みんなのケータイ
えきねっととモバイルSuicaのタッグ、東北新幹線では最強だよね
2024年8月26日 00:01
先月書かせていただいた「楽天イーグルスの観戦チケットが当選した」件で、筆者は行って参りました。千葉の幕張から、イーグルスの本拠地である仙台の「楽天モバイルパーク」まで。
スケジュールの都合もあり、最速で到着できる新幹線を利用したのですが……いやぁ、びっくりしますね。東北方面の新幹線に乗るのはかれこれ15年ぶりくらいだったのですが、列車の予約も、切符の扱いもずいぶん簡単になっていて。
まず、列車の予約ですが、スマホからJR東日本の「えきねっと」で、あらかじめ「えきねっと」予約とSuicaを紐付けしておいて、乗りたい日、出発時間(あるいは現地到着したい時間)を選択してやれば、それに最適な新幹線を教えてくれます。そこで好きなクラスを設定してやれば、座席の指定もコミで、切符・特急券を購入できます。
筆者の場合、iPhoneのSuicaを紐づけるなど、を出かける何日か前に手続きを済ませました。出かけるときは、スマホのタッチだけで、駅の改札も、新幹線の改札も通れましたよ。はー、楽チン楽チン。みどりの窓口は本当にズラーッと人の列……大変だなぁと同情するのだけど、同時に、それ本当に有人じゃないとできませんか? とちょっとだけ疑問も感じるところ。
帰りは、iPhoneの充電が心配だったので、普通車のコンセントは窓側なら確実にあるだろう……とあらかじめ指定していた通路側座席を、乗車直前に窓側に変更したのですが、これもレストランで食事しながら、片手でスマホをピピッと操作して、変更完了。
これで、さらにいうと「えきねっと」で予約すると、新幹線の場合「新幹線eチケット(トクだ値)」があり。20~30%、日程・路線と列車によっては50%割引の価格も設定されているというのですから、東北/北海道・上越・長野/北陸方面に首都圏から向かう、あるいは逆にこれらの地域から上京されるのならえきねっとを使わない手はないように思えます。
「えきねっと」の弱点というと、新幹線や特急の予約が済んで楽に済むのは、JR東日本・北海道エリア限定になってしまうという点でしょうか。
まぁ、日本の鉄道で一番需要があるのは、東海道新幹線でしょうからね。この区間は、「えきねっと」予約の場合、予約時クレジットカードを駅に持参、券売機で一度紙の切符を印字しないといけない、とちょっとだけ面倒くさいんですよね。(それでもまず行列ができていたり、待ち時間があったりということはないのでまぁ、マシなのですが……)。
過去に、鉄道の切符販売は窓口で人が、切符を切るのもハサミを持った駅員さん……という時代が、切符は自販機、改札は自動改札に変わっていったように、特急券の予約もスマホ、切符も特急券も紐付いたSuicaやモバイルSuicaひとつで済んでしまう日がもうすぐ来るのではないかと妄想します。
……というか、今回思ったのは、えきねっとがこれだけ便利なのに、未だに有人対応窓口の「みどりの窓口」の方に並んでいる方が結構いらっしゃるのは、むしろなぜなんだろうな、と思います。どういう問題で並んでいらっしゃるんでしょ? 今でもえきねっとや券売機で買えないパターンの切符を購入される方って結構いらっしゃるんだろうか……。たとえば、えきねっとの「新幹線eチケット」を使い在来線を乗り継いで利用すると、全区間紙のきっぷで利用した場合の総額を上回る場合がある、ということなので、そういうケースの回避策……だったりするのかな……?
そして当選した楽天モバイルパークの「楽天モバイルシート」ですが……楽天側の応援スタンド席が近いこともあってか、熱心な楽天ファンの方が多かったです。当たり前の話ですが、楽天モバイル側も「せっかく野球を見に来るんだから楽天のファンになって帰ってよ」という感覚でチケットを配布しているのがアリアリとうかがえますね。
筆者が観戦した日は、ちょうど楽天側のレプリカユニフォーム配布デーだったせいもあったのですが、観客の皆さん、楽天ユニを着ており。すなわち、筆者は、ほぼほぼ楽天色で包囲されるハメに陥ったのであります。
壮観だわ……目に付く範囲で我が千葉ロッテマリーンズのユニ姿は千人に4人……5人か。とても声をあげて応援などはできる雰囲気ではございません。が、せめてもの抵抗で、近くのマリーンズファンと、試合終了・勝利の瞬間、アイコンタクトとビクトリーのハンドサインで意思疎通くらいはしてやりましたが!(笑)。
うーむ、楽天モバイルパークに行くなら、抽選で「楽天モバイルシート」に行くのではなく自腹でライト側、もしくは1塁側にいた方がちょっと心安まるのかな、とも思った筆者でした。
そして楽天モバイルパーク、球場メシがどれも大変素晴らしくてですね……特に楽天モバイルシート真下のお店で売っていた「ZUNDA ZUNDA パフェ」は、球場メシとは思えない本格スイーツで……コレのためにもう一度行きたいとさえ思ってしまう素晴らしさでした。というか、またいつか行くと思います。