スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

ガジェットと相性抜群な無印良品、安くて便利なスマホ周辺小物たちを一挙紹介ッ!!!

 いわゆるブランドものとは縁遠い俺。デジタル製品については好みのブランドはあるにはあるものの、雑食性が強いので「このブランドの製品ばかり買っている」みたいな感じではない、と思っていた。のだが、よくよく考えてみたら……「あぁここの製品はずーっと使い続けている」というブランドがあった。

 それは無印良品である。無印良品にはデジタルガジェットなどに都合のいい製品がけっこうあり、機能性にも優れており、しかも比較的に安価。また、ブランドを強調するデザイン性も敢えて排除しているようで、どんな機材と組み合わせても「ガジェットの邪魔」をしない。ツイデに商品のリニューアル頻度も高くないので、「あ~っあの気に入っていたグッズが廃番に!」みたいなケースも多くない。

たとえば電卓。「アルミ電卓」と呼ばれる定番品だが、2000年代初頭に購入してずっと使っている。といっても週に1度使うかどうかという頻度だが、シンプルでクセのない存在感が気に入っている。そして全然壊れないのであった。
よく行く無印良品実店舗がリニューアルされたことを知って訪れたら、「あっまだあのアルミ電卓あるんだ!」と発見。「もう1つあってもいいな」と思って購入した。左が旧アルミ電卓。右が現行のアルミ電卓で1290円。よく見たらリニューアルされて別製品になっていたが、まあほぼ同じ製品って感じ。こういう薄くてシンプルな電卓って、探しても意外なほどナイのだ。
2011年に買った無印良品のサーキュレーター。棚に吊って扇風機としても空気撹拌用にも使用中。この時期には毎年使っている。もう15年も使っているのに全然壊れないし相変わらずメチャ静音。リビングでも15年使っている同型品があるが、それも同様。でも廃番になってしまったようで、現在は高機能な首振りタイプしかなく、写真のような使い方はできない。

 ほかにもまだまだあるのだが、生活にとけ込むカタチで無印良品ブランド製品をイロイロ使用中。消耗品以外の多くはどれもけっこう耐久性が高く実用的で、またデザイン面で全然飽きが来ないというかクセがないので自然な存在としてずーっと身近にあるという感じ。

 で、デジタル製品方面でも、無印良品製品をいろいろ使っている。どれもなかなか便利なので、今回はスマートフォン周辺で役立っている無印良品製品をレビューしてゆきたいッ!!!

無印良品のケーブル関連グッズ シリコーン系

 巷ではシリコーン素材のグッズがかなり増えている。耐久性も耐候性も高いし劣化してベタついたりすることも少ないし、プラスチック製品と比べると環境負荷も低い。扱いやすくて長持ちするナイスな素材だが、無印良品にも便利なシリコーン素材製品がある。

 俺がヒッジョーに便利に使っているのが「シリコーン マルチバンド」。どこにでもあるような「シリコーン製のケーブル結束グッズ」だ。

「シリコーン マルチバンド」はシリコーン素材のリング状のバンドで長さは約11cm。12本入りで290円。半透明、半透明グレー、白、黒が3本ずつ入っている。※画像は無印良品Webサイトより。
ケーブルを束ねたりするのに使える。※画像は無印良品Webサイトより。

 つまりはシリコーンでできていてツマミがついていて扱いやすい「輪ゴム」的なグッズだ。最初は「安いかも~、これでケーブルを束ねよう」と思って買ったが、非常に汎用的に使えるのであった。

 輪ゴムで行う用途ならだいたいどんな用途にも使える。輪ゴムよりもよく伸縮して耐久性も高いので「気づいたら輪ゴムが固まっていた」「輪ゴムが切れていた」といったことも少ない。1本約24円なので輪ゴムよりずっと高価ではあるが、「某100均で色がカワイイと思って買ったパステルカラー輪ゴムは100%の確率で短期間で切れるから無印に統一しよう」と思うほど、「シリコーン マルチバンド」は実用性もコストパフォーマンスも高いと感じられる。

 これでカラーバリエーションがもっと多く、彩度が感じられる明るい色とかがあれば爆買いするんだけどな~。でも、そういうことを無闇にしないのが無印良品なのだろう。使用頻度が高い製品ほど、色は抑えめで使う場所を問わない汎用性を持たせているのだと思う。

 バンドつながりで「シリコーン識別バンド」もちょっと便利。店頭で実物を見て「これならゴツめのケーブルでも束ねられそう」と思って買ったら、これも汎用性が高かった。

「シリコーン識別バンド」はサイズ違いでSとLがある。どちらも390円で、Sは2本入り。オレンジ以外に、黒、グレージュ、ブルーのカラーバリエーションがある。バンドの片端がループ状になっており、もう片端を通して固定するというしくみ。※画像は無印良品Webサイトより。
Sサイズでケーブルを結束したり傘の目印にしたりしている様子。※画像は無印良品Webサイトより。
Lサイズで太めのケーブルを結束したりキャリーバッグの目印にしたりしている様子。※画像は無印良品Webサイトより。

 これら「シリコーン識別バンド」は前出の「シリコーン マルチバンド」ほど伸縮せず、どちらかと言えばセミハードみたいな感触のバンド。なので硬めのケーブルをしっかり束ねたりするのに便利。無印良品の使用例のように、外出時に傘の目印としてみたが、他人が間違って傘を持っていかない効果もありつつ、それ以上に自分の傘を一発で見つけられて便利だった。

 旅行時などにキャリーバッグの目印にしても便利そうだ。カラーバリエーションがあるので、複数色を使った目印にしておけば、同様に「シリコーン識別バンド」を目印として使っている人がいても、間違われる可能性がグッと下がりそう。

無印良品のケーブル関連グッズ 汎用できる系

 自由な長さにカットして使える面ファスナーバンドを多用する俺。棒状のものを束ねるとか、柱に何かを仮固定して倒れないようにするとか、イロイロと。

 ただ、カットして使う面ファスナーバンドには小さな鬱憤を感じていた。それはカットするとバンドの繊維が少し散らかるということ。面ファスナーの細部のループやフックが切り落とされて周囲に散らかるのだ。あと、カットするのも地味に面倒。カット時にハサミがズレて切り口が斜めになったりする。

 カットして使えるタイプの便利な面ファスナーバンド。だが繊維が散らかるし、切るときにチョイ慎重になる必要があって、なーんか鬱憤を感じていた。

 そんなところで見つけたのが「手でちぎれる結束バンド」の類。Amazonでいろいろなブランドから販売されている。……のだが、面ファスナーバンドのフックの面に読めなさ過ぎるブランド名が入っていたりするぅ~。まあその面は内側になるから……でもヤだなあ……。

 とか思っていたら無印良品に「ミシン目入り結束テープ」があるのを発見。もちろんブランド名なんか入っていないし、比較的に安価。そして実際に買って使ってみたら非常に便利であった。

「ミシン目入り結束テープ」は幅15mmの面ファスナーテープ。カラーバリエーションはホワイトグレー、ダークグレー、オレンジがあり、3m巻きで190円。※画像は無印良品Webサイトより。
5cmごとにミシン目が入っていて、手で切ることができる。※画像は無印良品Webサイトより。

 使用感としては、ちょっと懸念していた「使用中にミシン目が切れちゃったりしない?」ということが「まずナイ」ということ。テープの方向に強く引っ張っても、つまりミシン目を左右から強く引いてもなかなか切れない。ものすごーく力を入れると「ブツッ」と切れる感じだが、まあこの幅の面ファスナーテープで留める対象を束ねているときに「不意に切れた」ということにはほぼならないだろう。

 そのくらいシッカリしているので、手で切れるとは言っても、「指先に力を込めてミシン目を斜め方向に裂く」ようにしないと切れない。「手軽に切れる」というわけではなく、「ハサミがなくても長さ調節ができる」し「ハサミで切ってもいい」みたいな感じ。

 でも手で切ったときには、繊維がちぎれて散らかるようなこともなく、慣れると自在に手で切れるようにもなって、非常に便利に使える。3色あるので、たとえば「ホワイトグレーは充電専用」「ダークグレーはUSB PD充電対応」「オレンジは高速データ通信対応」みたいにケーブル規格などと紐付けておくような使い方もできる。「これはダークグレーとオレンジだから急速充電も高速データ通信もできるケーブルだな」みたいに。

 それから試しに買ってみた「ロック付き結束ゴムバンド 3色セット」が予想を超えて便利だった。いわゆるバンジーコード(ラテックスゴムなどをナイロンなどで編み包んだ伸縮性ゴムヒモ)のループ状結束コードだが、カラーバリエーションが楽しげなので衝動買い。機能的には自作できそうなモノ。だが、バンジーコードのカラーバリエーションが目的での自作は意外なほどのコストとなるので、それもあって全色を買い揃えた。

「ロック付き結束ゴムバンド 3色セット」はバンジーコードと独特な留め具を組み合わせた結束コード。1パッケージが390円。※画像は無印良品Webサイトより。
カラーバリエーションは全部で6種ある。※画像は無印良品Webサイトより。
ケーブルからお菓子の袋まで、いろいろなものを束ねたり閉じたりできる。※画像は無印良品Webサイトより。

 伸縮ゴムのループを自由なサイズにして固定できる結束コードで、「ナニカをゴムヒモでキュッと締めてドウニカする」ということの多くに使える。使い始めは「あれ? どうやって固定するの?」と戸惑いがちだが、「コードの片側を留め具と平行にするとロックされる」「コードを留め具と直交させると緩む」「留め具の両側をロックさせようとするとロックせずに緩む」といったあたりを感覚的に覚えられれば自由に活用できる。また、イジっていれば上記の使い方を理解できるくらい容易に使える。

 ループサイズを自由に設定して固定できるループ状バンジーコード、ということで、いろ~んなコトができる。「ドコカにナニカを引っかける」「くるりと巻いて締める/閉じる」など、アイデア次第で利用できるバンジーコードのツールという感じ。たとえば自転車なら、駐車時に自転車のブレーキをかけっぱなしにできたり、フレームやハンドルにサングラス引っかけループをつくったりグローブを一時固定しておいたりできた。

 ただ、バンジーコードの強度も留め具で留められる強さも強力ではないので、重いものを吊るすとか強固に締めるといった使い方は無理。また、バンジーコードのループは接着剤か熱で溶着してつくられたものと思われ、場合によっては接着部が切れることもありそうだ。

 でもカラフルでシンプルで活用幅が広く、そーんなにお高くもない。楽しんでいろいろなことに使える便利グッズという感じ。

無印良品のスマートフォン用ストラップは安くて感触がイイ

 スマートフォンで使う小物もいくつか発売しているが、俺的にはストラップ2種が使いやすいと感じている。やはり個性を主張しないようなデザインが好印象で、しかも安価。どちらもシンプルなアクセサリー類なので写真とともに機能性や使用感を見ていこう。

これは「ポリエステル ハンドストラップ スマートフォン用」で、スマートフォンとケースの間にプレートを入れてストラップをつなぐタイプだ。カラーはダークグレーと黒がある。790円。※画像は無印良品Webサイトより。
ストラップの長さは約34cmで直径は約7.5mm。太めで柔らかく、僅かな伸縮性があるため、手首に全然と言っていいほど負担がかからず違和感が少ない。ストラップは再生ポリエステルで、金具部分は鉄と亜鉛合金。スマートフォン側のDリング部もそこにつなぐストラップ側のナスカン部も金属製で頑丈。安心感がある。※画像は無印良品Webサイトより。
こちらは「ポリエステル ネックストラップ スマートフォン用」で、上記のスマートフォン用ハンドストラップと基本的な仕様・構造は同じ。長さは約116cmで直径は約7.5mm。引っ掛かり事故防止のための樹脂部品(強く引っ張ると外れる)がある。この樹脂部品は通常使用ではまず外れないという固さで合体している。※画像は無印良品Webサイトより。
身長178cmの俺的印象では、首から下げただけの状態だとネックストラップとしては「やや長い?」という使用感だが、まあ普通に使える感じ。斜め掛け(袈裟懸け)にするには短い。ただ、体格によっては首下げでも斜め掛けでも違和感なく使えそうだ。※画像は無印良品Webサイトより。

 イイのはやはりストラップのヒモの感触と柔軟性。一見、登山ヒモっぽく見えるが、柔らかさと僅かな伸縮性があるので、手首も首も肩も全然痛くならない。また吸湿性があるようで、暑い時期でも汗による違和感が生じにくい。

 残念なのは長さ調節非対応(長さ固定)であることと、カラーバリエーションがダークグレーと黒の2色だけという点。俺的には「もう15cmくらい長くて長さ調節ができたらいいなあ」と。またハンドストラップもネックストラップも使い心地がいいので、もう少し色味も欲しいなぁ、とか思う次第。だが、価格的に非常に安いレンジなので、上記のような残念点も「まあいっか」と納得ができてしまう。

 使い方と考え方次第では、コンパクトデジタルカメラや財布やポーチなどのストラップとしてもいいんじゃないかと思う。接続金具が金属なので吊る対象の傷つきが気になるところだが、安価なわりには(ストラップ部分には)かなりの汎用性があるように思う。

無印良品のスマートデバイスケースは安いけど実用的♪

 最後にスマートデバイス用のケース類。シンプルに使えるケース類なので、写真で機能性や使用感を見ていこう。

これは「ポリエステル 縦型クッションタブレットケース」で11インチタブレットを入れることを想定した手提げケース。サイズは、外寸が約幅23.5×高さ33cmで、内寸が約幅23×高さ32cm。カラーは黒、ピンク、グリーンの3色展開で、価格は890円。ややくすんだピンクに惹かれて購入した。ただし小学生向けのタブレットケースとして売られている製品のようだ。
シンプルな構造で、タブレットが入る主室に加え、外側に大きめのポケットがあるだけだ。主室上部には名札がある。室内でタブレットやスマートフォンなどを持って移動するために買ったが、単なる「取っ手付きスマートデバイス入れ」としてたいへん活躍してくれている。890円なのに! それに非常にシンプルな外観でヘンなロゴとかもナイというのもイイ。そこそこのクッション性もあるし、非常に軽いし、なかなかのコストパフォーマンスだと思う。
こちらは「自由に組み合わせられる収納ケース」シリーズ。3色展開で、このミディアムグレーのほか、黒とダークグリーンがある。だが、なーんか妙な価格のセール販売が行われているので、「自由に組み合わせられる収納ケース」シリーズが廃番になるのかも?
これは「自由に組み合わせられる収納ケース」シリーズのうち、「自由に組み合わせられる収納ケース・長方形・縦型」。ケース入りのiPhone 16 Pro Maxがやや余裕で収まるケースだが、スマートフォン専用というわけではない。ソフトでマットな手触りの合成皮革(ポリウレタン)製。両側上方にDカンがあり、ナスカン付きストラップなどで吊るして斜め掛けなどにできる。価格は1290円だが、セールで990円になっているようだ。
前方にフタなしポケットがあり、主室には大きめのスマートフォンが収まる。主室にはカードが入るポケットもある。とてもシンプルな構造なので、ユーザーが入れたいものを入れ、使いたいように使える。ケース入りのiPhone 16 Pro Maxと、それよりワンサイズ小さいスマートフォンを同時に入れることもできる。
俺的には「このダークグリーンは廃番に?」と感じている。このカラーだけ割安で売られているし、ネットショップからは姿を消したからだ。えぇ~イイ色なのにぃ~、と思ったりして。

 このシリーズのストラップがとてもイイ感じ。合成皮革だが、軽くて滑りにくく、張りがありつつしなやかさもある。「ねじれにくい」という使用感もナイス。

 安っぽさがなくてシンプルだが、現在このシリーズはセール価格で販売されているようだ。各色とも価格590円だが、ミディアムグレーと黒はセールで390円。ダークグリーンはセールで290円。俺的には超絶安いと思わざるを得ない。

 前出の「自由に組み合わせられる収納ケース・長方形・縦型」は2つのDカンを使ってバッグの外に吊って「スマートフォンを即取り出せるサブバッグ」のように使ったりしている。場合によってはバッグから外して「スマートフォンを身に付けるショルダーポーチ」にもできて非常に便利。

 使いやすいし、軽いし、汚れにくくもあるし、そしてスゲく安い。もうすぐなくなる? のかもしれないが、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

 といった感じの無印良品・スマートフォン界隈向け製品アレコレ。これまでにはない斬新な機能性とかヒキのあるデザインとかはナイが、どれもコストパフォーマンスに優れ、とても使いやすい製品だと感じている。なので、やはり、気になる方はぜひチェックしていただきたいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。