スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

スタパ式"空中収納"講座、クランプ式ホワイトボードが俺のデスクと心に平穏をもたらした!!!

 先日購入したクランプでデスク天板に固定するホワイトボード。サンコーの「360度自由自在クランプ式ホワイトボード」という製品だが、これがきっかけで俺のデスク環境が一変したのであった。

サンコー「360度自由自在クランプ式ホワイトボード」は、デスク天板などにクランプで固定できるホワイトボード。一般的なホワイトボードと違い、デスク天板一点での固定となるため、デスクスペースを有効活用できる。写真は「小」サイズで、直販価格は5,980円。
俺の場合、このホワイトボードに専用マーカーで書き込むことはせず、「マグネットが吸着するボード」「付箋を貼りやすいボード」として「空中収納」のために使っている。

 上記リンクで紹介したホワイトボードだが、導入直後から速攻で役立ちまくり。小物をマグネット吸着させて収納することで、机上に小物が散らかるということがなくなった。

 コレはイイ! ということで、改めて「大」サイズを導入。より大きな面に小物を「空中収納」できるようになり、さらなる利便を痛感。

サンコー「360度自由自在クランプ式ホワイトボード」を「小」サイズから「大」サイズへとリプレイス。より多くの小物を「空中収納」できるようになった♪

 このホワイトボードがきっかけとなり「今後の俺デスクは「空中収納」で徹底的にスペース有効活用&効率化をヤッてゆく!!!」みたいな心意気となった。そして机上から小物入れやペン立ての類をほぼ全部排除し、なんでもかんでも「空中収納」するようになったので、今回は俺的「空中収納」に使った便利グッズなどを大紹介してゆきたいッ!!!

マグネットとホワイトボードでナニを空中収納できるのか?

 まず、ホワイトボードなどの「マグネットが吸着するボード」を使うと、どういうモノを「空中収納」できるのか? 空中収納でどう便利になるのか? そんなコトをダイジェスト的にお見せしたい。

いろいろなモノをマグネット吸着させているボードはサンコー「360度自由自在クランプ式ホワイトボード」の「大」サイズ。直販価格6,680円。デスク左側にセットしている。
さすがにこれだけモノを吸着させると「クランプ1カ所固定のホワイトボード」だと傾いてしまう。ので、傾き防止のために小さなクランプを支えとして使っている。
クラウド上のカレンダーも使っているが、紙のカレンダーも使用中。重要な予定はクラウドのカレンダー加え、紙のカレンダーにも記入して備忘としている。毎日使うものだが、机上に立てると邪魔。だが「空中収納」すると邪魔でないし視線が届きやすい位置に置けて超便利。
メモの類も「空中収納」。机上に置いておいたほうが「すぐ使える」のだが、メモを取ることがあまり多くない俺なので、「すぐ使える」より「ワンアクション必要だが机上スペースを占有しない」という利便を取って「空中収納」している。
カレンダーやメモへの書き込みにはペンが必要。ペン類にはマグネットのグッズを追加して「空中収納」している。ペン立てが不要になって超スッキリ! そしてペンを手に取りやすくて便利♪
使用頻度が低いペン類も「空中収納」。サンコー「360度自由自在クランプ式ホワイトボード」の支柱部分はスチールなのでマグネットが吸着する。それを利用して油性マーカーとペン型消しゴムを「空中収納」している。
ルーペや定規も「空中収納」。上記の使用頻度が低いペン類もそうだが、使用頻度が低くても週に何度か使うようなものは、すぐ手に取れるとイイ。引き出しから取り出して……という少々の手間がなくなり、即使えるので、時短になりかつストレス減にもなって快適。
メガネ型ルーペも「空中収納」している。使えば非常に便利なメガネ型ルーペだが、ケースに入れてしまっちゃうと「出すと面倒だから普通のルーペでいいや」となってツールの持ち腐れになりがち。「空中収納」するとすぐに使えてツールの価値をしっかり発揮させられる。
仕事柄、ケーブルや巻き尺の類は多用する。こういう小物も「空中収納」にすると必要時に即座に使えて効率的。面倒くさがらずに使えるので気分もイイ。
たまーに使うSIMピンも「空中収納」。後述の市販グッズを使っているが、SIMピンを探す手間がなくなり、手が滑って小さなSIMピンを落とすことも軽減できる。
小型のLEDライトもボードにクリップ止めしている。「空中収納」ではないのだが、カレンダーや付箋などを照らして内容を読みやすくするためだ。このボード、昼間は逆光となり、吸着させた紙などの文字が読みにくいので、LEDライトを使っている。
デスク右側にはスチールパネルと、そのスチールパネルにマグネットで固定したホワイトボードがある。いろいろ吸着し放題で「空中収納」しまくり。
デスク右側上方のスチールパネルは、着座位置からやや遠いので、近々必要になりそうな書類あたりを吸着させている。また、たまに使うツールなども吸着。「空中収納」ですぐに手に取れるようにしている。
デスク右側下方は、着座しつつぎりぎり手が届く位置。よく使うリモコンやツールなどを「空中収納」している。カッターナイフやマスキングテープは毎日のように使うが、「空中収納」しておくとデスクが散らからずに好都合&実用的なのだ。予備のSIMなんかも「空中収納」しておくと「あれぇ?予備SIMどこに片づけたっけ??」みたいなコトがなくなる。
この位置にはペンスタンドがあったが、ペン類は「空中収納」したためにペンスタンドは撤去。ペンスタンド置き場がタブレット置き場になった。
こちらはデスクライトのアーム部分にマグネットテープを貼り、そこにハサミなどの文具を吸着させて「空中収納」しているもの。多用するツールを手に取りやすい位置で「空中収納」するとヒッジョーに快適になる。
結果、デスク上がとてもスッキリした。小物をほとんど置いていない状態となった。

 写真のようにデスク上にはディスプレイ、キーボード、マウス、コーヒーカップとカメラくらいしか置いていない。だが、メモを取るとか、定規やカッターを使うとか、メガネ型ルーペを使うとか、カードリーダーを使うとかいう場合、左か右に手を伸ばせばそれぞれのツールを即手に取って使える。机上が広々空いているので、いつでも作業を始められる。「空中収納」にすると、モノへのアクセスが容易になりつつ、机上などのスペースを極めて有効に活用できるようになる。

どうやって小物を吸着させて「空中収納」するのか?

 ホワイトボードやスチールパネルなどに小物を吸着させての「空中収納」。方法はいろいろあるが、まずお手軽なのはマグネット吸着式のフックを使うことだ。

マグネットでスチール面に吸着させて使うフックの類。マグネット部がネオジム磁石だと、小型でも吸着力が強いのでオススメ。
吊るための穴があるモノや、フックに引っかけられるモノなら、マグネット式のフックで「空中収納」できる。

 ただし、マグネット式のフックは、吸着面やマグネット吸着力や吊るモノによっては滑って下方にズレたりする。その場合、フック側のマグネット面にビニールテープなどを貼るとズレにくくなる。
 俺的オススメの「滑らないテープ」は3Mの「落下抑制テープ 書棚用 GNシリーズ」の「GN-900」や「GN-180」。本来の用途ではないが、滑り止めテープとして汎用的に役立つじつに便利なテープなのだ。

「落下抑制テープ 書棚用 GNシリーズ」の「GN-900」。多用するならこちらの長巻き品がオススメ。短い巻きの「GN-180」も幅は同じ。
3M「落下抑制テープ 書棚用 GNシリーズ」はゴムっぽい感触のポリエステルテープで、テープの厚みは0.3mm。アクリル系粘着剤で対象にしっかり貼れる。マグネット式フックのマグネット面にコレを貼ると、驚くほどズレにくくなり、マグネットが吸着する瞬間のショックもかなり和らぐ。

 少々話が逸れるが、こういった粘着剤付きテープなどをナニカに貼る場合、そのナニカの表面をしっかり「脱脂」することが非常に大切だ。脱脂に使うケミカルはいろいろあるが、手軽はのは無水エタノール(100%エチルアルコール)などを使う方法。これを布やティッシュや化粧用のコットンにしみ込ませて対象を拭く。対象に無水エタノールなどを吹きかけて拭き取ってもいいが、要は対象表面の油分などを確実に落とすこと。そうしてから粘着剤付きテープなどを貼れば、まず剥がれることがないっていうか、剥がすのがたいへんなほどしっかりくっつく(平滑な面に限る)。

 脱脂は「貼る」こと全般にスゲく重要なステップ。テープだろうがシールだろうが接着剤だろうが、脱脂のステップを確実に踏むことで、粘着剤や接着剤の本来のパフォーマンスを発揮させられる。逆に言えば、脱脂せずに貼ったりすると、今どきの超高性能な粘着剤の力をほどんど発揮できず、お金も時間もいろいろ無駄になるので、貼る前にはぜひ脱脂を!

 閑話休題。フックに引っかけられないモノは、そのモノ自体にマグネットシートを貼ってしまうのが手っ取り早い。薄いシート状のマグネットでも、薄いネオジムマグネットでも、吸着力がある程度強ければなんでもいい。ただ、厚いマグネットだとモノのツール性が損なわれがちなので、薄いほうが好都合だと思う。

オススメは粘着剤付きの異方性マグネットシート。マグネットシートの磁石には「異方性磁石」と「等方性磁石」があり、異方性のほうが吸着力が強い=薄くても十分な吸着力を発揮できることが多いのでナニカと便利(だけど少々お高い)。写真は3mmのマグネットだが、これだと厚過ぎ。1mm以下がいいと思う。
カッターナイフの裏側に薄い異方性マグネットシート(粘着剤付き)を貼った。これでホワイトボードなどに吸着する。なるべく広い面積にして貼ると、吸着力もズレにくさも増す。厚いシートを貼るとカッターの使い勝手が悪くなるので、薄いほうがいい。
薄くて小さいネオジム磁石と、それを対象に貼るための「魔法のテープ」の類。「魔法のテープ」とは近年流行りのアクリル素材のジェル粘着剤で、強力な粘着力がありつつも、対象から粘着剤を除去しやすい。
リモコンの裏に薄くて小さいネオジム磁石を貼った様子。アクリル素材のジェル粘着剤の粘着力は、小さめ薄めのネオジム磁石のスチールに対する吸着力を上回ったりするので、この貼り付け方でも「磁石が外れる」などの問題が起きにくい。

 ただし、これらも「貼る前に絶対に脱脂!」を。脱脂しないと異方性マグネットシートなんざぁ剥がれまくりで、ネオジム磁石もスチール面にもっていかれたりする。脱脂、大事!

 なお、脱脂してから貼るとマジで剥がれなくなりがちなので、逆にソレがイヤという場合は、3Mの「コマンド」シリーズを使ってモノに磁石を貼るという手もある。後から剥がせる両面テープ的な粘着シートだ。

ペン用やリモコン用の「空中収納」グッズもある

 マグネットを容易に貼れるモノなら、簡単に「空中収納」できるようになるが、そうでないモノは? 一工夫必要となる。たとえば、ペンを空中収納しようとすると、その工夫がけっこう面倒だし、できたとしても仕上がりの見栄えがイマイチになったりする。

 だが、世の中には「空中収納」したい人が多いらしく、そのための専用グッズがあったりする。たとえばマグネット式のペンホルダーやリモコンホルダーだ。

UMUSTブランドの「磁気ペンホルダー」(Amazonで1,299円))。シリコンの装着具にマグネットが内蔵されており、それをペンに装着するとペンの「空中収納」ができるというもの。
いろいろな太さのペンに対応。
ペン以外の小物を「空中収納」することもできる
クリップ付きのペンに普通につけると、手のひらに当たって書きにくくなったりする。クリップ内側に通すと、ペン芯の出し入れ機構が働かなくなるペンなのだ。
クリップ部分に、こんなふうに装着するのがいいのかも。
問題なく吸着でき、書きにくさも生じにくい。
XYOFUNブランドの「磁気リモコンホルダー」(Amazonで750円)(https://www.amazon.co.jp/dp/B0DCNHPVK5)。2つのパーツを使い、壁などでリモコンを「空中収納」するグッズだ。
壁やリモコンに貼る部分が柔軟なので、曲面に貼ることも現実的。なんだかんだで多用するリモコンを「空中収納」すると、リモコンの迷子が減り、リモコンスタンドなども不要になり、場合によっては「空中収納」したままリモコンを操作できるので、いろいろ快適だ。

 ちなみに、ペンを「空中収納」するグッズについては、小さなツール類の「空中収納」にもよく向く。たとえば俺の場合はSIMピンの「空中収納」に使っている。↓こんな感じ。

SIMピンによってはグッズへの装着に一工夫必要だが、「空中収納」することによりSIMピンをすぐ発見・使用できて便利。
グッズ部分により「SIMピンを落としにくくなる」という副次的効果もある。

 こういう非常に小さなツールは、全部「空中収納」にしてしまうと見つけやすくなり、すぐ活用できて便利だと思う。なお、SIMピンはマグネットに吸着する金属(強磁性体)であることが多いので、こういうグッズを使わなくても「空中収納」できたりする。

スチールプレートで「どこでも空中収納」

 そもそも壁にスチールパネルとかホワイトボードがないぃ?! という場合は、モノを「空中収納」したい場所にスチールプレートを貼ればいい。あとでスチールプレートを剥がしたい場合は、前述のように3Mの「コマンド」シリーズを使って壁などにスチールプレートを貼るのがいいだろう。

いろいろなスチールプレートが売られている。どれもだいたい「壁などにマグネットを吸着させる」という目的のためだ。
仕事場の棚にスチールプレートを貼った。
そこにマグネット式のフックを吸着させた。
鍵束などを吊ることができる。鍵束の「空中収納」である。ってまあ、アリガチな使い方。
ペンの「空中収納」もできる。
メモ帳の「空中収納」も可能。
ペンとメモ帳を同時に「空中収納」することもできる。

 という感じで、スチールプレートを貼れば、いろいろな場所を「空中収納」ポイントにできる。収納するものはアイデアや用途次第でなんでも。キッチンなどではおなじみの方法だが、仕事場でも「空中収納」を積極的に取り入れると探し物や手間が減るし、いろいろな作業がスムーズになり、全体的な効率UPにつながると思う。

 ただし、どれもマグネットを使う収納。なので、磁気に弱いモノ(磁気ストライプがあるカードなど)を近くに置かないのが無難であろー。

 そしてやはり、貼る前には絶対に脱脂を! 脱脂命! 脱脂こそ「空中収納」を支える縁の下の力持ち! 脱脂なくして(以下略)。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。