スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

タブレット置き場をスッキリさせるゼ!!! iPadやスマホの収納に3999円で買える「縦置きスタンド」が優秀すぎた

 ちょっとモヤモヤしている「タブレット置き場」をスッキリさせるゼ!!! と、タブレットスタンドやノートPCスタンドを物色していた。そして「これよくない?」と思える縦置き・6台収納の製品を見つけ、Amazonで3999円だったので買ってみた。Geecolブランド「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」という製品だ。

Geecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」はノートPCやタブレット端末を立てて6台収納できるスタンド。アルミ製でシリコン製滑り止め・傷つき防止カバー装備。Amazonで3999円だった。

 詳しくは後述するが、このスタンド、一般的なスタンドにはないメリットが多いというか、構造的に一般的ではない珍しい機構のスタンド、だと思う。このスタンドを見つけた後に類似品をかなり探してみたが、ほかには見当たらず、コレがオンリーワンという感じ。

 ともあれ、実際に使ってみたら想像以上によかった。置いた端末は、タブレットが「13インチiPad Pro(M4・第7世代)」と「iPad mini(A17 Pro・第7世代)」、スマートフォンが「Google Pixel 9 Pro Fold」。ほかにA5サイズノートを置いた。

「13インチiPad Pro(M4・第7世代)」「iPad mini(A17 Pro・第7世代)」「Google Pixel 9 Pro Fold」「A4サイズノート」を縦向きに置いた。この状態でもバッチリ安定して使い勝手も良好♪

 すごーい! まだ2スロット余っている♪ 安定感バッチリで端末の出し入れも快適! マジで想像以上に実用的でありかつ使いやすいッ!!! だが場合によっては気になるかも的な難点もヒトツあったので、それを含めて今回はこのGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」をレビューしてゆきたいッ!!!

これまでモヤモヤしてきた「タブレット置き場」とは?

 これまでずっと、すぐ手に取って使えるようにと、手近にタブレット×2台とスマートフォンを置いている。

 タブレットは「13インチiPad Pro(M4・第7世代)」と「iPad mini(A17 Pro・第7世代)」、スマートフォンは「Google Pixel 9 Pro Fold」。このほかメイン端末の「iPhone 16 Pro Max」も使っているが、これは手元に置いていることが多い。

 メイン端末は一日に何度も手にするので優先的に便利な位置に置いている。だがそれ以外の端末は本棚に収納したり、上記のように「すぐ手に取って使えるように手近に」置いている。その「タブレット置き場」は↓こんな感じ。

「13インチiPad Pro(M4・第7世代)」「iPad mini(A17 Pro・第7世代)」「Google Pixel 9 Pro Fold」「A4サイズノート」をデスクサイドに立てて置いている。常用スマートフォン「iPhone 16 Pro Max」は充電時のみ充電スタンドにセットし、それ以外はほぼ手元に置いている。

 単に立てて収納しているだけだが、けっこうイロイロ試しての結果が↑である。まあまあの使いやすさであるが、使いやすさ的には道半ばという感じでモヤモヤしている。

 ここに至るまでに、最初はノートPC用スタンドをいくつか試した。だが最大3スロットとか、立て掛ける(傾ける)方向が決まっているとか、スロット幅調整の自由度が低いとか、タブレットやスマートフォンで使うにはイマイチ。「ノートPCを立てることもあるかも」と欲をかいたのが失敗だったかもしれない。

 タブレットやスマートフォン向けの縦置きスタンドも試した。スロット仕切り差し替え式で各スロットの幅をわりと自由に設定できる……もののプラスチック製で頼りないとか、軽いので安定性に欠けるとか、逆に金属製で重めなのはスロット調節がメンドクサイとか。なかなかイイのがナイ。

 結果、100円ショップで買った透明アクリル製の「薄めのナニカを縦置きするための2スロットスタンド」×2を「両面テープで合体させたもの」が何となく便利だった。というか「200円+αのスタンドだしこれでいいや」的な妥協で使ってきたのが↓コレ。

100均で買ったアクリルスタンド×2を両面テープで合体させた自作スタンド。4つのスロットにタブレットなどを立てられる。前出の「タブレット置き場」でタブレットなどを支えているのがこのお手製スタンドだ。

 まあ妥協で使っているスタンドなので、安定性はイマイチ。すぐ動いちゃったりする。また端末を雑に置くと端末角度が斜めになりすぎてさらに安定性を失ったり。

 まあ使い慣れたので大きな問題はないし、透明アクリルなので存在感は希薄で見栄え的な問題もない。アクリル製なので端末を傷つける心配も少ない。安定性がなくてすぐ動いてしまうが、それは底部に魔法のテープ的なものを貼れば解消できる。また、すぐ動いちゃうことは、すぐ自由に動かせるというメリット(掃除がラクとか)なので、まあそのままにしている。

 だがときどき「もっとスッキリ気分よく置けるスタンドがあればなあ」「もうちょっと垂直に近い角度で端末を立てられたらなあ」と思う。そんなモヤモヤをうっすら感じながら、このお手製スタンドを使ってきたという次第。

 そこに登場したのが前出のGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」。Geecolというブランドは全然知らなかったが、届いた箱を見てもブランド名やメーカー名の記載は一切ナシ。説明書もナシ。なので、いろいろなブランド/商社向けに生産してシリコンの色とかネジの色・形状を変えて販売しているような製品なのだと思う。

Geecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」が入っていた箱。正式名称は「Vertical Laptop Stand(6-Slots)」なのかもしれない。この名称で探したら海外でも同じと思われる製品が販売されていた。また10スロット品もあった。だがAmazon.co.jpで売られている3999円が最安という感じ(海外品は2万円オーバーとか)。
縦置き、安定性アリ、滑りにくいシリコン、というあたりが特徴らしい。
箱の裏に説明書きがあった。でもこの製品には説明書を読まずとも使える平易さがある。

 と、なーんか怪しげなスタンドなのだが、使い勝手は非常にいい。このGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」を使い始めてから、俺の「タブレット置き場」は非常にスッキリ&快適に利用できるようになった♪

どんな感じで使えるの?

 まずGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」の概要から。素材はアルミニウム(本体構造部)とシリコン(滑り止め部)で、サイズは158.1×138.0×58.4mm、重さは640g。スロットの調節幅は6〜69mmとなっている(製品パッケージ表記より)。

Geecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」の特徴は6スロットであることと安定感。また指で締め緩めできるネジでスロットの幅を容易に調節できる点は、構造面で非常に大きな特徴だ。
反対側にはスロット幅調節用のネジはない。つまり、各スロットの幅調節はネジをひとつ回すだけで済む。超手軽なのである。ネジは指で回せて、力もあまり要らない感じ。
スロット幅は無段階で調節できる。端末厚みギリギリでホールドするスロット幅にも、ゆるりと立て掛ける感じにも調節可能。
各スロットの仕切り板上部にシリコン製の端末傷つき防止カバー(接着してある)があり、端末下部が当たる台座部にもシリコンが貼られている。
裏面には4つのスポンジ状滑り止めがある。ただしツルツルした机面だと滑りやすい場合がある。端末を複数台乗せた状態なら多くの机面などで安定性や滑りにくさを発揮する。
使用感は「なんでも縦置きスタンド」という感じ。モノを乗せれば乗せるほど安定感が増す。本棚にノートPCやタブレットなどを保管するとき、それぞれの端末を安定させるためのスタンドとしても便利かもしれない。スマートフォンだけを縦置きする場合、12台置けるスタンドとして使えるだろう。

 最も便利だと感じたのが、ネジによるスロット幅調節のしくみ。俺的にはこういう感じでスロット幅を調節できるスタンドを使ったのは初めてだが、縦置きのスタンドに対する考え方が一変するほど便利だと感じた。

 置いた状態で、指でネジをひとつ回すだけ。それだけでスロット幅の調節ができる。端末を置いた状態でスロット幅を調節可能。なんかフツーのことのように聞こえるかもしれないが、この仕様が最強に便利なのダっ!!!

 というのは、こういうような縦置きスタンドで、スロット幅が調節できる製品の場合、だいたいはスタンドを裏返してのスロット幅調節を行う。スロット幅調節のためのネジがスタンド裏面にあるからだ。しかも、六角レンチやドライバーが必要だったり、手回しネジ×2の締め緩めが必要だったりする。

 それに、端末を置きつつのスロット幅調節というのがほぼ不可能だったりする。何しろスタンドを裏返さないとスロット幅調節ができないからだ。

 たとえば「このスロットの幅をあと3mm……くらい狭くするといいのかな?」とアタリをつけて、スタンドに乗っていた端末をいったんどかす。それからスタンドを裏返してネジを緩めてスロット幅を調節。そしてネジを締めてスタンドを元に戻して再度端末を乗せてみたら「あーその隣のスロットが狭過ぎになったかぁ」的な問題が生じたりして……などと、何度も端末を乗せたりどかしたりし、スタンドを裏返したりしてのスロット幅調節が必要になる。これがヒッジョォ〜にメンドクサいッ!!!

 だがこのGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」は、そういう面倒とは無関係。スタンドに端末を乗せた状態で、工具不要でスロット幅の無段階調節ができる。スロット幅調節→端末の出し入れのしやすさ→端末の傾きのチェックまで、ネジを指で回す程度で行えてサイコーにラク!!!

 それに加え、ある程度重くて底重心で多スロット(実使用時に端末を複数台乗せる)ということで、安定感もかなり高い。シリコンの傷つき防止や滑り止めも惜しげなく広い面積に貼られている。突き抜けた使い勝手があるGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」なのであるッ!!!

 という、よくわからないかもしれない文字だけの話に「そっか、いいなソレ!」と理解をお示しの方にはGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」を強くオススメしたいっ! マジでホントにイイのでゼヒ!!!

場合によっては「大きな難点」になる部分とは?

 このGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」、俺的には縦置きPCスタンドにおいて最高レベルの製品と感じている。だが、場合によっては、「このスタンドはココがヤだなぁ〜」という実用面での難点が出る、かも、しれない。

 それは「裸の端末を乗せた場合に端末下部の一部が傷つく可能性がある」ということだ。どういうことなのか? 写真でご説明。

本体はスタンドのスロット仕切り板を含めてアルミ製。表面はマット質感でサラサラした手触りだ。バリなどはなく仕上げはキレイ。
しかし端末をある程度斜めに乗せた場合、端末下部エッジとスロット仕切り板が接触する。接触のしかたによっては、端末のエッジ部分がスロット仕切り板と擦れて傷がつくかもしれない。いや、きっと微細な傷がつくであろー。

 これは非常に細かく神経質な感じの話ではあるが、このスタンドに対して裸の端末を出し入れすると、低くない確率で端末エッジの一部もしくは幅広いエッジがアルミ製スロット仕切り板に擦られて微細な傷がつくと思う。俺の場合、最近はGoogle Pixel 9 Pro Foldを「ケースなしの裸」で使っており、実際にこのスタンドに端末を入れると「スリッ」とかヤな音がしていて、「このままGoogle Pixel 9 Pro Foldを出し入れし続けると端末エッジがどんどん傷つくなぁ」という実感がある。

 でもまあ、ケース入りの端末なら、まず本体のエッジがスタンドのスロット仕切り板に触れることはないので無問題。また、裸の端末を使う場合でも、適切な位置にビニールテープとか滑り止めとか緩衝材を貼れば回避できると思う。

スロット仕切り板の「このあたりに端末のエッジが当たりそう」という部分に、滑り止めシールを貼った。
端末のエッジがアルミ製スロット仕切り板に接触しなくなった。問題解決。

 端末のどのあたりがアルミ製スロット仕切り板に接触するのか確認してから、上記のような接触防止措置を施すのがいいだろう。また、全スロット仕切り板に接触防止のためのテープとかを貼りたいという場合、思いきってスタンドを分解してから作業するのがいいと思う。ただしそうするとメーカー保証とか利かなくなるので自己責任で……とは思ったが、こういうブランド品のこういうハードウェアで保証って? とも思ったがさておき、以下に分解方法を。

分解はプラスネジを緩める程度。プラスネジは裏面の滑り止めで隠れている。滑り止めを剥がすとプラスネジが出現。これを緩めればサイドのスロット仕切り板が外れるという構造。
サイドのスロット仕切り板を外したあとは、内側のスロット仕切り板のスロット幅調節ネジを外せば、各スロット仕切り板が外れる。これを繰り返せば全仕切り板を外した状態で効率よく傷つき防止策を施せる。

 といった感じでも傷つき防止策を施せる。上記の方法では本体底面の滑り止めスポンジを剥がすことになるが、丁寧に行えば作業終了時に滑り止めスポンジを再度貼れると思う。滑り止めスポンジを破損した場合は、適当な滑り止めゴム類をスタンド底面に貼ればいいだろう。

 だがまあ、そこまで手をかけなくても、分解せずにビニールテープを貼るだけとか、そーゆーので十分な傷つき防止になると思う。またケース入り端末では傷つきの心配がほぼないので、上記のカスタマイズは全部不要だと思う。

 といった感じのGeecol「ノートパソコンスタンド 縦置き 6台収納」。なーんとなく謎な感じのブランドだが、このスタンドについてはヒッジョーに秀逸だと感じられた。興味があればゼヒじっくりとチェックしてみていただきたいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。