レビュー

クラファンで大人気「Smart Recovery Ring/INFOBARコラボモデル」をいち早く使ってみた!

 昨年12月1日にクラウドファンディングが始まった「Smart Recovery Ring/INFOBARコラボモデル」。まもなく1月31日に受付が終了するが、すでに1100人以上から4140万円以上の支援が集まるほどの人気となっている。一般発売に先がけて、使ってみることができたので、使用感を本音でレビューしたいと思う。

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で購入型クラウドファンディングを実施中。初期目標を大きく上回る人気となっている(2026年1月27日現在)

INFOBARの意匠を職人技でリングに再現

 Smart Recovery Ringは、東京大学発のスタートアップ企業、issin(イッシン)が開発したスマートリングで、auも取り扱っている。つけるだけで、睡眠・ストレス・活動量を計測し、毎朝の回復力を示す「リカバリースコア」が表示されることが大きな特徴。通常モデルの価格は2万9800円で、毎月の利用料は不要。一般的なスマートリングよりも手軽に利用できることも魅力だ。

 INFOBARコラボモデルは、auとのコラボで実現したもので、INFOBARを象徴する“NISHIKIGOI”および“ICHIMATSU”をモチーフにしてデザインされている。「ケータイ Watch」の読者なら知らない人はいないだろうが、INFOBARはau Design projectの第1弾として2003年10月に発売された携帯電話。スマホも含め、これまでに全7機種が発売されている人気製品だ。

2003年10月に発売されたINFOBARをモチーフにデザインされた

 今回、Smart Recovery Ringに採用されたNISHIKIGOIとICHIMATSUは、初号機にも採用されていたカラーリング。その象徴的なデザインが、リングの外側に施されている。ある程度の年齢以上の人には懐かしく、若い世代にとっては斬新なデザインと映るだろう。

 ちなみに、ICHIMATSU、NISHIKIGOIどちらも細かい格子模様の再現は機械では難しく、熟練した職人の手によって一品ずつ色入れされているという。細かい部分にまでこだわるau Design projectのプライドが、本製品にも生かされているようだ。

薄型・軽量で装着感は良好

 筆者はissinからICHIMATSUを借りて、iPhone 16 Proと接続させて使っている。まだ5日目ではあるが、装着感は良好。思っていた以上に良かった。厚さが2.3mmで、重さは3g。筆者は普段「Oura Ring 4」というスマートリング(厚さ2.88mm、重さ3.3~5.2g)をつけているが、それよりも非常に薄くて軽く感じた。

 ICHIMATSUのリング本体はステンレス製で、マットブラック塗装が施されている。市松模様の部分は光沢仕上げになっていて、光が当たると、さりげなくキラキラと反射する。その下に小さく「INFOBAR」と刻まれている。さほどファッションに関心がない中高年の筆者には大胆すぎるかも? と思ったのだが、悪目立ちはしないデザインなので、周囲の目は気にならなかった。黒などダークカラーの服との相性もよい。

スマートリングの中では薄型で軽量。中指に装着しても窮屈に感じなかった
内側はシンプル

 ちなみに、発表会でNISHIKIGOIも見せてもらったが、NISHIKIGOIにはアルミ合金が用いられており、ICHIMATSUよりも光沢は強めで、シャイニーな印象。華やかな3色使いで、「これ、INFOBARだよ!」と主張したい人にはNISHIKIGOIがおすすめだ。

NISHIKIGOIは、より華やかな印象だ

 一般的にスマートリングはシンプルな金属色の製品が多い。誰にでも合いやすい反面、個性はアピールしづらい。しかし、指輪はそもそもファッションアイテムだ。今回のINFOBARコラボモデルは、本家のINFOBARと同様に、個性を主張したい人にはもってこいのアイテムとなるだろう。

 リングのサイズはUS6号(内周51.9mm)~US13号(69.7mm)の8サイズが用意されている。購入を申し込むと、まず「サイジングキット」が届き、最適なサイズを選べる仕組みだ。また、auショップで試すこともできるそうだ。

サイジングキットで、つけたい指にピッタリ合うサイズを選べる

 人差し指への装着が推奨されているが、発表会では「どの指に装着しても問題ない」との説明を受けた。筆者は中指につけているが、リングが薄いこともあり、違和感なく、指に馴染んでいる。センサー部分が手のひら側にくるように装着する必要があるのだが、INFOBARコラボモデルの場合、必然的に模様が外側に見えるように装着するので、ずれてもすぐに気づくことができる。

つけるだけで毎日の健康状態がわかる

 Smart Recovery Ringの内側には、光学式心拍センサー、皮膚温度センサー、血中酸素センサー、3D加速度センサーが搭載されている。これら4つのセンサーで計測されたデータから、睡眠の質、ストレスの状態、活動量などがわかる仕組みだ。基本的にはつけているだけでよく、例えば、運動を始める前に心拍センサーをオンにしたり、寝る前に睡眠モニターをオンにしたりといった手間は一切ない。

リング内側に心拍、温度、血中酸素などのセンサーを搭載

 自動的に計測され、AIによって分析された結果は、スマホにインストールした「ウェリー」アプリで確認できる。また、ユーザーに必要と判断された情報は通知も届く。

筆者はiPhone 16 Proとペアリングして使用。App Storeから「ウェリー」アプリをダウンロードして、ペアリングした
「ウェリー」アプリの初期設定時には、簡単な質問が表示される
ペアリングはスムーズに行えた

 充電には、同梱の充電器と充電ケーブルを用いる。充電器の接続口はUSB-Cなので、自分が持っているケーブルを使うこともできる。issinによると約2時間でフル充電でき、電池は最大7日間持つとのこと。筆者が実際に使った感覚でも電池持ちはよく、充電は週に1~2回で済みそうだ。

同梱の充電器に載せて充電する

 実際につけていて、最も役立つと感じているのは睡眠のモニタリング。睡眠時間だけでなく、目が覚めた時間や、レム睡眠や浅い眠りの時間などもわかるので、自身の睡眠を客観視することが可能。毎朝表示されるリカバリースコアにも説得力が感じられる。体調の変化をチェックすることで、健康維持への意識も高まるだろう。

左から、睡眠、ストレス、活動量の画面。リカバリースコアは常に表示される
リングで計測されたすべてのデータも確認できる
睡眠は詳細な分析結果を見ることができ、毎日の変化をチェックすることも可能
ストレス、活動量の詳細画面の例

 なお、「ウェリー」はSmart Recovery Ringだけのためのアプリではなく、多彩なヘルスケア機能を備えている。毎日の運動を記録することができ、手軽にエクササイズができるコンテンツも収録されている。食事や体重を記録することも可能。気持ちよく眠りに就いたり、朝めざめるためのサウンドを設定したりもできる。

「ウェリー」アプリのホーム画面
手動入力で運動や食事を記録することも可能
快眠をサポートする機能も搭載

 体重はissinの「スマートバスマット 体組成計モデル」と連携でき、風呂上がりにのるだけで体重や体脂肪率などが記録される。なお、au限定で「INFOBAR」コラボデザインに着せ替えられるマットも用意されている。

「INFOBAR」コラボデザインに着せ替えたスマートバスマット 体組成計モデル

“何もしたくない人”にもおすすめ

 Smart Recovery Ring/INFOBARコラボモデルの最大の魅力は、なんと言ってもデザインだろう。唯一無二のものなので、機能が目当てではなく、ファッションアイテムとして買っても満足できること請け合いだ。

 スマートウォッチを持っているが、就寝時は時計を外したいという人は少なくないだろう。また、電池がさほど持たないウォッチの場合は、睡眠中に電池が切れてしまう恐れがある。このSmart Recovery Ringに限らないが、毎日の睡眠をきっちりモニタリングしたい人には、スマートリングの利用価値は高いはずだ。

 スマホやスマートウォッチに比べると、使いこなしが容易というか、むしろ“何もしなくていい”というのも魅力。最新のウェアラブルデバイスでありながら、高いリテラシーは求められないのだ。

 Smart Recovery Ring/INFOBARコラボモデルの標準価格は3万5750円だが、クラウドファンディングでの最安値は25%オフの「超超早割」で2万6812円となっている。それは、あっという間に売り切れてしまったのだが、今でも8%オフの「早割」(3万2890円)などで申し込み可能だ。いち早く手に入れたい人は、「CAMPFIRE」のクラウドファンディングページをチェックしてみよう。