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“JREポイントでポイ活”には「えきねっと」＆「ビューゴールドカード」がオススメ！ ただし朝5時の壁にはご注意
2024年2月13日 00:00
鉄道のIC乗車券（SuicaやICOCAなど）が地方まで普及し、切符を買う経験を久しくしていない、あるいは買ったことがない方も多いと思います。特に首都圏のJRでは、Suicaエリアの目安とされる大都市近郊区間が長野県の松本駅や福島県の浪江駅といった範囲まで広がっています。また、在来線の特急であれば、特急券を買うだけで、しかもその特急券もオンラインで購入すればチケットレスで乗れるものもあります。
また、新幹線も同様にオンラインで購入し、交通系ICカードに紐付けておくと、自動改札機にカードをタッチすると利用できるので、発券する必要もありません。
一方で、どうしても紙の乗車券を使いたい場面が出てきます。たとえば、JR線でも会社境界をまたぐ場合。たとえば、東海道本線の熱海から西はJR東海エリアになるため、通してのICカード利用ができません。熱海から東側はSuicaエリア、西側はTOICAエリアなので両方ともICカードは利用できるのですが、システムが変わるため越境できないのです。
そういった場面では、紙の乗車券をあらかじめ購入しておくと、下車駅で運賃を精算しなくて済むのですが、今日はこの乗車券とJREポイントを多く貯めたい筆者が登場する話題です。
えきねっとで購入するとおトク
JR東日本のクレジットカード「ビューカード」の上位カード「ビューゴールドプラスカード」では、JR東日本のサービス利用でポイントが貯まりやすくなっています。
たとえば、えきねっと（JR東日本のオンライン切符購入サイト）で列車を予約し決済すると、8％ポイント還元されます。みどりの窓口や券売機で購入すると1％なので、長距離切符だとコーヒー1杯分くらいの還元の差が出てきます。
えきねっとで購入した乗車券は、駅の指定席券売機で受け取れるので、当日乗車駅と降車駅を選んで……という手間もありませんので（切符を選択するのにぽちぽちしないといけませんが）、割とスムーズに受け取れます。
ポイントは、JREポイントで積算されますが、筆者は在来線の普通列車グリーン車（15両とかの間にある2階建ての車両）で利用できるグリーン券に引き換えます（通常600ポイント）。当日でもポイントから交換できるので、朝起きてから「旅に出よう」となっても安心です。
始発列車に間に合わない
えきねっとで予約した紙の切符は、5時～23時30分までの間、券売機などで受け取れます。たとえば、駅の券売機が4時30分から動いていたとしても、受け取りは5時からしかやってくれません。
筆者の場合、よく最寄り駅の始発列車で旅をすることが多く、この5時という時間に微妙に間に合わないのです……。
切符は前日でも受け取ることができます。ただ、JRの駅から離れていたりすると、切符を受け取るためだけに車を出すのもなぁ……となってしまい、結局コーヒー1杯分のポイントは忘れて、券売機で普通に切符を購入してしまうこともしばしば。
加えて、先述のJREポイントのグリーン券ですが、JREポイントのWebサイトからポイント交換するサービスの受付時間も、朝の5時からです。交換してからある程度の有効期限（30～31日）はあるので、事前に交換したり、まとめて交換しておいたりすればいいのですが、やっぱり24時間交換できる方が便利ですよね。
ただ、乗車券と違い列車には乗車できるので、グリーン車の隣の車両で時計が5時を指すのをじっと待ち、5時になった瞬間に交換しグリーン車へ移動すればいいので、旅程（といっても適当なもんですが）が崩れることはありません。
計画的に発券すればいいのだけれど
グリーン料金の値上げが発表されているため、今後JREポイントの交換ポイント数が変更される可能性はありますが、600ポイントでグリーン券と交換できたり、えきねっとで事前購入するだけで8％ポイント還元されたり、普段からJR東日本を利用する人にとっては、「ビューゴールドプラスカード」は注目しておきたいカードだと思います。
ただ、一般の方々にはあまり関係がないかもしれませんが、発券はくれぐれも計画的にしておきたいところ。受け取り必須の切符なのに、指定席券売機前に“シートマップ画面で永遠ポチポチしている人”がいないとも限りません。筆者も“朝5時の壁”で悩まないよう、できるかぎり事前に発券しておきたいと思います（といっても、えきねっとでとった乗車券は、発券前なら変更自由なので悩ましいところ……）。