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PixelスマホのQRリーダーが進化、複数同時認識ができる新UIの使い勝手を試す
2026年6月22日 00:00
QRコードの出番が近年ますます増えていると感じます。それというのも飲食店での扱いです。これまでは、会員証アプリをダウンロードするための導線であったり、来店に伴うポイント付与の手段としての役割が主だったと思います。
しかし最近は、料理のオーダー時に客自身のスマホ(のウェブブラウザー)を使うケースが本当に一般化した印象です。筆者の身近なチェーン店の範疇ですと、サイゼリヤ、ジョイフル、スパゲッティーのパンチョ(ロードサイド店限定か?)あたりで導入されました。
QRコードを読み込むためのリーダー(スキャナー)機能も、今となっては当たり前のように、スマホに標準統合されています。かつてはカメラアプリのいち機能として扱われていましたが、独立したQRコードリーダーの搭載例が増えた旨は、本連載でも2022年11月にお伝えしました。このころはまだコロナ禍の最中でしたね。
筆者が普段使いしているPixelシリーズのスマホでは、2025年後半ごろ、QRコードリーダーのUI(ユーザーインターフェイス)が刷新されました。Pixel 10 Pro(Android 16搭載)でクイック設定に「QRコードスキャナ」を割り当て、タップすると2026年6月時点ではこのような画面が立ち上がります。
新UIで気づいた点としては、QRコードが一度認識されても、いわば“スキャン待ち”が継続します。画面に手を触れずとも、レンズの向きを変えて別の新しいQRコードが見つかれば、そのまま再スキャンされます。
「読み取った瞬間にスキャンが確定しない」という挙動には、当初、面食らいました。画面にQRコードを捉え続け、時には無理な姿勢をキープしたまま画面を見て、確認タップをしなければならないのかと。
ただ、その後使い込んでみますと、ファインダー内にQRコード自体が映っていなくても、最後に読み込んだ情報は保持され続けることがわかりました。
飲食店の注文用QRコードは、テーブルの角だったり壁面だったり、意外とヘンな位置に貼り出されています。立ち上がったり横を向いたりしてQRコードを読み込み、そのあとは楽な姿勢に戻ってから、落ち着いて画面をタップすればよいわけです。
加えて、複数のQRコードが密集しているようなシーンでは、新UIがむしろ威力を発揮することを発見しました。以下の画像は、狭い面積にあえて4つのQRコードを並べ、PixelのQRコードリーダーで読み込もうとした際の例です。
表示的に、4つのQRコードを同時に認識していることにお気付きでしょう。もちろん、任意の部分をタップすれば、読み込み対象となるQRコードは即座に変わります。
手元にあったGalaxy S22(Android 15、One UI 7.0)にも独立したQRコードリーダーがあるので、4つ並びのQRコードを読み込もうとしたのですが、これがなかなか大変でした。
もちろん、レンズを近づけて1つのQRコードだけを捉えれば、話は簡単です。しかし2つ以上同時に表示されていると、どちらが先に読み込まれるのか、なかなか判然としません。意図しないスキャンが発生したら、そこではキャンセル操作をしなければなりません。
冒頭で述べたようにQRコードの出番は増えています。ちょっと離れたポスターにプレゼントキャンペーン応募用QRコードが掲出されていたとして、それを読み取ろうとスマホを構えたら、隣にある別のポスターのQRコードが先に読み込まれてしまった……なんてケースが今後は続発するかもしれません。こうしたストレスをちょっと緩和してくれるのが、最新のQRコードリーダーということになりましょうか。
このあたりの仕様は、スマホのメーカーによってもだいぶ変わってくると思います。ぜひ皆さん、お手持ちのスマホが“QRコードの複数同時認識”をサポートしているか、チェックしてみてはいかがでしょう?









