンパクト 軽量 カメラ ミラーレス一眼 ビデオカメラ コンデジ スマホ 対応 アルミ合金 30.5cm~123cm 耐荷重2kg、235g」という名前にて2680円で売られていたが、別名の同じ一脚が多数ある。
こちらはベルボンの小型三脚の脚部分を取り外したもの。上記の黒い一脚と同様に使用できるが、より「ポタリング自立術(ポタ自立)」向き。縮めたときの長さは25.5cmで、伸ばすと107cmになり、重さは147g。中古品店などで「このタイプの三脚を安く買って脚を取り出す」必要はあるが、こういう方法なら選択肢が広がる。

 なお、ほかにも自転車を自立させる方法は多々ある。ただ、俺が試したうちでは、そのテの製品の多くは「写真を撮るなどする短時間だけ自立させる」とか「自転車自体が軽量でないと自立させたときの荷重に耐えられない」とか「小型軽量だが用途は限定的」といった「制限付き」のものが多いという印象。ロードバイクの自立方法を研究して10年くらい経過するが、状況は変わらないので、まあ大して需要がないのかもしれない。

 棒を使った自立方法もいくつかあるが、これもまた携帯に適切な棒がないとか長さが足りないとか、なかなかスッキリした方法がない。ない、ままで、10年くらい経った。同時に、10年くらい経過すると、世の中も変わってきて「コンビニの窓ガラスに自転車立てかけるってどうなの?」「公共のスペースに自転車横倒しにされるのは邪魔」みたいな視線が強まっている感じ。俺の場合はもともと「ロードバイクにもキックスタンド派」なのでそういうことはないのだが、わりと最近買ったカーボンフレームロードバイク(e-bike)にはキックスタンドを装着する術がないので、自立方法を鋭意模索して上記「ポタリング自立術(ポタ自立)」に至った次第。

 そんなこんなで上記の自転車自立方法を見つけ出し、「コレはイケる!」と確信したので、ご興味あらばゼヒ! ポイントはブレーキと前輪の向き固定。それさえできれば、車体を支えられる棒状のものであれば、伸縮とかしない軽い棒とかでも大丈夫かもれしれないが、確実なのは「小型軽量の一脚でサドル裏を支える」という方法だと思う。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。