みんなのケータイ

iPhoneから自宅パソコンの高性能AIを使ってみる、スマホの限界を超える活用術
【iPhone 15】
2026年6月18日 00:00
最近、筆者はスマホやパソコン上でAIを動かすことに凝っております。4月のみんなのケータイでは、「Pixel 8a」に「Google AI Edge Gallery」というアプリを使って、ローカルAIを載せてみた話を書きました。
実は最近、もう一台の愛機「iPhone 15」でも、「Edge Gallery」のほかに「Locally AI」というアプリでローカルAIを試しています。
こちらでは、プリセットで使えるAIにIBM製の「Granite」や、PrismMLという米カリフォルニア工科大発スタートアップ製の「Bonsai」といったものがありまして。これがまた面白いのですよね。
ご存じですか? Bonsaiって、1ビットLLMと呼ばれるタイプのモデルで、極限までデータの軽量化を進めたおかげで、パラメータ数が約80億あるにもかかわらず、メモリー使用量はかなり小さいんです。
……何がなんだか、読んでいてよく分からないかもしれませんが、要は「わりと賢い(?)くせに、非力なスマホでも動かしやすいAIがある」、ということです。
「ええ? 本当に使い物になるの?」と思われる方は、App Storeから「Locally AI」をインストールして、「Manage Model」からLLMに「Bonsai」を選んで、ちょっとチャットしてみてください。本当にそれだけで、AI「Bonsai」を試すことができます。
それとそれと。この「Locally AI」には、「Edge Gallery」にはない特徴的な機能があります。スマホから、パソコン上で動いているローカルAIに接続して使う機能があるんですよ。
正確には、パソコン上で「LM Studio」というAIプラットフォームを動かし、その上でAIモデルを実行している場合、スマホ側の「Locally AI」と「LM Link」という機能でつなげることで、iPhoneからパソコン上のAIを使えるのです。
スマホ単体のAIは手軽ですが、やはり使えるモデルや速度には限界があります。その点、パソコン上のAIなら、グラフィックボードやメモリーを使って、もう少し大きなモデルを動かせます。実用で使い始めると、こっちの方が便利なんですよね。
ということで、筆者はパソコンの「LM Studio」で「gemma-4-e4b-uncensored-hauhaucs-aggressive」を動かし、「LM Link」経由でiPhone 15の「Locally AI」からリモートアクセスしてみたりしています。
いや、Gemma 4さん、GPT-4さんやGemini 3さんには負けるけど、それなりに賢いし、軽くて便利だわ。
それに、自分の家でAIを動かしていると、課金を気にしなくていいから気が楽ですよー。なんてったってランニングコストは電気代だけですもんね!
イニシャルコストも、我が家の場合、ちょっとおこづかい稼ぎに使っていた12GB VRAM搭載のグラフィックボードをデスクトップパソコンに載せただけで、母艦AIパソコンができちゃいましたし。うんうん、安上がりっていいことだ!
……いや、本当はねぇ。iPhoneのProモデルのようなメモリーの多いスマホを買っておけば、スマホ上でも「gemma-4-e4b」クラスのAIを動かせるような気もするんですよ。
そもそもパソコンのメモリーが安ければ、もっとグラフィックボードもメモリーもいっぱい挿して、もっともっと上のクラスのAIを使いたいんですけどねぇ…… 今から買うのはちょっと躊躇します……。
みんなメモリー高騰が悪いんや。(涙)








