スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

超高速ドキュメントスキャナーで最高効率! 「ScanSnap iX2500」が良き良~きだった

 2025年7月末。猛暑日の連日。少しだけ涼しくなる深夜に、PFU高速ドキュメントスキャナ販売終了品「ScanSnap iX1500」の給紙音を聞きながら「自炊」している俺なのであった。

 ここで言う「自炊」とは、紙の書籍などをスキャンして電子化しPCやスマートデバイスで扱えるようにすること。紙の本を電子化して、電子書籍のように保管・閲覧しようゼ! という行為である。

 自ぃ~炊ぃ~!!! ま~だやってたんか>俺!!! やってるんスよ~毎月のように。

 2013年頃には、手持ちの古い書籍などをほぼ全部電子化した。その頃に使っていた機種はScanSnap「iX500」である。

2012年11月12日発表のPFU「ScanSnap iX500」。従来機種よりスキャン速度・精度が高まったほか、クラウド/スマートフォン/タブレット連携機能などが強化された。発売当時の価格は5万4800円。
2018年10月12日発売のPFU「ScanSnap iX1500」。従来機種iX500よりさらに性能が高まり、PCやスマートフォンなどとの接続性もUP。タッチパネルを搭載し、操作性がよりよくなった。クラウド連携機能もさらに進化。発売当時の価格は4万8000円。

 2001年に初めてScanSnapを使ってから、10機種近いScanSnapを使ってきた。もちろん「自炊」のためであったが、最近は多めの紙資料全般をスキャンするために常用している。

 ……あ、ペラ1枚とか2~3枚のレシートや伝票だとiPhoneで画像メモを撮っちゃうことも多い。だが、5~6枚以上さらには10枚以上となると、その「圧倒的な効率&画質のよさ」から現在でもScanSnapを使っている。

つい先日の光景。ScanSnap iX1500で紙の本を自炊した。自炊後には大量の紙が出るが、これは資源ゴミとして処分。

 10年くらい前あたりでは、毎日のように「自炊」していたが、古い書籍の自炊を終えてからは「もう自炊することもなさそう」と考えていた。だが、そうでもなかった。紙の書籍を電子化する頻度は下がったものの、前述のとおり現在でも雑多な紙書類を「毎月のように自炊」しているのだ。

 本の類はなるべく電子書籍を買うようにしているが、まだまだ紙でしか売っていない本も多い。紙の本を買って読んで……自炊して処分しているので、やっぱりScanSnapが必要なのだ。

俺の場合、向学のため、たま~に中高の教科書を読んだりする。そのときどきにより教えるスタンスや要素が微妙に変わってオモシロいのだ。読んだあとは積んでおき、たまったら自炊して紙書籍は処分。

 最近ではScanSnapでスキャンしたドキュメントをAIに読み込ませて利用することも増えた。ネットなどで大量のドキュメントを学習してきたAIは、書籍のなかの文章や図版の解読にもある程度役立つ。

 また、古くて普遍的な内容のドキュメントほど、AIによる解読の精度が高いと感じられる。たぶん普遍的な情報であるほど、広く共通した認識が定着しているから、AIが素っ頓狂なハルシネーションを起こす確率も少ないのだと思う。

最近流行りの「お札」「おまじない」関連。定評のあるソチラ方面の書籍をスキャンした画像を、ChatGPTに与えてその意味を問うてみた。AIはなかなかイイ線の解釈をしてくれたが、正解は「諸病に悩む人の秘符・この秘符を所持すると病をわずらうあらゆる人に効果があり、印として用いるにもよい」。

 手持ちの古い本をだいたい全部自炊しきった頃には「この先もう自炊する頻度も下がるんだろうな~」と考えていた。

 しかし、AI時代になった現在、過去に自炊して電子化したドキュメントも、現在自炊中の文書類も、なんかも~AIに飲み込ませることで別の価値が輝き始めたんですけどっ!!! やっば!!! もう手持ちの紙書類を全部電子化しまくってAIに食わせてゆきたいッ!!!

スキャンした古い預金通帳をChatGPTに与え、表組みにしてもらった。うまく行ったらグラフ化しようかな~とか思ってCSVファイルもリクエスト。一部文字列が読めなかったようだが、大雑把なレベルでしっかり表組みになった。高速スキャナとAIにより、古いドキュメントに新たな価値が与えられて蘇ったゼ!!!

 などと猛暑日の深夜にScanSnap「iX1500」を稼働させていたら、運良く最新・フラッグシップScanSnapこと「ScanSnap iX2500」を試用する機会を得た!!! ので!!! 今回はこの最新ScanSnapについてレビューしてゆきたいッ!!!

歴代ScanSnapを使ってきたヤツが最新機種「ScanSnap iX2500」を使ってどう感じた?

 最新・フラッグシップScanSnapこと「ScanSnap iX2500」(以下、iX2500)。A4サイズくらいまでのドキュメントを超高速でスキャン・電子化するドキュメントスキャナーだ。 PFUダイレクト価格は5万9400円で、購入前の試用(タッチ&トライ)も可能だ。

iX2500はScanSnapシリーズのフラッグシップ機。毎分45枚(両面)のスキャンが可能で、同時搭載枚数(フィーダーに同時セット可能な原稿の枚数)は100枚まで。設定により100枚以上のドキュメントを小分けでスキャンし、同一PDFにまとめることも可能。
本体にはスマートフォンのようにスムーズな操作が可能な5インチタッチパネルを搭載。端末とはWi-Fi/USB接続が可能で、スキャン結果をPCやスマートフォンへ直接保存できるほか、iX2500単体でスキャンしてクラウドに保存するような使い方可能。

 iX2500の主な特徴や詳細はメーカーの公式サイトをごらんいただきたい。ともあれ、ScanSnap歴約25年の俺は、この最新ScanSnapであるiX2500を試用してどう感じたのか~

 率直なところ「控えめに言って最高」であった。スキャンの速さは想像どおり超高速で良かったのだが、とりわけトラブルの起きにくさに驚いた。「えっScanSnapってここまでノートラブルだったっけ?」という感じ。

 たとえば搭載枚数。個人的な印象だが、これまでのScanSnapは「搭載枚数ギリギリに原稿をセットしてしまうと「原稿の紙質によっては重送(複数枚の紙が重なりまとめて送られる)が起きやすい」という感じだった。紙質として薄くて表面がツルツル気味だと、けっこう重送が起きる、という印象があった。

 しかしiX2500は「ホントに重送してないの? 重送を隠蔽してない?」ってくらい、重送が起きにくいと感じられた。

iX2500でカラーの教科書をスキャン中。ほとんど使っていない(一度程度しか読んでいない)カラーの教科書などは、紙質・紙の状態などからドキュメントスキャナーでは重送しやすいという印象があった。しかしiX2500ではほぼ重送ナシ。高速&重送ほぼフリーでスゲく効率よく大量のドキュメントをスキャンしていける。

 また、iX2500、UIのどこから使っても「だいたい、こんな感じ?」的な大雑把さで使いこなせてしまう。これは俺が「ある程度ScanSnapの機能性を把握しているから」ということもあると思う。しかし、「ScanSnapのUI操作とか機器との接続って、こんなに単純明快だったっけ?」と思ったのは事実。

PC用ScanSnap Homeアプリでの表示例。ある程度ScanSnapを知っていれば、なーんとなく見ていくだけで、どこでどう設定すればいいのかわかる。
こちらは本体のタッチパネル表示。PC用アプリでも本体でもほぼ同じ表示がなされる。どちらから扱っても戸惑わない。

 たとえば「(100枚以上の)ドキュメントを複数回に分けてスキャンし、ひとつのPDFにまとめて保存する」という場合。「どこをどう設定すれば……?」てな感じだが、iX2500本体表示や専用アプリ「ScanSnap Home」の場合、フィードの部分を「継続スキャン」として指定すればいい。

 そのときにナイスなのが、そう指定すると「原稿を複数回に分けてスキャンします」と表示される点。設定時にアリガチな「コレでホントにいいのかな?」というユーザーの不安が、こういったUIやメッセージにより「よしコレでいいハズ!」という確信につながることが多い。

 さすが累計1600万台も販売されれたScanSnapシリーズ、こういう細部に至るまで丁寧な作り込みがあってこそだと感じられる。

 ほかにも本体のカバーを開くとスグに使用スタンバイとなる(USB接続時2.9秒/Wi-Fi接続時5.4秒)とか、スキャン時の動作音がかなり静音だとか、本体外観がスッキリとキレイとか、いろいろな使いやすさ・快適さがあるiX2500。文句が全然ナイんですけど……みたいな?

 あ……細かいところで文句を言うとしたら、スキャン結果をPDFとして保存する場合、ファイル容量上限が(確か)1GBであるということ。

 通常は300ページのドキュメントをスキャンしてもそこまで大容量になることはないが、たとえば300ページのカラードキュメントをエクセレント画質(最高画質)・低圧縮率でPDF保存すると1GBの上限を超えることがあり、その上限を超えてのスキャンはできなくなる(別ファイルで再スキャン・保存する必要がある)。

 とは言っても、通常はカラードキュメントであっても、せいぜいファイン画質(高画質)・高圧縮率あたりでスキャンすることが大半。なので、まあめったにこの制限に引っかかることはないと思うが。

 もうひとつ、まあムリなんだとは思うが、PCとUSB Type-C接続して使う場合、USBバスパワーでiX2500が駆動したらなぁ、と。ACアダプター(iX2500付属品はそこそこ小さい)を排除したいニャ、と。

 Wi-Fiで使えばACアダプターと本体のみでスッキリ使えてイイのだが、Wi-Fi接続の場合、周囲の電波モノの影響が希にあったりして、iX2500と機器との接続が希に途切れてしまったりする。途切れたときがスキャン中だったりすると、スキャンやり直し(?)となったように記憶している。

 なので俺の場合はWi-Fi使用必須という場合でないときはUSB Type-C接続しており、USBケーブルとACアダプターケーブルがiX2500につながっているのが、ほーんの少し残念なのであった。

 ってまあ、非常に些細な残念感×2。ほかは全然文句なし。快適にiX2500を試用できているので、さらに紙書類を電子化すべく試用に試用を重ねてゆきたいッ!!!

紙焼き写真もiX2500でイイのではないだろーか?

 これは前述の「つい最近も使った旧機種ScanSnap iX1500」でも感じたことだが、「写真プリントのスキャンもScanSnapでイイのでは?」ということ。

 じつは「ScanSnap iX1500」でプリントの写真をスキャンしたが、フラットベッドスキャナーでのスキャンと比べると「……なんかiX1500のほうが……よくない?」と思うことが多かった。

 自動での各種補正(コントラスト/彩度/赤目/退色補正)などがわりと的確で、フラットベッドスキャナーの付属アプリ(ドライバー)で設定・補正するより手軽&好印象なのであった。最高画質(エクセレント)にしておけば解像感も十分と感じられた。

 その傾向はiX2500でも同様。もうコレって紙焼き写真スキャナーとして使ってイイよね? と。

 原本となるフィルムがある写真なら、フィルムスキャナーを使うとか業者にスキャン処理依頼するとかしてフィルム上の像をデジタル画像化してもらうほうが高画質だ。とくに解像感においてはフィルムを原本としてのスキャンがいい。

 だが、手元に残っているプリントの写真って、誰かからもらったとか、フィルムがないけど紙焼きだけ残っているとかいう「画像がプリントされた紙」。フィルムなどの原本はない。しかもけっこうな枚数がある。

 一度、これらをフラットベッドスキャナーでスキャンしようとしたことがあったが、ヤメた。フラットベッドスキャナーだと、プリスキャン→範囲選択スキャンという手順を追ってスキャンすることが多く、600dpiあたり以上のスキャンだとスキャン自体も低速。

 一度に数枚の写真をスキャンしてあとでトリミング・分割するとしても、それなりの手間と時間がかかる。

 しかしScanSnap iX1500とかiX2500なら、写真プリント数枚~数十枚をフィーダーにセットしてScanボタンを押すだけ。フラットベッドスキャナーとは比べものにならない「手間のなさ」、「時間のかからなさ」でスキャンが完了する。

 そしてスキャン結果も良好。ここで画質サンプルを掲載したいと考えたが、う~ん、どれもプライベートなもので、ちょっと掲載不可能な感じ。

 ともあれ、原本が折りたたんだハンカチ程度のサイズの紙プリント。紙で見えている画質と、スキャン後の画質では、大差は感じられない。「このくらいキレイにスキャンできればいいか」という印象に、俺の場合は、なった。

 まあ、「いや紙焼き写真でもできる限り高画質・高精細でスキャンして残したい」と思う人はあるだろう。その気持ちもよーくわかる。

 ただ、長年、非デジタルな画像をデジタル化してきた俺としては、「アナログな映像をできる限り高画質で残したいと思うと、早晩、自身の寿命でアナログ映像のデジタル化を達成できなくなる」と思う。老後の趣味に……と残したものが、そのまま手つかずになるのと似ているかもしれない。

ScanSnap iX2500で得られたデジタル・ドキュメントをAIで活用する

 iX2500などの超高速ドキュメントスキャナーを使うと、各種の紙書類を手軽にデジタルな書類に変換できる。紙書類というだけでなく、前述のように紙焼きの写真とかもデジタル化可能。

 絵と文字が入り交じったマンガなんかも、もちろんデジタル化可能で手軽に電子書籍化できるほか、原本によっては台詞などテキストを検索可能な文字列としてデジタル化できる。

 iX2500などの超高速ドキュメントスキャナーで書類などを電子化すると、検索可能なPDFとして保存できるが、その効果は絶大。電子化されたドキュメントから特定の文字列を含むページを一気に検索できるのだから、電子化したドキュメントが「読むだけ」から「引用したり参照したりするため」の資料的な情報にもなる。

 さらにAIと電子化したドキュメントの連携使用。いろいろなことができる。

 たとえば前出の「プリント写真の電子化」だが、紙焼き写真がデジタルデータとして扱えるので、それはAIに与える画像としても利用できる。「紙写真をデジタル化してAIに?」と思われるかもしれないが……。

ロシアンブルーのデジカメ画像。紙焼き写真からスキャンした画像と思って考えてほしい。これをChatGPTに絵画化してもらうように依頼した。「ヴィーナスの誕生のような絵画に。ヴィーナスはこの猫で」とした。
そして生成されたのがこれ。絵画「ヴィーナスの誕生」とロシアンブルーの写真を合成しただけに見えるが、ほとんどAI生成の画像となっている。
上記画像を生成後、ChatGPTが「別の絵画でこの猫を登場させることもできます。 たとえば「モナ・リザ風」、「真珠の耳飾りの少女風」、「フェルメール風室内画」などいかがでしょうか?」と言ってきたので、「モナ・リザ風」をリクエスト。結果、生成されたのがロシアンブルー顔のモナリザ。すごっ!

 こういうコトが、最近スマートフォンで撮った写真じゃなく、古~い色あせた紙写真でも、スキャンすればデキる! 昔デザインしたグラフィックをスキャンしてデータ化してAIをチョイ利用しつつ再活用・再創作するようなこともできる。

 って話が飛んだ感じだが、上の画像生成は現在の生成AIにとっては朝飯前の処理。そういうのを知っている人にとっては「ふぅ~ん」って程度だと思う。

 ともあれ、iX2500などのドキュメントスキャナーで、古い紙写真などをデジタル化すれば、それら紙媒体の情報が全部、AIに与えられるデータになる。手近に創作のリソースがあんなにある! みたいな?

 別の使い方で。たとえば、iX2500を使い、俺の古い血液検査結果をスキャンし、AIに与えてみた。与えたっつーか、AIに血液検査結果の評価を頼んだのであった。↓こんな感じ。

古い血液検査結果の紙をiX2500でデジタル化。それをChatGPTに見てもらって、検査結果の考え方や評価を教えてもらった。かかりつけ内科医の指摘とChatGPTの指摘はだいたい合致した(が、正しい判断は人間の医師のそれを優先するのが無難だ)。

 何となくためているスーパーのレシートを全部スキャンしてAIに読み込ませてアドバイスを請うたら「この食品を買いすぎています」とか言ってくれるかもしれない! 「野菜が足りません」とか言われるかもしれない! 「独り暮らしでこの酒量は明らかに飲み過ぎです」って言われるかもしれニャ~い!

 ScanSnapでスキャン・デジタル化したドキュメントが、生成AIのエサになる! エサをゲットした生成AIは、けっこうマトモな反応を返してくれるゼっ!!! 的な?

 これまで、ScanSnapなどでもドキュメント・スキャン&デジタル化って、大半が「検索性や保存性を高めて未来まで読めるように残すため」であった。近未来の自分に読ませたり、未来の人類に読ませたりするためのスキャン。

 そりゃそうなのだが、俺的には自炊とかしつつ「こんな大量なドキュメント、残してもさぁ、近未来だか未来の俺が読むわけでしょ? 正直、読むのメンドクサイんですけど」と思っていた。でも「もしかしたら必要になるかもしれないし」とスキャンし続けてきた、というフシがある。

 だがここ数年で状況が激的に変わった。AIが読んでくれて概要をまとめてくれたりする時代に入ったからだ。AIにドキュメントを評価させることも可能になった。そんな激的変化を体験した俺の心情は劇的に震え、夜な夜なガクブルの手でScanSnapのオートシートフィーダー上に断裁した紙書類をセットし続けている。

 つまりは「大量のドキュメントを読むのがメンドクサイ場合はAIに読んでもらって適宜処理できる時代」になったのだ。

 「ねーAI、これ読んでまとめて」、「この内容評価してみて」という手抜きができて、手を抜きすぎた場合はユーザーがスゲいしっぺ返しを食らって滅亡する可能性もあるが、スキャンしてデジタル化したドキュメントの意味も価値も一変した現在である。

 も~しかしたら、手元にあるその紙、AIとともに利用すると、予期せぬ価値を発揮するかもしれない。そして思わぬ成果と発展が! みたいな?

 ともあれ、じつは本棚とか紙束とか紙写真とかには、最強にスゴまった情報が眠っているのかもしれない。それを最高に効率よく引き出してゆきたいッ!!! とか思う方は、現在最高に効率良く使える超高速ドキュメントスキャナーこと「ScanSnap iX2500」をぜひチェックしていただきたいッ!!!

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スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。